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あの外見でモデルが自分だと気づかないのがスゴイ『ばらかもん18巻』ネタバレと感想

ばらかもん18巻

ばらかもん18巻 の表紙は腕組みする先生となる。と、その後ろに皆が勢ぞろい。
島に来て1年。同じ様な日々を過ごしながら、みんなが日々成長して変化していく。
先生の成長がとても感じられた最終巻。

前巻のお話はこちら → 『ばらかもん17巻』のネタバレと感想

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

昇級試験に燃える先生。父親が船に乗る事に不安を覚える美和。佳作でも雑誌に載れたタマ。初めて優一郎を「お父さん」と呼べたなる。遠くから助言をしてくれるヒロシ。いつも同じようで日々少しずつ変化は訪れていた

詳細あらすじ

春。
なる達は小学2年生、美和達は中学3年生になった。

けれど小学生には新1年生は入って来ず、なる達は落ち込む。
また美和達も部活の新入生の少なさにがっかりするのだった。

そんな中、川藤が送ってくれたホワイトボードとやっと手元に届いた書道のテキストに先生は浮かれていた。

テキストにそって練習し、昇級をしてもらう。

その言葉通りに字を書道を教える先生。

子供たちの書いた字を見て人に教えるのが、子供たちが上達するのが楽しいとはしゃぐのだった。

うっとりと書道のテキストを見ていた先生は、ふと重大な事に気付いた。

一方の美和とタマは、テレビに康介が映っているのを見て驚く。
慌てて川藤に確認したところ、川藤がTV局に売り込んで週に1回1コーナーだけのキャラだが「こーちゃん」として全国デビューしたと聞かされる。

この事を先生に落ち込ませないように伝えてくれと頼まれた美和とタマ。

めんどくさぁ・・・と思いながら先生の所に行くと、そこにはもう落ち込んだ空気で電話をする先生がいた。

もうすでに知ってしまったのかと驚く美和達をよそに、電話を切った先生は「〆切を間違えていた」と騒ぎだす。
なんでも昇級に関して、初めて作品を送る時は早めに提出をしないといけなかったらしい。

25日をメドにしていたが最低でも15日は送らないとと慌てる先生に、美和達は別にいつでもいいと伝える。
でもそれに対して先生は怒り出す。

バカヤロー

一か月無駄にしたら
一級無駄にするようなもんだぞ

小学生たちはまだいい!!
先が長いから

だがお前たちは違う
高校卒業までに行けるとこまで行って欲しい

基礎は今までコツコツやってきた
あとはスタートダッシュだ

次のテキストに名前が出てなきゃ
やる気が起きないだろ

ちゃんとした実績を
持たせてやりたいんだよ

お前らが島を出る前に

そういって先生はなる達を探しに行こうとしてしまう。

その背中に、どさくさ紛れに「康介がテレビのバラエティで書道コーナーを始めた」と伝える美和。
一瞬落ち込んだように見えた先生だったが、それは妬みなどではなくお金が入るのを羨ましく思っただけだった。

そしてなる達を探しに走りながら先生は、康介にエールを送った。

山村酒店が閉店し、父親の仕事を心配する美和。
けれど巌は船舶免許を活用して船に乗る事にしたから心配いらないと言う。
何でもなるの父・優一郎の口利きでタンカー船に乗る事になったらしい。

なるの父と一緒という事は、巌もいなくなるという事。

いつから?何で?いつ決まったの?と疑問だらけの美和に、巌はなにも心配するなと笑うだけだった。

大切な事を娘に言わないなんてと憤慨しながら愚痴をタマに話す美和。
話を聞いて欲しいだけという美和は、タマが本を買いに行くのについていく。

雑誌を買ったタマは美和と話ながら本をめくる。

そして、自分が書いた作品が佳作で載っている事に驚くのだった。

『しばりちゃんとお兄ちゃん」というタイトルの作品。
そのマンガを見た美和は先生となるがモデルだと秒で気づいた。

描きたいものと描けるものは違うと気づいたタマは、日常系なら周りがネタの宝庫だからいけると思ったという。
そんなタマに美和が総評を読み聞かせていると、そこに同じ雑誌を持った六ノ崎の悪ガキトリオが現れる。

