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手嶋野の眼鏡はちゃんと回収されたのかな『ボクラノキセキ20巻』ネタバレと感想

ボクラノキセキ20巻

ボクラノキセキ20巻 の通常版の表紙はユージンとヴィンス。特装版は瀬々と手嶋野。
中表紙はついに登場、瀬々とユージン。
中表紙裏は剣を持ったユージンとベロニカ。

思いがけないパティの過去に驚いた20巻。

          

前巻のお話はこちら → 『ボクラノキセキ19巻』のネタバレと感想

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

瀕死の重傷を負った手嶋野に回復魔法を使った山田。その過程で回復魔法の使用条件などが思い出された。槙の話から仁科が神官ではないかと疑われ実証を行う。けれど結局として仁科は神官ではないと証明されるのだった

詳細あらすじ

手嶋野達を探しながら、騎士を大勢呼ぶかどうかに悩んだモト。
人を集めて瀬々へ注目を集めるのを避けるか、人を少なくして犯人を特定しやすくするか。

悩んだ末、瀬々の安全を優先したモトは御堂へと連絡を入れた。

神官全員と魔法を使える騎士を集めてくれというモト。
そのモトの指示を「広木は呼ぶな」という事だと解釈をした御堂だったが、心の中で謝りながらも御堂は広木にも連絡を入れるのだった。

手嶋野と大友を狙った魔法は、威力の小さい騎士も神官も共通して使えるものばかりで所属を明かす手掛かりにはならなった。
魔法の数が多く、手嶋野が消耗してしまった所に更に叩き込まれる魔法。
大友の防御魔法も間に合わず、手嶋野は直接魔法を受けてしまった。

やっと手嶋野達を見つけた瀬々とモト。
倒れた手嶋野をそれを見た瀬々は怒りに我を忘れそうになるが、正体が露見する前にモトがそれを止めた。

そこに更に魔法が撃ち込まれるが、それらは影から広木が放った強大な魔法ですべて相殺されてしまう。

大きな魔法の光を見た晴澄と春湖がその光を目印に手嶋野達の所にたどり着いた。

防御魔法がもう使えない大友は危険だというが、晴澄は「きっと今ここではまだ俺を殺せない」と言い切った。
その言葉の示す通り、そこですぐに止まった。

血まみれの手嶋野を見て、晴澄は救急車を呼ぶと言う。
考えていたやり方があると晴澄は言ったが、手嶋野は「死んだことがあるからわかる、たぶん死ぬ」と呟くのだった。

倒れた手嶋野を前に呆然とする瀬々は、手嶋野の妹の奈々にまた来てねと言われた事を思い出していた。

無理だよ

無理

ごめんね

こいつが死んだら
絶対無理

そこに西園と槙、山田がそれぞれやって来る。

状況を見た山田は、一切何も訊かないで手嶋野を移動させるようにと、皆に指示を出すのだった。

手嶋野の容態をチェックした山田は手嶋野を移動させるように指示をする。
大友、そして広木と共に物陰から見ていた御堂は、山田が回復魔法をかけようとしている事を悟った。

回復魔法に関して疑念があった大友は山田を止めようとするが、彼女はそのまま手嶋野を連れて行ってしまう。

バルトの傷を確かに癒したというリリー。
神官以外にも回復魔法は効くが、掟に反したら破門。

奇跡は一度だけなら示せる。

それなら、信仰を亡くした神官が教会に反目してその力を使ってもおかしくはないが、それが成された記録は残っていない。

回復魔法をかけられた一般人は、傷は癒されてもその後に死ぬんじゃないのだろうか?

