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ときどき広木は役者になれるんじゃないかなって思う『ボクラノキセキ9巻』ネタバレと感想

ボクラノキセキ9巻

ボクラノキセキ9巻 の表紙は通常版は晴澄と大友、広木というなんとも不思議な組み合わせ。
特装版は幼いベロニカとグレン、バルト。

中表紙は槙とシドニー。シドニーがどういう人物か全然出てこないからちょっと気になる。
中表紙裏はアシュレイとカーラで美男美女の組み合わせ。

七浦がキレイに嵌められちゃう9巻。

 

     

 

前巻のあらすじはこちら→『ボクラノキセキ8巻』のネタバレと感想

 

以下ネタバレあり

 

簡単あらすじ

七浦の後ろに居たのはユージンでは無く彼らもユージンを探しているという。コットンの裏切りを知る「黒幕」から槙や王女を守ろうとする七浦。一方でことごとくアリバイのない七浦の真意を探ろうと晴澄達は動き出した

 

詳細あらすじ

王子・・・
嘘だ・・・
どうか・・・
出てきてくれ
・・・言ってくれ
こんなの
王子の
命令じゃないと・・・!!

倒れた仁科が悲痛の叫びをあげる中、次々と魔法で攻撃をされる。
手嶋野が相殺し晴澄が反射をするが、目くらましの魔法が放たれてしまう。

晴澄と手嶋野が目くらましで動けなくなっている間に、槙を行かせた小部屋に仁科を運ぶ七浦。
仁科を置くと鍵を閉めろと言って出て行ってしまう。

心配する槙に仁科は秘密の回復魔法があるのは本当かと問う。
訊ねられた槙は悩むが、誰かが命を落とすことが一番最悪だと考え魔法を使う決心をする。
怪我をしたのを晴澄達に見られているから傷を少し残して欲しいと言う仁科に、お人よしだから王子にいいように使われるのだと槙は思うのだった。

七浦は倒れる晴澄と手嶋野相手に、脅しにもう一発魔法を撃とうとする。
けれど前世で自身が殺したモースヴィーグ兵の幻覚をみて怯んでしまう。

その隙に乗り込んできた春湖とモト。
とっさに七浦は魔法を撃つが、春湖が簡単に相殺をする。
引き上げようとする七浦に晴澄の声が届く。

卑怯者!
恐怖の実感を伴えば
より深く思い出すってのは
よーくわかったよ!

だが
この期に及んで!
ユージンの名で
騎士たちの忠心を!
踏みにじる行為
断じて許さない!

その言葉を聞き窓から逃走した七浦は森の中で矢沼とすれ違う。
足を怪我して追いかけられない矢沼はとっさに手嶋野に連絡をした。
連絡を受けて飛び出すモトと手島野。

隠れていたという仁科と合流した晴澄は大友に連絡し、参加をしていない7人に片っ端から連絡をするように指示をした。

結果、7人中6人は特に問題がなさそうだったが、七浦だけが電話にでなかった。

犯人は屋上の時のグループだと推測する晴澄達。

”王子”と名乗る人物に神官リュカは前世でも今世でも王子の言いなりの様に見える。

全て王子主導の計略にも思えるが、晴澄は本物の王子という確証はないと言い切る。

晴澄は出てきて証明するまで認めず、信じないというのだった。

 

ふと、福島はベラだった頃の記憶を思い出す。

恐怖で蹲っているベラを引っ張り城から出ようとするミミ。
2人で逃げまどう途中、ゼレストリアの侍女コーデリアが死んでいるのを見つける。
その耳にはピアスが付いていなかった。

ミミもモースヴィーグ兵がゼレストリアのピアスを取っていたのを見たという。
倒れている人間全て、モースヴィーグ兵は付いているのにゼレストリア人だけピアスが無かった。

 

教会が作っているピアス。
王家に子供が生まれるとその子だけのピアスが教皇庁で作られる。
作られる数も全て教会で管理され、その人専属の騎士や使用人は同じピアスを片耳につける。

ピアスを無くしたグレンも新しいものを教皇庁に申請していたが材料がなく新しい物が出来なかった。
けれど手嶋野の記憶の中、地下に居たグレンはピアスをしていた。

王女付きの証以外に何か意味のあるピアス。

大事なことはことごとく思い出すことが出来ない。

リミッター・・・

・・・のようなものが
かかっているのかもな
頭に
記憶に

恐怖で記憶を封じる・・・のは
よくあるらしいが

それをも上回る慄然たる
・・・地獄?
禁忌?