2人の話を聞いていた悪ガキたちはタマの漫画の悪口を言い始めるが、それを美和が雑誌を取り上げて止めた。
感想を言っているだけだ、文句あるのかという悪ガキに美和は言う。

あるに決まってんだろ

アンタらがなんて言っても
私はタマのマンガ好きだから

はい

アンタらの負け

意味の分からない理屈で悪ガキたちを追い払う美和。

そんな美和に感謝しながら、タマは自分のマンガを好きって言ってくれる1人のためにマンガを描こうと心に決めた。

けれど、いつマンガを読んだのかと聞くと読んでいないと言う美和。

読んだことはないが友達だから、という完全なるただの身内票だった。

先生の誕生日に、思い思いのプレゼントを用意して集まるなるとひな、美和、タマの4人。

喜ぶかなとワクワクしながら先生の所に行くと「何の日か分かっているのか、早く準備しろ」と怒る先生がいた。

本人から催促なんて、と呆れながらパーティーの準備をしようとする美和達だったが、その姿に先生は何してんのとあきれ顔で話す。

今日は昇級試験の〆切でもあったのだった。

今日送らないと間に合わず、4人が来るのが遅かったので他の子たちの分はもう午前中に送ってあるという。
誕生日が祝える感じではないと察した美和達はとりあえずさっさと清書を終わらせようとするが、ちゃんと集中しろと先生から厳しい指摘が入る。

途中、宅配所の最終確認をして来ると郷帳の所へ向かう。

確認すると後1時間しかなくギリギリだなと思って戻った先生は、戻るなり誕生日の飾り付けがされた室内に呆然とする。

そのまま誕生日パーティーをしようとする4人に、先生は怒る。
誕生日なんてどうでもいい、自分はお前らのためにという先生。
そんな先生に今度は美和が美和が怒りだしてしまう。

怒った挙句に習字だって先生のためにやっていると口走ってしまった美和は、そのまま帰ってしまった。
タマもそれを追いかけて去ってしまう。

残ったなるとひなに、字が上手になりたいからじゃなくて自分がやれというからやっているのかと確認する先生。
それに「うん」と即答された先生は落ちこんで、家の中に引きこもってしまった。

最悪だと落ち込む先生のもとに、一本の電話がかかってくる。

それはヒロシから先生の誕生日を祝うための電話だった。

ふと、ヒロシに自分がやりたい事をなる達に押し付けてるだけなのか?と先生は尋ねる。
そうだろなと肯定するヒロシに、自分は書道の楽しさを教えたいだけだと言う先生。
そんな先生にヒロシは言う。

いや先生
それはそうなんだけど

何事にもきっかけってのはあるだろ?
オレだって料理始めたきっかけはあるし

まあオレの場合
母ちゃんが初めて作った料理を
ホメてくれたってコトかな

最初はそれだけのためにやってたよ

そのきっかけが半田先生を
喜ばせたいってことなんだろ

あいつらにとっては

それを聞いた先生は、お前は本当によくわかってるなと言い、美和達のもとに行くのだった。

美和達の元へ行った先生は4人に素直に謝る。

すまん・・・
イライラして当りちらして

お前らがオレの誕生日を祝ってくれようとしてたのに・・・
オレは自分の都合ばっかりで

そもそも〆切間違えたのオレのミスだし
全体的にオレのせいで

お前らは何も悪くないのに
本当に大人げなかったというか・・・

というか

戻って来てくれるか?

プライドの高かった先生が自分たちのために謝ってくれている。
先生が成長したと感動し、素直に戻るのだった。

今回の昇級は諦める事にした美和達。
先生の家に戻ると、そこには優一郎からの荷物が届いていた。

中には携帯が入っており、欲しいと思っていたのがバレている?と驚く先生だったが、中に入ってた手紙には「なるに渡して」と書いてあった。

父親から送られた携帯をしっかり充電して常に見つめるなる。

けれど美和が見る限りその電話は全然ならず、先生に聞いてもお父さんからかかってきたことはないという。
その事実にがっかりする美和。

なるの所に行き、優一郎に聞きたい事があるからと電話をかける事を催促するがなるは頑なにそれを拒む。
嫌がるなるに、なぜ電話するのが嫌なのかと美和が尋ねるとお父さんがいる美和には分からないとなるは言う。

それに怒った美和はなるを捕まえ、携帯を取り上げる。

忘れてるみたいだけど

村の子供のお姉さんポジションだから

お姉さんは下に何してもいいって決まってるからね
オーケイ?