その考えに至った大友。

同じ考えを抱いた御堂は、広木を置いて大友に駆け寄った。
晴澄を遠ざけ、回復魔法の仮説について大友に確認した御堂はどうすると大友に尋ねる。

回復魔法をかけなくても死ぬし、かけても死ぬかもしれない。
山田が無駄に神官の力を失うだけかもしれない。

手嶋野の命と神官の力を天秤にかけるのか。

ふと、晴澄の姿を見た大友は、いつかの仔ギツネの事を思い出した。

そしてリリーがバルトに魔法をかけた時の状況を確認し、被術者が回復魔法だと知覚しなければどうかと考えつく。

それはただの可能性。でも、手はそれしかない。

それを聞いた御堂は山田達の元へ向かうのだった。

御堂を見送った晴澄は、上岡の時は病院の治療で何とかなったから手嶋野も外傷だけならと思ったと言う。
けれど手嶋野の言葉を聞いた時に病院じゃ治せないと悟った晴澄。

攻撃魔法は体内に浸透して血と反応する。
だから顔や指先が紅潮する。
手嶋野が受けたのはその作用で内部から壊されていく、高等な魔法。

多分、城の地下でヴィンスも同じ魔法を受けて死んだ。

ヴィンスにその魔法を撃ったのはリュカ。
そしておそらく今回も同じだと晴澄は考えていた。

手ごろな物置に手嶋野を運んだ瀬々とモトは山田の指示でその場から離れていく。

懸念していた神官の力について西園が山田に伝えると、それは想定済みだと山田は言った。
そんな山田に、先に回復魔法の事を手嶋野に話して欲しいと槙は伝えるが、それは追い付いた御堂が止めた。

回復魔法をかけられた神官以外の人は死ぬかもしれない。

回復魔法をかけている、治していると治療中に手嶋野に絶対に感知されないこと。
失神させて傷を治すを繰り返す、それだけが唯一残された可能性。

複雑な治療に御堂も一緒にやると言うが、意識レベルを調節するのは得意分野だと言った山田は一人で治療を始めるのだった。

山田が手嶋野の治療を始めた物置の外で、槙は仁科に回復魔法をかけた事を御堂と西園に話した。

回復魔法の存在を知っていた仁科。
仁科に使っても失わなかった神官の力。
「回復魔法の存在を知っている人にだったらセーフ」かもしれない。
だから手嶋野に先に魔法の存在を知らせようとした。
けれど一般人に回復魔法を使うと死んでしまう。

それなら仁科は神官かもしれない。

残っていた大友や晴澄達の所に仁科と目黒が合流していた。

仁科は一瞬空まで光った大きな魔法の事を聞くが、その魔法の使い手が誰かは分からない。
おそらく校舎裏の魔法痕とおなじく、アリファルド家の魔法。

そこに御堂から大友へ電話が入る。

それは槙が仁科に回復魔法をかけたという話。

仁科は神官かもしれない。

御堂の言葉を聞いて思わず仁科を見てしまった大友。

仁科と目があって咄嗟に逸らすが、視線をやったことを後悔した。

山田が手嶋野を回復して破門、逆に破門されていない槙が仁科を疑って連絡してきた。
そう推測するのは容易い。

大友がそう考えているのをよそに、仁科は呟く。

・・・アリフォルド家
・・・じゃなくて

グレン・シュライバーかも知れない・・・
あの魔法

と。

なぜグレンの名が出てくるのか。
攪乱したいのだろうか?
けれどその場しのぎの疑いで逃れようとする理由はない。
それならば、それは『真実』で仁科の『手札』。
それを『今』切った理由は何だろうか?

そう考える大友は、瀬々の様子の変化に気を取られているうちに話が進んでいってしまう。

『グレンが実はアリフォルド家の息子』という情報が仁科の頭の中にあると考えた晴澄。
その情報は現世では晴澄と広木しか知らないはず。

自分と仁科とグレンの弟だった広木の3人だけで話をしようと晴澄は持ち掛けるが、大友がそれを止めた。

神官かもしれない仁科相手に晴澄と戦力外の広木だけでは危険すぎる。
でもその危険視の根拠が回復魔法である以上、説明できない。
正当な理由を明示できずに口ごもっている間に、仁科が下手に出る隙を与えてしまうことになり大友は頭を抱えた。

大友が強硬な態度をとればとるほど仁科の持つ情報の真実味が増し、仁科の存在の重要性が増す。
教会が仁科に疑念を抱いている事を周知しないわけにはいかないが、協会が仁科をどう扱うか明示できない。
そのせいで教会を出し抜いて仁科から情報を引き出そうとするものが出る。
この場面でこの手札を切った理由はそれだと思い至った大友。

