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女の子の部屋で2人っきりなのに全然動じてない御堂がスゴイ『ボクラノキセキ7巻』ネタバレと感想

ボクラノキセキ7巻

ボクラノキセキ7巻 の表紙は晴澄と瀬々。割といいコンビ。
中表紙は西園とリリーの現世・前世の組み合わせ。ここはどちらも癒し系。
中表紙の裏は巡礼中のカルロ。いろいろ葛藤を抱えてた時期っぽい。

回復魔法の存在が出てきたり、晴澄は春湖の親に挨拶したりと忙しい7巻。

前巻のあらすじはこちら → ボクラノキセキ6巻のネタバレと感想

簡単なあらすじ

ユージンからの手紙に違和感を覚えながらも、記憶を意図的に取り戻す準備を始める晴澄達。裏では七浦達がヴィンスを利用しようとしていた。そんな中、手嶋野はユージンと同じ言葉を瀬々が口にするのを聞いて困惑する

 

詳細なあらすじ

ベロニカとユージン王子の婚姻が決まり達、モースヴィーグ兵がベロニカの城に入った際に歓迎の宴が開かれる。

”貴賤の別なく”

ベロニカの計らいで席の順位も関係なく、使用人も混じって開かれた宴。

師の教えに従い
思う事をおもうままに・・・
やってみるようにしている

ベロニカのその言葉を聞いたユージンは、側近であるヴィンスに「頭の平和なお嬢さんだ」と言う。

けれどその後、ユージンの部屋を訪れたベロニカはユージンに戦況を尋ねる。
望んでもベロニカの城には新しいものは何も届かない。

ベロニカと話したユージンは、ベロニカの前で猫を被った笑い方をするのを止めたのだった。

 

 

黒板に貼られていたユージンからベロニカに宛てた手紙。

ベロニカ

貴女の魂がこの世界に在り私は嬉しい
しかし我が祖国の暴虐は
貴女を苦しめ・・・
私は合わせる顔がない

本当にすまない

安心してほしい
全てデモンストレーションだ
皆の記憶を取り戻し
祖国の悪逆の真実を
白日の下に晒す

それを以て──

・・・・貴女への償いとしたい

ユージン

手紙の内容に内心憤る晴澄。
そして前世の記憶を持つクラスメイト達は、リュカの他に前世を嘘ついている人や名乗りを上げていないものがいる可能性に気付く。
そんな中、仁科は皆見にユージン王子なんじゃないかって思っていたと伝えるのだった。

放課後の前世会議にて魔法や文字、前世の情報によってかけた記憶が戻る因果性があるのを利用し、積極的に記憶を引き出すことが提案される。
瀬々はムリヤリ思い出さないと決めた事を伝え、それぞれが一度どうするかよく考えることとなった。

 

解散後、西園と御堂は回復魔法が実際に使えるのかを試していた。

神官だけの力
自分に対しては使えず、神官相手にしか使えない
精霊に仕える者のみに許された奇跡の力
神官以外にその存在を知られてはならない

神官以外に回復魔法を使えば破門扱いになり、魔法は使えなくなる。

西園の傷を無事に治し、回復魔法も問題なく使えると知った2人。
ふいに西園は、傷を負って倒れるバルトに泣きすがるリリーの姿を思い出すのだった。

 

皆見、春湖、大友、広木の4人はユージンからの手紙について話し合っていた。
手紙の内容に釈然としないという晴澄。

とりあえず、明後日の日曜日に賛同してる者たちだけで記憶を取り戻す事に決める。

そこに診察が終わった手嶋野から連絡が入り、皆で春湖の家にいく事になる。

ヴィンス(手嶋野)がユージンと仲が良かった事について聞きたいという晴澄。
友達程フランクではないが、側近というほど政治的な行動に関わっていた訳ではないと手嶋野は言う。

ユージンがベロニカに「共に来い」といいベロニカが「断る」と返したやり取り。
その場にいたのはベロニカとリダ、ユージンとヴィンス。そして数人のモースヴィーグ兵とゼレストリア兵。
訳が分からないまま王女を捕えて連れてこいという命令が出され、説明を求めても教えてもらえなかったというヴィンス。

黙ってついて来いと言われたが、どこにも何も知らなかった。

その後ベロニカとリダもモースヴィーグ兵の追跡を振り切るが、光の柱の魔法で城が大ダメージを負い、迂回しながらどこかを目指していた。
けれど肝心なことは何一つ分からず、とりあえず日曜日の詳細を決める事にするのだった。

 

一方、七浦は自身の陣営のメンバーが集まる所に槙を連れていく。

ユージン王子がいると槙が緊張しながら着いた先には仁科が居た。
仁科がユージン王子と戸惑う槙に、手紙は正真正銘王子の手紙だけれど王子は今日はここに来ていないと言う。