一人で悩んでないでなんでも相談してよ

みんな子供の頃から一緒なんだからさ
自分一人の問題だと思わないで

助け合おうよ
それが田舎の村のいいとこじゃん
心開いていこうよ

なるも
心を・・・

心を開いて・・・

違うな・・・

なる・・・
どうしよう

父ちゃんがいなくなったら

どうすればいい?
なる

そうして美和は泣くのだった。

父親が働くことがどんな所か優一郎に聞きたかったという美和。
そんな美和になるは携帯を渡して、かけてと言う。

始めに話すのはなるの方がいいと美和は言うが、なるは頑なに話さないと拒否をした。

自分を置いていった事を許せないのか。拒否されるかもと心配しているのか。
美和はあれこれ心配するが

だって・・・
はずかしいし・・・

と、とても照れた顔でなるは言う。

ずっとなるの心のキズ的なものに気を使っていたのに、ただの憧れの人だった事を知った美和は怒りながら優一郎に電話をかけるのだった。

優一郎から仕事の事を聞いた美和は、内容を聞いて巌にぴったりだと安心する。
そして電話を代わったなるは優一郎と話をし、初めて「お父さん」と呼べたのだった。

それから数日後、巌は元気に仕事へ出ていった。

朝起きて、木下商店で朝ご飯を買う。
登校する子供達を見送り、書道教室の掃除をして子供たちへのお手本を書く。
東野が使う農業重機の音に怒り、奥さんが持って来た昼食を東野と食べる。
お昼寝をして、学校に持って行こうとして没収したなるの携帯にかかって来た優一郎からの電話に出る。
書道教室で使う備品を補充し、学校帰りの子供たちを迎え入れる。

そんな日常の中で、なる達が新一年生の歓迎会の招待状を持って来た。
何でも新一年生は居ないが歓迎会はするというのだった。

そんなある日、手本を書く先生にもう字はかかないのかとなるは問う。

何言ってんだよ

こうして書いてるだろ?

変な話なんだけどな
オレは
オマエらの書く字が
オレの字だと思ってる

全員が昇級してこの教室から
書道家が出るかも知れないだろ?

オレがそれが楽しみなんだ

お前らが成長することが
オレのやりたかったことだよ

その言葉を聞いたなるは、なら頑張らなきゃと一生懸命練習をするのだった。

そして書道教室が終われば、奥さんに誘われて木戸家で夕食。
ヒロシからの電話に出る郷帳を尻目に、釣りの誘いに来た教頭と一緒に釣りに出かける。
釣った魚は白川さん家におすそ分け。
薪で沸かしたお風呂に入り、湯上りに縁側で入ってきた虫と格闘。
そして今日も頑張って働いたと、眠る先生。

一年生の歓迎会に訪れた先生は、祭りみたいな雰囲気にテンションをあげる。
ぜんざいやおにぎりを持って来たという奥さんたちの所に行く前に、子供たちに手を引かれる先生。

そして椅子に座らされ、いない一年生の代わりに先生の歓迎をしますと言われるのだった。

子供たちにいじられながらも、ドッジボールにムキになって遊ぶ先生。
ひと段落すると、ぜんざいを食べないかと奥さんに声をかけられる。
そのまま色々な人達からおにぎりやたまごやき、蒸しパンなど沢山の食べ物を渡されてしまう。

郷長の隣で食べながら、全然お返しできてないなーと落ち込む先生。
皆は持ちつ持たれつの奸計が出来ているのに自分はダメだと落ち込む先生に、郷長はどうでもいい事気にするねと言い放つ。

これね小豆を沢山もらいすぎて
郷長の家じゃ食べきれないから作ったんだよ

白川さん家は漁師で魚がいっぱいあるから
先生に持って行ってるの

沢山あっていらないから
人にあげるんだよ

もらってもいらなかったら
他の人にあげればいいし

田舎ってそんなもんなんだよ
厚意は受け取ってもらうだけでいいんだ

先生はなんでも快く受けとってくれるから
それだけでみんな嬉しいんだよ

すごくいい人になれた気がする

まぁ・・・
それでも何かお返しがしたいと思ったら
その時
先生ができることを
必要とする人にしてあげたらいいんじゃない?