グレンの名を聞いた時の瀬々の表情が気になった大友は、独断で仁科に接触しないように釘を刺さないと、と思うのだった。

長谷部が瀬々にメモを渡した後、急いで皆に連絡しないと、と部屋を出ていった。
そんな様子を見ていた能登は「また、だ」と感じた。

たまに2人だけでコソコソして都合悪そうな雰囲気をだす長谷部と福島。
そんな2人の様子に違和感を覚えている事を金田と話していた。

たまにある変な反応の理由について全く想像のつかない能登だったが、それにモトも瀬々も関わっているというのだろうか。

気になった能登は長谷部を追いかけるように教室を出たが彼女の姿は見当たらなかった。
代わりにモトと瀬々を追いかけた能登は、大きい音と光がに驚いて物陰に隠れた。

そこに広木が御堂が来て、広木が指をさしたらまた光った。

そして御堂がいなくなったため、調子が悪そうな広木に声をかけたという能登。

最初は能登の事を疑った広木だったが、能登の話を聞いて純粋に長谷部と福島の事を心配している事に気付く。
辺にごまかして中途半端に介入されると能登の身が危なくなるだろう。

説明をするが独断では無理だと言う広木は、絶対に何も知らないフリをするように能登に言った。
それが長谷部と福島、そして能登のためにという広木の言葉に、能登は頷くのだった。

回復魔法を使った拷問を行っていたパティ。

前世の自分がしていた事。その時の相手の悲痛な叫び声も山田は鮮明に思いだし、眠れない夜もあった。

そんな記憶を持った山田は手嶋野を治して神官の力を失い、ただ泣きながら謝っていた。

手放したかったの
この力を

手放したところで
前世の記憶が
消え去るわけじゃない

身を守る力も
みんなの戦力としての価値も
なくなるだけ

手嶋野を治したのは
正義感からじゃない

無関係になりたかった

もう降りたかった
この舞台から

だから

みんな

ごめんなさい

謝りながら泣く山田の声で目を覚ました手嶋野。

生きている事を知った手嶋のは、早く戻らなきゃと思った。

以前に言っていた前世の戦争の真っただ中ではなく、瀬々の所に、みんなの所に戻らなきゃと思うのだった。

大友に頼まれて、勝手に仁科の接触しないように瀬々に釘を刺した晴澄。

前世を思い出していないか再確認した晴澄は、どうして関わらない宣言した瀬々が自発的に現場に出てきてるのかと問うた。

思い出したくないんだったら
隠れてて
固い意志で

逆に思い出したくなったのなら
相応に協力するから

瀬々の気持ちに変化があったなら
それでいいんだ

どうするか

はっきり意志を示してほしい

それを聞いた瀬々は思った。

意志とは無関係に浮上する
前世の無意識を
コントロールしようと決めた

『思い出してない瀬々稜』を完璧に演じると

そう
決めた

いつかこの手札を
敵に晒す時

その効果が最大限になるように。

そして瀬々は、黙っているのは無理だと言った。
頭脳はないけど力仕事ならできるので手助けはさせて欲しい、と。
さらに家も貸すし山田にさっき鍵を預けたという瀬々。
でも、もう現場にはホイホイ出てこないという瀬々に、分かったといいながら晴澄は違和感を覚えていた。

瀬々の家で以前、思い出すのか関わらないのか瀬々の選択を聞いた。
あの時と同じような違和感。

何かを間違えているのだろうかと、晴澄は自問自答するのだった。

手嶋野達の様子が気になりながらも教室で待っていた面々に御堂から連絡が入った。

全員無事である事、襲撃の犯人は分からない事。
そして、仁科が重要な情報を握っているので教会の監視下に置かれている事。

それを見た渡辺は仁科を危険視しているのか、警護対象なのかと考えた。
とにかく重要人物で教会は誰も仁科に手を手だしして欲しくない。
それはどんな情報なんだろうか、と。

放課後、神官たちと仁科だけで集まった視聴覚室。

回復魔法について西園が仁科に説明をした。

回復魔法については貴族位をはく奪されて一時的に鉱山で働いていた時の仕事仲間に聞いたという仁科。
相手の素性についてはよく覚えてないという。

回復魔法を知っている神官同士でしか使っちゃダメ。
知らない人には使うことも、話す事もダメ。
その決まりを破ったら破門され、神官の資格と魔法の力を亡くす。
そして使われた人は魔法をかけられた時に死んでしまう。

けれど仁科は生きていて、槙は破門されていない。

だから仁科は本当は神官なんじゃないかと疑っている。

それを聞いた仁科は、ユージンの騎士である事に偽りは無いと言い切った。
調べさせてもらうという大友対して、仁科はありがたいと言う。

身の潔白を確実に証明できる
方法があるというのなら
むしろ有難いね

・・・父 トーマス・ギーバルシュは
冤罪で
斬首されたんだから・・・

さぁ

なんでもいい
調べてくれ!