果たして思い出していいのか?
俺たちの手に負えるのか?

大友の問いかけに仁科は思い出さないといけないと言い、広木も死んだ者への手向けとなるのならと応えるのだった。

 

 

解散後、七浦が休むカラオケボックスに訪れた槙。
不安がる槙に、仁科が魔法で撃たれたのは仁科の案だと七浦は言う。
そして七浦に命令をしているのは王子ではなく、七浦達もまたユージン王子を探していると告げるのだった。

仁科が晴澄がユージン王子じゃないかと疑っていた。
真実の追及に否定的や立ち居振る舞いが仁科から見ると『ぽい』と感じるという。

槙に嘘ばっかりついてきた七浦。
もう嘘は言わないけれど、槙を守るために秘密を持つことを許して欲しいと告げるのだった。

他のゼレストリアの騎士とはどうしても協力し合えないのかと問う槙に是と七浦は答える。
そうしてコットンの事をよく知らないと思った槙は士官学校時代の事を訪ねるが面白くもないと一蹴される。

けれど、アシュレイに指針みたいなものをもらったから約束を守らないとという七浦。

王女を守るって約束


秘密ばっかで
ごめん

でも俺は
アシュレイとの
約束通り

あいつから
王女を守る

槙の事も
ぜったい守る

ああ
グレン
お前も

お王女を全力で守るだろ
ここにいたら

 

大木もまた仁科から王子がいない事、今回の怪我が自分の発案であることを明かした。
それを聞いて、王子が仁科を利用して怪我をさせたんじゃないと分かって安心したという大木。
仁科にひっそりと想いを寄せる大木は、王子がいなくても協力させてと申し出るが、仁科には伝わっていなかった。

 

 

一方、瀬々のカラオケボックスを訪れた晴澄は仁科が怪我をしたことを告げる。
瀬々の反応を見て「黒幕像」と瀬々が何かズレていると感じる晴澄。

上岡への魔法攻撃、土砂崩れ、黒板の文字、屋上の攻撃、そして今回。
全てにアリバイがないのは七浦。
そして七浦は晴澄がベロニカであることを知らない事を利用することに決めた晴澄。

広木にバルトとしてコットン(七浦)の事をどう思うと尋ねる。

七浦の中に
コットンが・・・
色濃く残ってるんだとしたら
・・・懸けてる
全部を

だからこっちも
やるなら徹底的に

向こうの目的を暴くまでは
情なんか見せなくていい

今コットンが何に
命を懸けてるかは
わかんないから

 

そうして「ゼレストリアのみんなに大事な話がある」と七浦を呼び出した晴澄。

七浦が到着するとそこにはゼレストリアの騎士みんなと、教会から大友、モースヴィーグから手嶋野が呼ばれていた。

突然、自分がベロニカだと明かす晴澄。

七浦以外の、元々晴澄がベロニカだと知っているメンバー達も打合せ通りに初めて聞いたふりをする。

動揺を何とか隠す七浦。

大友が言うベロニカの固有魔法が、魔法を反射する魔法だと聞き晴澄の話を信じる。

名乗りを上げてユージンを引きずり出すという晴澄に危ないんじゃないかと告げるが、晴澄は頑として聞き入れない。
その姿に春湖や広木も賛同する姿を見せる。

七浦は味方だと言おうか一瞬悩むも、まだ「あいつ」に逆らうわけにはいかないと考え直し、ゴタゴタは嫌だから守るとか知らないと伝えるのだった。

帰り道にどうしようか七浦は悩む。

「あいつ」が何をするか分からない以上、晴澄の正体は明かせない。
でも王女を守るつもりだとバレるわけにはいかない。

七浦の脳裏に「あいつ」の声が蘇る。

ユージン王子・・・
そして
ベロニカ姫を見つけないと

コットン・オルヴェ

君はかつて
ゼレストリアを裏切った

手を貸して
コットン

そうすれば
君の裏切りは
誰にも話さない

 

翌朝、晴澄の下駄箱一通の手紙が入った

ユージン王子は
敵側にはいない

敵はユージン王子と
ベロニカ王女を探してる

ベロニカ王女である事は
絶対に明かしてはいけない

敵に知られてはいけない
敵の思惑は底知れない

身に危険の及ぶ可能性がある

この手紙も他言無用

 