「お返し」なんて言葉をくっつけて渡されるより
先生の厚意をもらう方が嬉しいからね

その言葉に難しいなと言いながら、食べ物の交換をしあう先生と郷長だった。

そこにここからがメインエベントとなるが先生を呼びに来た。

目隠しをして連れて行かれた先にあったのは大きな紙と筆。
それを見た先生は好きな字がかけるなと、筆をなるに持たせる。
そして五等分はムズカシイと呟きながらなる達に書かそうとするのを、違うよとなるは止める。

なるたちが書くんじゃない
先生が書くんだよっ

その言葉に困惑する先生だったが、教頭からも二年生から先生へのプレゼントだと言われてしまう。

なるはずっと先生には先生でいてほしい
先生が字を書くのがみたい

なる

そうだよ先生
子供に囲まれて呑気な先生もいいけど
一番を狙ってギラついた先生も面白いよ

美和

ツンデレと包容のバランスだね

タマ

私も
先生には字をたくさん書いて欲しい

というか仕事をしてほしい

ひな

オレたちに
字を教えてくれるのはいいけど
書道で有名になる手本を見せてほしいよな

二年生の男子たち

言われてますね先生
先生として生き様を見せる時なんじゃないんですか?
みんな見たいんでしょ?
カッコイイ先生を

東野

子供たちの、そして東野の言葉に奥さんたちも初めて見る、楽しみだと言う。

ヤバイ
久々の感覚

先生になるために
忘れてた
この感覚

自分だけの作品
オレの世界を作る感覚

こいつにはいつも背中を押されるな
それこそお返しなんてできないほどに

そう思った先生は、なるにありがとうといい子供たちにサポートしてもらいながら字を書くのだった。

東京で川藤と康介と共に街を歩くヒロシ。
そこになるから写真付きのメールが届く。

それは新入生歓迎会で先生が字を書いた時の写真。

写真を見た川藤はやる気マンマンじゃないかと笑い、康介に短い春だったなと告げる。
そして仕事を取りに行くと言って去って行ってしまった。

残された康介は騒いでいたが、静かに携帯を閉じたヒロシは先生にエールを送るのだった。

港へ向かう先生。
夕日を見ようと思っていたそこには、先になるがいた。

一人で夕日を見ようと思っていた先生だったが、なるといた方が楽しいと思う。
そして、それはなるも同じ思いだった。

そしていつもと同じ様で、違う日常が続いていく。

感想

とりあえず言いたいのは、こーちゃんは本当にそれでいいのか・・・。

あと、なるのお母さんがどうなったのかは一切ないのかー。
それだけは気になっていたのだけれども。。

大人げないのは相変わらずだけれども、先生がすっごく成長したなーと思ってしまう。

どうでもいいけれどもタマの書いた漫画。
あの手ぬぐいと服装を見て、モデルが自分と思わないのがすごい。
なぜそこで美和だと思うのか。
しかも理由が馬鹿っぽいからwww

あと、何だかんだで東野さんと仲良くなってるのが面白い。
普通にごはん一緒に食べてるし。
なんなん。
あ、でも東野さんは一応字をならってるのかな?

そして白川さんトコは漁師だったのね。
そりゃ先生が釣ったやつおすそ分けに行ったら困った顔するわな。

あんだけ大きな紙を用意されて「さあ書いてください」と言わんばかりのシチュエーションで、子供たちに書かそうとする先生の鈍さよ。。
なるはなるでそれだけ先生が字が好きだったんだろうなー。
これからは教室をやる傍ら、自分も作品を書いたりするのかな?

単発でも未来のなる達の姿をもうちょっと見てみたいなーと思ってしまう。

猫成分

☆☆☆☆☆

結局飼わずに終わっちゃった・・・(´・ω・`)


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