その頃、晴澄は広木から能登の事について知らされていた。
頭を抱えた晴澄は、どう対応するか考えてみると広木に伝えた。

一方で仁科が強力な魔法の使い手がアリフォルド家じゃなくてグレンじゃないかと言っていた事を広木に伝えた晴澄。

けれど城が襲われた局面でグレンが魔法を使っているところを見ていない晴澄は、その考えに疑問を持っていた。

そんな晴澄に広木は言う。

あの魔法はグレンのだ

私は
現世でグレンに会ってる

黙っててごめんね

命を狙われているグレンは身を隠す必要があった。
魔法も御堂と西園に協力してもらって現世で覚えた。
グレンは誰かは言えないけれど、でも味方。
他の全員にも明かすかは仁科の出方次第だという広木。

晴澄が守りたいものを一緒に守ると言った広木の方針に、グレンもまた則ってくれている。

それを聞いた晴澄はグレンとの最期の会話を思い出していた。

自分勝手な理由でグレンを復讐の円環に取り込もうとしたことで、後悔と自己嫌悪でいっぱいの晴澄。

・・・でも

お前がここに
生きていてくれて
嬉しい

──そう
伝えてくれ

他に言いたい事は
グレンに直接会ったら

その晴澄の言葉を広木は快諾するのだった。

仁科が神官か調べる方法は2つ。

一つ目は神官の魔法を使ってもらう事。

魔法が使えるようになるには資格が必要。

血筋によって先天的に持つ魔法の資格。
職業によって後天的に得られる魔法の資格。

魔法一つごとに契約の儀式を受け、初めて魔法の資格が有効になる。

老いや事故で魔法の記憶を忘れた場合、他社から情報だけ与えられても魔法は発現しない。
契約していない魔法や忘れている魔法は『使えない』。
そして契約している魔法、覚えている魔法を『使えないふりは出来ない』。

上岡を攻撃した魔法を仁科が使えるのかどうかの確証が得たい大友は、まずこの方法を試した。

結果として、神官の初歩の魔法から大友達が知りえる神官魔法全てを試したが、仁科はどれも使えなかった。

神官以外の魔法なら使えると使って見せた仁科。

それは神官や騎士も共通で使える魔法。

ギーバルシュ家が貴族位を剥奪された時点で、血筋に由来する強力な魔法は使えなくさせられたという仁科。
その後にユージンから騎士位を受けたが、魔法の契約の儀式は教会によって制限された。
そのせいで持っているのは共通で使えるような特徴のないものばかりだという。

それを聞いた大友は、2つ目の確認方法に移った。

仁科の口から回復魔法の存在を晴澄と春湖に聞かせるという方法。

神官であればこれで資格が剥奪されて魔法が使えなくなるはず。

けれど、仁科は晴澄達にその言葉を告げた後でも先ほどと同じ魔法を使えた。

仁科は神官じゃなかったのか?
でも、それなら槙は何故回復魔法を使って問題がなかったのか?

これで疑いが晴れたかという仁科に対して、納得のいかなそうな雰囲気な大友。
ついに大友は教会の疑念を離れて見ていた騎士の面々に言ってしまう。

我々は
仁科が神官なのではないかと疑っていた!

仁科は神官ではないと証明されたが
モースヴィーグの騎士でと証されてもいない

そしてこちらにまだ疑問も残っている

それが解消されるまで
付き合ってもらうぞ仁科!

その言葉に戸惑う面々。
それを見た仁科は、こういう目で見られるのは慣れていると言った。

それを見た晴澄は思う。

大友が
ふてくされてわめいている
子供みたいに見える・・・
その態度は不利だ

でもそれを取り繕えない程
仁科の立場を
上辺だけでも気遣えない程の
看過できない
──ひっかかりを
感じているのか

なにか

そして晴澄は大友の肩をつかんで後ろに引いて言った。

仁科!

次は俺の番だ
約束通り

グレン・シュライバーの件に
ついてきかせて!

感想

とりあえず手嶋野が無事でよかったー!