これで七浦が敵側に居る事、瀬々が黒幕ではない事がほぼハッキリした。
それと同時に、瀬々が何者か確かめるために瀬々が襲われる可能性があった。

七浦が敵側に居る事が分かった一方で、西園は瀕死のバルトに回復魔法を使った事を思い出すのだった。

 

 

前世の発覚状況

★は晴澄=ベロニカと知る人

ゼレストリア

★皆見 晴澄 ⇔ベロニカ(王女)
★高尾 晴子 ⇔リダ・ラザラサーレ(騎士・王女の護衛)
★都築 真 ⇔オーブリ・ヴィカンデル(騎士見習い)更新
★七浦 晃 ⇔コットン・オルヴェ(騎士見習い)更新
★広木 悠 ⇔バルト・ベルバニア(騎士見習い)
★目黒 翔 ⇔シスモンド・バルテルス(騎士見習い)更新
一ノ瀬ひなた⇔ニーナ・ブーシェ(侍女)
榎本 美樹 ⇔コーデリア・ベイン(侍女)
長谷部 杏奈⇔アデル・オルコット(侍女)
★菊池 孝 ⇔ベント・ドゴー(使用人)

モースヴィーグ

★瀬々稜⇔ユージン(仮)
★矢沼 孝史⇔オーギュスタン・フォーゲルクロウ(騎士・近衛隊長)更新
大木 愛⇔カーラ・クレティエン(騎士)
★手嶋野 尚⇔ヴィンス・エヴァレット(騎士)更新
仁科 瑞樹⇔アシュレイ・ギーバルシュ(騎士)更新
★元井 隼人⇔カルヴィン・プランタード(騎士)更新
木村 真希⇔ミミ・ジーノ(侍女)
福島 実果⇔ベラ・アビントン(侍女)
日野 光介⇔ダグ・リーキー(使用人)

教会

★大友 辰哉⇔カルロ・ヴェールバルド
西園 百花 ⇔リリー・エクルストン
槙 優菜  ⇔シドニー・ベイル更新
★御堂 龍司⇔ジャレッド・フロリオ
山田 美月 ⇔パティ・ハーシェル

不明

阿部
渡辺

 

感想

この時の仁科君は、晴澄が反射の魔法を使ったのを見てないって事でいいのかな?

何故、仁科が回復魔法の存在を知っていたのか。
そして傷を少し残すっていうのは、本当にバレたら槙が不味いと思ってたのか。

春湖ちゃんの魔法強い・・・。
七浦の魔法2つくらいいっきに相殺してる。
名門だから使える魔法も強いのかな?

走って帰ってくる槙を見て、犯人の性別もちゃんと矢沼に確認する晴澄。
はっきりしないのは全部疑うけど、一切それを相手に悟らせないのがスゴイ。

そしてゼレストリアのピアスの回収をしていたモースヴィーグ兵。
どうあってもコーデリアが魔法で死んだように見えなかったのは私だけだろうか・・・。
あれは紅潮してるの?汚れてるの??これほどカラーで見たいと思った事はないだろうよ

何か貴族の騎士って特に悩みもなく忠実に任務に就いてるイメージだったけど、意外とみんないろいろあったのね。
どうしてもちょっとコットンのガラが悪く見えてしまう。。

しっかし、前世がベロニカであることを明かしてる、明かしてないっていうのをここまで上手く利用するのは凄いと思う。
まんまと引っかかってしまってるけど、これは引っかからないほうがおかしいよねっていう勢い。

驚いた演技するってなった時に大友の心配をする広木と、こっそり春湖の心配をする晴澄と手島野www
春湖ちゃんも超不安そう。
ってか、こういう時の広木は凄いな。
めちゃナチュラルよ。

「あいつ」も「コットンの裏切り」もいろいろ気になるところだけれども・・・。

リュカ・カルロのベロニカの男性関係についての会話から、リリーとバルトの姫の婚姻の会話にスライドして、そのままリリーがバルトに回復魔法をかけるシーンに繋がる感じが凄い好き。
回想から回想を渡っての現世っていうののすごい自然なながれがおーってなる。

ただし、読めば読むほど気になる事が増えすぎて大変ではある・・・・。

 

猫成分

☆☆☆☆☆

(´・ω・`)

 

 

 

次巻はこちら

→ ひっそりと御堂がいろいろな事を抱え始めた気がする『ボクラノキセキ10巻』ネタバレと感想

 

 

 

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