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前世を巡る物語の幕開け『ボクラノキセキ1巻』ネタバレと感想

ボクラノキセキ1巻

表紙は皆見とベロニカ。
中表紙も同じく皆見とベロニカ。
中表紙の裏のイラストは、どうしても皆見が広木のスカートの中を覗いている様にしか見えない・・・。

現世日本を舞台にした、前世を巡るファンタジー漫画の幕開け。
『皆見晴澄』としての原点となる中学生時代の話から始まり、波乱の幕開けとなる1巻。

 

シリーズ全体のあらすじはこちら→ボクラノキセキあらすじ

以下ネタバレあり。

 

簡単なあらすじ(ネタバレ少)

前世は女王だと言う皆見晴澄は小中学校で浮いていた。ある日、現世でも魔法が使えると判明し前世が夢ではないと実感する。平穏に皆見晴澄として高校生活を送るある日、学校で魔法の力が使われるのを目の当たりにする

 

 

詳細なあらすじ(ネタバレ大)

小学生の時、学芸会で騎士の役をやる事になった皆見晴澄は

『騎士のやり方は知らない。王族だったので両手持ちの心得はないし、うまく演じられるかどうか』

と言い、クラスで浮いた存在となる。
前世や生まれ変わりは普通の事じゃないのか、という皆見を変人扱いするクラスメイト達。
小学校からの持ち上がり多く、中学でも避けられ中で上岡紗耶だけは皆見に普通に接してきた。

周りからは単なる妄想だと言われる皆見の前世。

それでも彼の中では、
ひやりとした医師の壁の手触り
日本語とは違う形の文字
違う発音の言葉
孤独も喪失も
血のにおいも絶望も
死んだ時の事だって
すべて鮮明に記憶されていた。

けれどそれらは今の世界では意味を成さない。
そう思っていた矢先に、皆見は上岡から『証明できるものはないの?魔法とか』と疑問を投げつけられる。

『魔法』と聞いて前世で教わっていた事を思い出すが、同時に魔法は戦争の武器だという事も思い出す。
さすがに前世の証明でその選択はダメだと一旦は思いとどまるが、正直、魔法を使ってみたいという思いと、現世でも精霊が存在するのかという疑問で揺れる。

ある日、とある事から上級生に絡まれ前世の事を馬鹿にされた皆見は、カッとなり魔法を使おうとする。
人が死ぬ力だ
暴力に対する正当な権利だ
戦争の武器だ
と、葛藤する中、同じ上級生に絡まれた上岡の『中学でのやり方があるんだったら、それでやってく方法も覚えないと』という言葉を思い出す。

結局、人が傷つかない方法で魔法を使った皆見は、前世の存在の証明とそして『この世界で皆見晴澄として生きていく』という決意を得る。

その後、皆見は前世の話は若気の至りだったという事にし、知っている人には黙っておいてもらうように頼みながら、ただの『皆見晴澄』として生活をする事に決めた。

高1の5月のある日、にクラスマッチの朝練中、鞄に入れていたノートがクラスメイトに見られてしまう。
そのノートは、前世の言葉で記した、前世の魔法に関する記憶の断片を書き留めたものだった。

前世の唯一の証の様な魔法を、せめて忘れたくないと書き連ねていた皆見。
一瞬、見られた事を焦るが、誰にも分らないだろうとその場はうまく誤魔化して終わった。

そんな中、クラスメイトの高尾春湖と話している所を見ていた広木悠に、春湖の事が好きなのと直球で聞かれてしまう。
大概素直だよねと言われ、言わない理由がないと答えたものの『ベロニカの価値観でものを言うのはダメだ』と広木にアドバイスを求める。
応援するよと言いながらも、皆見が立ち去った後、笑みを消しどこか遠くを見つめる広木。

結果、皆見はふとした瞬間に廊下(しかも公衆の面前)で広木に告白をしOKを貰う。
そこでようやく「この世界で生きていかなきゃならない」じゃなくて「生きていきたい」と思い直す。