そしてパティが背負ってたのが思ったよりも重かった・・・!!
その前世の記憶は現世に生きる女子高生にはキツイな。
監督役ってそういうアレだったのね。。

戦力が減ったのは大変かもしれないけど、これで山田の肩の荷がちょっとでも軽くなるならいいと思う。
まあみんなの前で晴澄を襲う・・・っていうのは出来なくなったけどさ。。

ってか、よくよく見たら皆が完全にスマホになってる・・・。
17巻ではまだガラケーで喋ってた七浦だったのに!!って思ってよく見たら、18巻でもうスマホに変わってた!!

大友の電話での「どうなった」「誰だ」「俺だ」「誰だ」がちょっと面白かった。
気付いてあげてよ御堂さん・・・。

神官以外の人に回復魔法を使ったら相手は死んでしまう、っていうのは西園にはちょっと酷な話だよね。
結局のところ、何もしなかったらそのまま死んでしまってた相手だとしても。

そもそもの力量は足りてなかったかもしれないけど、リリーが「治してる」ってバルトに伝えなかったらもしかしたら助かってたかもしれないとか。
いろいろな可能性考えたら辛いトコだと思う。

でも「治してる」って言われてもバルトは意味が理解できてなかったから、回復魔法を使われてるって感知できてなかったと思うんよね。
だから単純に間に合わなかっただけで。(それはそれで辛い事だろうけども)

「暖かい」って感じながら眠りにつけたのはリリーのおかげだからそれはそれでよかったんじゃないかなーとは個人的に思う。

あと「回復魔法をかけられたことによって死んだ」なら「魔法によって死んだ」って解釈にはなったり・・・しないかな?
正体不明な渡辺君は実はバルトでしたー!!って・・・さすがに無理があるか。

そして、仁科は一体なんなん!?
あの人だけ何か辻褄が合わない所にいるんですけど!???

どうでもいいけれども、魔法って呪文と供物と資格が揃ったら本人の意思に反して発動するもんなの??
そこに「魔法を使うぜ!」って意志はいらないの??
『覚えている魔法を使えないふりはできない』って言ってあんな検証の仕方するって事は、そういういう事だよね???

仁科=アシュレイの場合。

神官じゃないのに回復魔法を使われて生きている仁科がおかしい。
神官じゃない仁科に回復魔法を使ったのに破門されていない槙もおかしい。

ここから考えられるのは、①回復魔法の存在を知っている人に使っても破門はされない。
②瀕死の重傷じゃない傷に回復魔法を使われても死にはしない。

でもこういう緩い規則の場合、回復魔法の存在が秘匿され続けてきた事に疑問が生じる。

アシュレイが罪人として魔法の制限をかけられてたって言ってたし、実は何かその制限とかが影響した可能性もなくはないけど・・・でも神官じゃないしね?
グレンの事を知っていたのも、あの戦争の時に手引きするような話を持ち掛けられたことがあってその時にグレンの話を聞かされた・・・って可能性もなくはないけど。
結局、回復魔法に関してなんとも言えない気持ち悪さが残るから微妙。

仁科=リュカの場合。

神官の魔法が使えなかったのがおかしい。
晴澄達に回復魔法の事を話しても魔法を使えたのがおかしい。

この件に関しては、そもそも本当に回復魔法の事を口外したら神官の資格が剥奪されるのか?って言う疑問がある。
神官以外に使っちゃったらアウトっていうのは西園と山田で実証されてる。
でも口外したらアウトって特に実証されてなくない??

実際口外するっていってもニュアンスとかいろいろあるじゃん?
「回復魔法はあるよ」「もしかしたら傷を治せるかもしれない」「(瀕死の人に)奇跡を起こそう」。
どこまでがセーフでどこからがアウト?
そして口外してから実際に破門されるまでのタイムラグとか・・・。
「今から治しまーす」(即破門)「やっぱ無理でしたー」みたいな?
それだったら回復魔法を使ってる最中のリリーが「治してますからね」って言ってる傍から魔法が使えなくなってた事になるし・・・。

そもそも相手が信じる信じないとかもいろいろあるだろうし、実は言うだけはタダだったりしない?

とか思ったけれども、仁科から七浦への電話って結構怪しくない?

