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ダリューンとはまた違った感じでジャスワントも過保護だと思う『アルスラーン戦記9巻』

アルスラーン戦記9巻

アルスラーン戦記9巻 の表紙はジャスワント。
シンドゥラ編が終了し、原作の3巻目・落日悲歌の内容がこれで完了。
ジャスワントという新しい仲間も増え、ついにルシタニア討伐に向けて動き出します。

シリーズ全体のあらすじはこちら→『アルスラーン戦記』のあらすじ紹介

以下ネタバレあり

 

簡単あらすじ

波乱に満ちたシンドゥラの王位継承問題も無事決着しパルスに帰るアルスラーン達。ここに来て裏切ろうとしたガーデーヴィに新たな盟約を交わす。一方でヒルメスは、ギスカールに命じられてザーブル城を攻めるのだった

 

詳細あらすじ

「父の敵」として、妻・サリーマの手によってラジェンドラに差し出されたガーデーヴィ。
ラジェンドラはガーデーヴィに宴の用意をすると伝える。

腹を満たし酒に酔わせ、正体を失ったところを苦しませないように殺す。
それがシンドゥラで王族を処刑する際の作法だと言う。

その宴に招かれたアルスラーン。
往生際の悪いガーデーヴィは、アルスラーンが全て悪いのだと割れたツボの破片をアルスラーン目掛けて投げつける。
けれど、その攻撃はアルスラーンに届くことはなく、ガーデーヴィはそのまま処刑される事となった。

ようやく決着のついたシンドゥラの跡目争い。
パルスに戻るというアルスラーンにラジェンドラは礼がしたいという。
その申し出にアルスラーンは「騎兵五百騎」を借りたいと申し出るが、ラジェンドラは「三千騎」貸すというのだった。

それを聞いたラジェンドラの臣下は、アルスラーンに恩義はあれど三千騎は与えすぎだという。
けれどラジェンドラは、夜中に貸した三千騎にパルス陣営で暴れさし、同時に自身が外から攻撃する予定だと言う。
アルスランを人質にしてパルスの領地を少しもぎ取る算段をしていたのだ。

 

夜、予定通りにパルス陣営から火の手があがり、ラジェンドラは突入をする。
けれど、そこは数個の幕舎が派手に燃えているだけでもぬけの殻だった。

困惑するラジェンドラ達の前に放り投げられる同胞の首。
そして、ダリューン率いるパルス軍が姿を現す。

ラジェンドラの奸計はナルサスにに読まれており、逆に策略にはめられたのだった。

捕えられアルスラーンの前に引き出されたラジェンドラ。
ナルサスに脅された後、誓約書にサインすることで命拾いするのだった。

一つ
今回のパルス軍の協力に対し
シンドゥラ金貨5万枚の謝礼を支払うこと

一つ
むこう三年間互いの国境を信仰しないこと。

 

逃げ帰るラジェンドラと入れ違いに、ジャスワントがアルスラーンの元に姿を現す。
パルスとシンドゥラが戦うことがあれば故国についてパルスと戦うが、三度に渡って生命を救ってくれたアルスラーンに借りを返すまでお供をしたいという。

幸いシンドゥラとは不可侵条約をため戦う相手はルシタニアであり、ジャスワントはなんの憂いも無くアルスラーンに味方できるのだった。

 

無事にペシャワールに帰還したアルスラーン一行。
奴隷の解放にカーヴェリー河西岸への入植にルシタニア追討の兵を興す準備に大忙しのナルサス。
そこに、キシュワードから城で気味の悪いことが起こると知らされる。

影のような正体不明のもので、壁や天井を自在にくぐり抜けるソレ。
糧食を盗み、井戸の水を飲み、兵士も三人死んだという。

それを聞いたナルサスは、ある村で地面から出てくる腕に襲われた事を思い出す。
そしてギーヴもまた、シンドゥラへの遠征前に奇妙な気配に襲われた事の話をするのだった。

話を聞いて「ヴァフリーズからバフマンに宛てた密書」が鍵と気づいたナルサス。
エラムと偽の密書を囮に犯人を捕まえようとするが、間一髪の所で逃げられてしまうのだった。

 

一方、王都エクバターナでは、ルシタニア王弟ギスカールが頭を悩ませていた。
ザーブル城にいるボダンと二万余の聖堂騎士団。
それを何とかしたいギスカールは、ヒルメスに討伐依頼を出すのだった。

その依頼には、ボダンとヒルメスを共倒れさせたいギスカールの思惑が透けて見えた。
けれど大義名分の元に兵を集め、ルシタニアの日用で兵士と武器が調えられる。
そして、ルシタニア人を打ち滅ぼせる上、勝てばギスカールに恩を売れるため、引き受けるべきだとサームは言う。

そして兵を募り準備を整える中、サームは捕えられたアンドラゴラスに会いにいく。

17年前の真実をアンドラゴラスに尋ねるサーム。

アンドラゴラスの父王は、迷信深かったという。
自身の子をもってパルス王家が絶えると予言された父王。
そして、更にもたらされた王統を続けるための予言の元に生まれてきたヒルメス。