明るい高校生活が始まると思った矢先、皆見は学校で魔法の力が使われのを見た。

魔法の光が見えた所に駆け付けた皆見が見たのは、血を流して倒れる上岡の姿。

皆見が隠れている相手に前世の言葉で呼びかけると、同じく前世の言葉で返事が返ってくる。
さらに打たれる魔法を弾く皆見。

その姿を隠れた所から見ていた春湖は、一つの記憶を思い出す。
王女・ベロニカの護衛だった女騎士、リダ・ラザラサーレであった頃の記憶を。

使い慣れない力を使い震える皆見を尻目に、教室から飛び出して逃げていく犯人。
そんな犯人を、『ベロニカ様。どうか安全な場所へ。またお会いできて心より嬉しいです』との言葉を残して春湖が追いかけて行った。

一方、別の所から魔法の光を見ていた一部のクラスメイト達は『ずっと昔に見た事がある気がする』と、光に見覚えがあるという話をしあっていた。
体調が悪いとそこから離れた御堂龍司は、今朝、目にした皆見のノートを持ち出し、自身の前世が神官ジャレット・フロリオという事をはっきりと思い出す。
そして、ノートに書かれた記述から皆見が王女・ベロニカであると確信した。

城にモースヴィーグ兵が攻め込んできたときに、ベロニカを見捨てた教会。
もし協会が一緒に戦っていたらと、前世を悔やむ御堂。

また、犯人を追いかける春湖は、記憶にあるように戦おうとするが、体が追い付かずに苦戦を強いられる。
目くらましに使えるような魔法の供物は持っておらず、新しい髪の毛を使った魔法を使えば殺してしまうと躊躇する春湖。
そこに合流した晴澄が機転を利かせて相手を脅して大人しくさせる。

魔法を打ってきた犯人はクラスメイトの都築だった。
皆見のノートを見てからおぼろげながら記憶が戻ったという都築。
先生たちがやってきてその場は落ち着いたが、前世のリダとして騎士としての振る舞いをする春湖に皆見は戸惑いを覚える。

その夜、皆見にかかってきた一本の電話。
それは御堂からのもので、連絡網の要件と共に『例のノートは俺が預かっている。明日直接話したい』というものだった・・・

 

前世が分かった人

  • 皆見晴澄 → ベロニカ(ゼレストリア・王女)
  • 高尾晴子 → リダ・ラザラサーレ(ゼレストリア・騎士)
  • 御堂龍司 → ジャレッド・フロリオ(神官)
  • 都築   → ?(ゼレストリア・騎士見習い)

 

気になるポイント

  1. 皆見の恋を応援した後の広木の意味深な視線
  2. 校舎の光を見に行ったモトの行方
  3. 魔法をうった人間の袖先
  4. 『特定の誰かの血』が必要な魔法は本当に存在しないのか

 

感想

絵はちょっとんん?という所も多少ありますが、話が凄く面白い。
幼い頃から記憶があり生まれ変わりが普通だと思って生きている晴澄。そんな彼が、普通じゃない、『皆見晴澄』として生きないといけないと思う所から『生きていきたい』に代わる所とかぐっとくるものがあります。
ちょいちょい挟まれる前世の記憶や、皆見ないしベロニカの心理描写もすごく丁寧に書かれています。

1話読んだ時は、正直そのまま上岡ちゃんとイイ感じになっていくもんだと思ってたら、普通に春湖ちゃんとのお付き合いが始まったのにはちょっとびっくりでしたけれども。
皆見のノートの文字や魔法の光に反応して前世の記憶が覚醒していくクラスメイト達。

物語がどう展開されていくのかとても楽しみになる話の幕開けです

 

猫成分

☆☆☆☆☆

ちらりともいない・・・(´・ω・`)

 

 

 

 

 

次巻はこちら

→ 日常の高校生活に波紋が広がり始める『ボクラノキセキ2巻』ネタバレと感想

 

 

 

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管理人:にぼし



とくにジャンル問わず読むが、少女漫画やファンタジー、ほのぼの系が多数。メインは漫画、たまに小説。漫画は完全単行本派。時々小説。Landreaall、ボクラノキセキ、クイーンズ・クオリティが特に好きです。小説は有川浩さん、小野不由美さん、上橋菜穂子さんなど。

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