最初は何かやっぱりアシュレイっぽいのかな?っていうか、「回復魔法があるから」って言葉は「最悪死んでも構わない」とか言ってた人のいう事じゃないよなーとも思ってたケド・・・

「今手嶋野たちを追いかけてる」→ 魔法で撃ちながら追跡中
「神官は回復魔法が使える」→ 手嶋野に傷を負わせれたから神官の力を放棄
「槙のためにもこの事は」→ 他言せずに大人しく黙って見てろっていう脅し

にもとれるなー・・・、と。

ただそうすると仁科さんの体力って無尽蔵・・・?

ケース①
実はリュカはモースヴィーグの落とし子だった。
だから貧民街にいてその後に神官になった。

そして神官としての魔法と、なんらかの方法でその血筋の魔法の両方を獲得。
七浦に「回復魔法あるよー」って言った事で神官の力は消失。
その結果、検証の時に神官魔法は使えなかった。
でももう片方の魔法を使うことは出来る。

ケース②
やっぱりどこかの貴族の子で、アシュレイ見たいに親が冤罪で処刑されて自分も貴族位を失った。
貴族の血筋の魔法は使えないけど、誰でも使える初歩的なのは覚えたまんま。
その後に神官としての魔法を覚えたけど、神官の地位を剥奪されてもそれ以前に覚えてた魔法はそのまま使える。

ケース③
神官由来じゃない魔法を自分で覚えた。
(神官って自分自信に魔法を覚える儀式するって可能なのかな?)

そもそもが「破門されて神官の力を失う」=「魔法が使えなくなる」って同義なのかなという疑念が。御堂も血筋による先天性の資格と職業による後天性の資格があるって言ってたから、神官を破門になっても後天性の資格を失うだけで先天性の資格による魔法はそのまま継続OKなのでは?・・・ってなるとやっぱりどっかの貴族???

もうこじつけもいいトコだなーと思いながらも、リュカなら自分から疑いを晴らす為にこれ位用意周到にしそうとも思ってしまう・・・。

大友達が使えない高度な魔法をリュカが使えるのは、神官としての格が高いから?
それともリュカ固有の魔法だから?
御堂たちには使えないっていうけど・・・格が高い神官なら使えるのかとか、そもそも神官固有のものなのかという情報が・・・。

あと、仁科を教会の監視下におくって聞いた時に渡辺が気にしてたのもすごい気になる・・・。
仁科が持っている情報って実はアシュレイじゃないって情報で、そしたら俺がアシュレイってバレるかもじゃん・・・って思ってるかもだし。

仁科=リュカ問題について今回ですっきりすると思ったのに余計モヤモヤしてしまった・・・

ついでに言えば、広木のグレンに会ってる発言はホント思い切った事したなー。
モトもその線を怪しんでたから変なトコで整合性があってる感じもするけれども。。
でもこの事実を知れば架空の「前世グレン」なる人物にモトは更にヤキモキすることになるんだろうな(合掌)

あと、ガイドブックと合同の抽選プレゼント!当たるとは思ってないけど、希望キャラの選択って悩む・・・。色紙は欲しいけれども、作品自体に対しての思いが強くて誰を選ぶかと言われたら選びきれないというか、みんな好きというか・・・。何かギリギリまで悩んでしまいそう。。

猫成分

☆☆☆☆☆

次巻はこちら

→ ……coming soon……

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  1. まる 2019.06.03 7:16pm

    巻数すすむごとに謎が謎よんでますよねw
    瀬々がユージンかももまたされましたが
    ああやっぱりそうなんだとわかるもっていきかた(コマ割?)が好きですから
    まかなんとかしてくれると期待しますw
    それにしても皆見は瀬々=ユージン説はさわらぬ神に祟りなしでわすれすぎです。
    違和感そりゃあるでしょうみたいな

    リュカはそもそも黒幕なのか
    聖霊は思い出させとうるさいけど現世でなにさせたいとか
    日野とか前世に絵のないままは意味あるのかとかまだまだ続きそうですね
    仁科はリュカであってもアシュレイであっても微妙にもやもやするかな

    • niboshi 2019.06.12 2:54pm

      >まる様
      本当に謎が謎を読んでどんどん深まっていきますよね。(特に仁科と渡辺)