王子と最初に接触したという七浦。
屋上の一件の後、仁科を誘った。
そして、大木は昨日、使った魔法が土砂崩れの原因になったなら、それを王子の策略にしたいと言われたという。

それを聞いて槙は1組の子が撃たれた件、リュカが足りない事に気づく。
けれど、七浦はあれだけは関係なく、リュカの正体も知らないと言う。

王子を守るために正体は言えず、リスクを増やさないためモースヴィーグ兵も仲間に入れづらいという七浦達。
そこにヴィンス(手嶋野)を仲間にすればどうかと大木は提案するのだった。

その夜、七浦は”黒幕”と電話で話をする。

手嶋野・・・
ヴィンス・エヴァレット・・・
使えるな
利用・・・させてもらおう
あいつなら
最悪死んでも構わない

姫への扇動にもなるだろう
いつまでも隠れていられては困る
表舞台に出てもらわないとな

棋士を統率し
民を束ね
無二の王として君臨し
更に憎悪を
募らせてもらわないと

 

 

翌日、今は使われていない運動場に下見に来た大友。

魔法を使っても街のビルやマンションから見えない事を確認する。

柵を乗り越えた時にできた手の傷を見た大友は、回復魔法について習った時のことを思い出す。

運命を狂わす力だから秘匿されているという力。
精霊の代行者たる神官には、自然に老い肉体が朽ちるまで伝道者たる義務がある。
だから神官だけが使えて、神官にしか使ってはいけない。
でも、使えないわけではない。

その後、カルロは巡礼中に事故の現場に遭遇する。
暴れる馬にやられたその町の司祭と普通の男性。

男性は治療院に、司祭は教会へと運ばれる。

魔法によって一命を取り留めた司祭。
けれど、治療院に運ばれた男性は命を落とした。

こういう現場での対処法としてカルロが教えらえた言葉は

司祭様は
亡くなられました
治療の
甲斐なく

だった。

その先、顔と名を変えて別の任に就くという司祭。
同じ神官でも回復魔法を持たなければ回復魔法は施せない。
教会に回復魔法を会得した者がいないかもしれない。

臨機応変に対応し、諦めるしかない場面もあると聞いたカルロ。

ありがとうとお礼を言う助けた司祭の言葉が
父を亡くし泣き叫ぶ幼い子供たちの姿が
修道院の前に横たわる仔ギツネを見つけた時のベロニカが
そして、心のままに行動せよというモストン司教の言葉がカルロの中で渦巻く。

あなたが俺を
親のない俺を
こうして育てたのに
なぜ惑わせる

教えに疑いはない
なのに
こみ上げるこれは
なんだ

そうして嘔吐するカルロ。

その記憶に大友も引きずられそうになる。

けれど、すべてを思い出すまでは何も考えるなと大友は思考を切り替えるのだった。

 

 

一方、晴澄は手嶋野、矢沼と共に瀬々がバイトするカラオケボックスに訪れた。

王子がいるけど、どうすると矢沼に訊ねる手嶋野。

手嶋野は王子には従わないが、もし王子が姿を現して言い分も聞いて納得できるのであれば協力するかもしれないと言う。
そして矢沼もそれでいいというのだった。

また矢沼は、王子のように皆に顔向けできない気持ちがあると言う晴澄に、ベロニカだと皆に明かしても謝っちゃダメだと言う。

前世の責任・・・
負う必要ないって言ってたじゃん
でも
皆見が謝っちゃったら
・・・なんつの

前世の責任を
皆見は今も
負ってるって事にならねーか・・・

手嶋野みたいに
前世のこと
全然ひっぱらねーって奴も
他にもいるかもじゃん

でも
皆見が謝っちゃったら
そういう奴らも

”謝んなきゃいけない事なのかな”って
思っちゃうじゃん・・・てか

”後悔とか悪事とか相手に謝るべき・・・”
”謝らせるべきなのかな”・・・って

個人で・・・勝手に想うのはいいと思うんだ

ダメかもだけど

・・・でも
皆見が言うのは
影響力大きいんじゃ・・・

それを聞いた手嶋野も、周りにいる奴らは大丈夫だろうけど、深くかかわっていない奴らには「今は今」ってのを体現した方がいいという。

「皆見も王女も合わせて自分」という晴澄には切り離すのは難しいかもしれないが、王女としてキゼンとしてないといけない。

それを聞いた晴澄は笑う。

すげー矛盾だな!
王女として
「前世は無関係」と説く
ってよ

・・・それが俺の役目なら

日常を守るためならいいよ、できると晴澄は自分に言い聞かせる。
崩れ落ちる城の前で、謝罪だけを繰り返し絶望するベロニカ。

けれど

信じてるから どの道

春湖のその言葉が晴澄に前を向かせる。

晴澄と入れ違いにトイレに入った手嶋野。
トイレの外で繰り広げられる瀬々と晴澄の会話を聞く。

お客の女の子たちにメアドを聞かれたという瀬々。

「頭の平和なお嬢さんだ」

前世の言葉で呟かれた言葉。

それは、ユージンがヴィンスに言葉と同じだった。

確定ではない。
けれど、どうるすのが正解なのか分からず、手嶋野は立ち尽くすのだった。

 