その出自に驚くサームがアルスラーンの事をアンドラゴラスに問う。
けれどその答えを聞く前に、食事が運ばれてきて話は途切れてしまう。

去るサームにアンドラゴラスは言う。

わしが言うたことをそのまま
信じたりせぬがよいぞ

わしは嘘をついておるのかもしれぬ

あるいは
わしは真実を語ったつもりでも
わし自身が
すでに何者かに騙されておるのかもしれぬ

パルス王家の歴史は
血と嘘に塗り固められておる

第十八代国王たる
わしが言うのだから間違いないわ

 

そして、ザーブル城に向けて出立したヒルメス達。
道中にて盗賊団を倒した男の話を聞いたサームは、その男に会いに行く。

洞窟の中で酒を飲み、陽気に歌っていたのはクバードだった。

自分と一緒にヒルメスに仕えないかと誘うサームに、他人に仕えるのは飽きたというクバード。
けれどサームの話を聞き少し考えた後、嫌になったらすぐ立ち去るという条件でサームに力を貸すこととした。

ザーブル城前にて、イアルダボート神旗を燃やすことで怒り狂って出てきた聖堂騎士団。
ヒルメス達はあっさりと倒してしまう。
そして、残りの聖堂騎士団はまた城に引きこもるのだった。

次の策について話すサームとクバードに近づくヒルメス。
ヒルメスと言葉を交わしたクバードは、どうも性が合いそうにないと去っていく。

酒が尽きたらアルスランの方に行ってみる事も考えたクバードだが、人に仕えるのも王家の内輪もめに巻き込まれるのも面倒と考え、また放浪の身となるのだった。

 

そして、パルス暦三二一年
三月二十八日夜中

魔の山デマヴァント
千年もの長きときパルス国を苦しめた蛇王ザッハーク封印の地

そこを中心とした大地震が発生した

 

感想

珍しくダリューンがちょっと遅れを取っちゃった。
アルスラーンは自分でガーデーヴィの攻撃塞いだし、ガーデーヴィにはアズライールが報復したし。
ってか、ホントにアズライールって強いな。

しつこいラジェンドラにイラっとするダリューンとその後ろで小さくなるラジェンドラの従者がちょっと好き。
コミカライズされると小説では出てこないこういう周りのちょっとしたシーンが見れるのがいいなーって思う。

ラジェンドラが「あなたのことは嫌い」って言われた時の、サリーマの侍女の一人が笑いこらえてるのとか。
ちょっと軽くて強欲な所はあるけど、ラジェンドラもそこまで悪い人じゃないなーって思う。
サリーマとのやり取り見てると。
何となく、表情豊かなラジェンドラ王子好きだったなー。
これで終わるのちょっと寂しいけど、代わりに次からはジャスワントが出てくるからいっか?

表情はあまり変わらないケド、感情豊かな感じのするジャスワントも結構好き。

そういえば、サリーマはジャスワントの出自を知ってたりするんだろうか?
何かちょっと知ってたっぽい描写でちょっとグッと来た。

しかしダリューンの弓はどれだけ強いのか。
いくら強弓っていっても・・・・え?ってなる。
そしれオロオロしながら見てるジャスワントがカワイイ。
何をそんなに心配することがあるのか。

何か過保護が2人増えた感がスゴイあるよね。
あ。でも今回はダリューンの過保護感はあんまりなかったか。
絵で見ると、原作で見るよりも過保護感がすごい増してる感じがするのは何なんだろ??

ヒルメスもサームを頼りにして、周りからもサーム様サーム様って言われてだんだんしょんぼりしてくザンデがちょっと可愛かった。
自分と共に戦いたいって人がいてよかったね!

アンドラゴラスの前に跪くサームを横から見た姿が、ニーソックスを履いてるみたいに見えて仕方が無かった・・・。
そしてヒルメスの出自を聞いて驚くサームを下からあおってるトコは、ズボン履き忘れてるみたいに見えて仕方が無かった・・・。
シリアスなトコなのにね!

しかし、コミックでは予言の内容をはっきり出さないんだ!ってなった。
アルスラーンの出自と一緒に出てくるかんじ?
あ、ヒルメスが知る時にはっきりする感じにするのかな?
まあ、流れというか微かに読み取れるところから分からなくもないからいいのかな・・?

旗を焼かれた時のボダンの顔がヤバイwww
隣にいる人はボダンの通訳か何かかな?
っていうか、普通に同じ国の言葉喋れるよ・・・ね?
あ。ボダンが喋ったのがルシタニアの言葉で、隣で喋ってる人はパルス兵に向けての言葉・・・?

ザンデもだいぶ辛い立場よねー。
そしてクバードはホント自由奔放で・・・。

しかし割と好きだったシンドゥラ編が終わってちょっと寂しい・・・。
ギランの話も好きだけどまだ結構先だしなー。

でも原作にないちょっとした話とか好きだからそれを楽しみにしよう。

 

猫成分

★☆☆☆☆

一瞬だけいた。

 

 

 

 

次巻はこちら

→ ゾット族は惚れやすいという特徴でもあるんだろうか『アルスラーン戦記10巻』ネタバレと感想
 

 

 

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