      皆見は、皆見として瀬々の気持ちを尊重したい思いと、ベロニカとして過去をハッキリさせたい・そのためにユージンの記憶が必要、という相反する想いを抱えているがために違和感を感じているのかとも思ったんですが・・・
      もっと深い何かが潜んでそうな気もしてドキドキしちゃいます。

      「黒幕」というのも、微妙に「戦争の黒幕」と「現世で何か企んでる奴(=リュカ?)」というように、案外人によって違う所を指してたりしないのかな?と思う時もあってますます謎が深まりますね。
      日野や菊池に関してはキャラクター紹介のページを見るたびに一瞬、あれ?って思っちゃいます。
      単に男性使用人の影が薄かっただけなのか、何かあるのか気になりますね。
      特に菊池が魔法で襲われたのも自作自演の可能もまだゼロではないですし・・・。

      本当にもやもやするので、仁科の回復魔法の件に関しては早くすっきりしたいです。。

  2. ひかり 2019.07.18 6:55am

    niboshi様
    私は、物語で注目されている仁科の動向より、広木が自らグレンであると名乗りを上げる場面はどういう場面なのだろうかというところから、物語を見ています。そうすると、バルトの転生は必須だと。もともと広木がバルトじゃないかもと感じはじめたときから、ちょこちょこと出てくる渡辺を気にしていました。
    回復魔法で一般人が死ぬのであれば、バルトはリリーの回復魔法で死んだことになり、魔法による死という転生の条件に当てはまります。
    渡辺に皆見が初めて接触した時の、敵は誰だ?モースヴィークかゼレストリアか教会かと問いただす渡辺のその順序や、バルトを名乗る広木を気にするセリフいくつかがとても気になります。
    何の伏線なのか、続きが楽しみです。

    私は以前こちらにコメント差し上げたものですが、なんというハンドルネームだったか忘れてしまいました。
    CDや小冊子のエピソードが本編に登場するようになったという趣旨のコメントでした。

    • niboshi 2019.07.23 2:35pm

      >ひかり様

      以前に、はなひか様でコメントくださってましたね。ありがとうございます。

      確かに今回出てきた『回復魔法で一般人が死ぬ』という話は仁科の正体を問うため以外にも、バルトの転生有無にもかかわってきますね。
      渡辺が皆の前世一覧を見た時に広木=バルトとなっている事や、グレン・バルトの兄弟の事を口にしていたのは気になりました。
      リリーの話からバルトの死因が魔法ではなかった為にバルトの転生はあり得ないと思ってましたが、今回の回復魔法の件で可能性は出てきましたね。
      ただ、アリファルド家の魔法が使われた際に渡辺が何かを考える様子が出ていたため、渡辺=バルトだった場合に、バルトはグレンの出生を知っていたのか・・・など気になる部分が増えてきます。

      個人的には渡辺=バルト、広木=グレンとなった際、恋人のように親しかった相手・皆見(ベロニカ)と仲の良かった異母兄弟・渡辺(バルト)と、割って入る事の出来ない絆のある男子が2人もいる事が同時に判明するモトがとても不憫に思えてしかたがないので、渡辺がバルトというのは無しの方向にしてあげて欲しい気持ちでいっぱいです・・・(;´∀`)

      渡辺の正体、早く判明するといいですね!
      続きも大変気になって楽しみですし、今はガイドブックも楽しみです!!

  3. ひかり(はなひか) 2019.07.24 5:59am

    はなひかでした。
    モト、いいキャラクターですよね。前世を思い出し、カッコよさを増す瀬々とツボになっています。
    この物語の正ヒロインは広木だと思っています。作家さんも、単行本の裏表紙で、広木を描くのに気を
    使っている趣旨の記述がありました。最初それを読んだときは、なぜ?と思ったものです。
    広木が御堂や百花には自らグレンであるのを名乗るのに、モトには言わないというところに希望があると思っています。
    春湖の今彼である皆見に対する想いの変遷にも注目しています。
    同じくきっぱり断られているのに、なお広木に想いをよせているモトもどうなるのか、今後、楽しみです

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管理人:にぼし



とくにジャンル問わず読むが、少女漫画やファンタジー、ほのぼの系が多数。メインは漫画、たまに小説。漫画は完全単行本派。時々小説。Landreaall、ボクラノキセキ、クイーンズ・クオリティが特に好きです。小説は有川浩さん、小野不由美さん、上橋菜穂子さんなど。

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