前世の発覚状況

★は晴澄=ベロニカと知る人

ゼレストリア

★皆見 晴澄 ⇔ベロニカ(王女)
★高尾 晴子⇔リダ・ラザラサーレ(騎士・王女の護衛)
★都築⇔オーブリ・ヴィカンデル(騎士見習い)
七浦 晃⇔コットン(騎士見習い)
★広木 悠 ⇔バルト・ベルバニア(騎士見習い)
★目黒 翔⇔シスモンド(騎士見習い)
一ノ瀬ひなた⇔ニーナ・ブーシェ(侍女)
榎本 美樹⇔コーデリア・ベイン(侍女)
長谷部 杏奈⇔アデル・オルコット(侍女)
★菊池 孝⇔ベント・ドゴー(使用人)

モースヴィーグ

★矢沼⇔オーギュスタン・フォーゲルクロウ(騎士・近衛隊長)
大木 愛⇔カーラ・クレティエン(騎士)
★手嶋野 尚⇔ヴィンス・(騎士)
仁科⇔アシュレイ・ギーバルシュ(騎士)
★元井⇔カルヴィン・プランタード(騎士)
木村 真希⇔ミミ・ジーノ(侍女)
福島 実果⇔ベラ・アビントン(侍女)
日野 光介⇔ダグ・リーキー(使用人)

教会

★大友 辰哉⇔カルロ・ヴェールバルド
西園 百花 ⇔リリー・エクルストン
槙 優菜⇔シドニー
★御堂 龍司⇔ジャレッド・フロリオ
山田 美月⇔パティ・ハーシェル

不明

★瀬々 稜
阿部
渡辺

 

気になるポイント

  • ベロニカが憎悪を募らせて誰に何のメリットがあるのか
  • 西園は傷があるフリをするのかな?

 

感想

カラオケボックスでハハって笑う仁科に対して超嫌そうな顔する槙ちゃんがちょっとツボった。

春湖の家に行くって聞いて固まる晴澄。
そして演説の様に挨拶し、いきなり「大好きなので大事にします」と言い出す男子高生。
後ろで見てる手嶋野と大友がちょっとかわいそう!
めっちゃ居た堪れなくなってる。
広木だけがなんかすっごく嬉しそう。

クッションを尻にひくなってどんだけ心狭いんよwwww

クソ王子が偉そうににたいして、偉いんだよって返す広木が好き。
その通りです!

クラスの女子が怖いという手嶋野。
付き合ってからゲイル司教でしたーとかかなり笑えるwww
ってか、前世気にしてたらクラス内でほぼカップルできない気がする・・・。
まあ、今の所、晴澄と広木以外は性別そのまま引き継いでるみたいだけれども。
あ、西園と御堂なら問題なさそう?
でもそんな雰囲気みじんもないもんね。

もうこの状態でカップル誕生とかいろいろな策略が潜んでるとしか思えない。

春湖がリダでも好きだよってさらっと言っちゃう晴澄君。
ホント、物言いがストレートだよね。さすがベロニカ様。

そして記憶戻ってたら絶対に付き合えなかった説がとてつもなく真実味を帯びてて笑える。
そんな事になればほのぼの要素が減ってしまう。。

突如として三つ編みができるようになった兄。
妹が小さいから誤魔化しが聞くけど、年齢によってはすさまじい追及がきそう。

大友というかカルロというか。
晴澄(ベロニカ)とはまた違う葛藤というか何かいろいろなもの抱えてそう。
真面目で教えてに背く気は無いけど、感情面がそれを受け入れきれてないというか。
全部思い出した時に大丈夫か大友さん!って感じ。

瀬々=ユージンでいいのかな。
ユージン何気にベロニカのこと気に入ってるっぽいよね。

そして冒頭で宴の席について文句を言いながらも、一口食べて速攻で考えを改めるオーギュスタン。
単純すぎる。

いろいろ情報が盛りだくさんな7巻。相変わらず密度が濃いなー。

 

猫成分

☆☆☆☆☆

誰かのお家にいてもいいのに

 

 

 

 

次巻はこちら

→ 珍しく晴澄と春湖が恋人っぽい『ボクラノキセキ8巻』ネタバレと感想

 

 

 

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