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みんなが交通費をどこから捻出しているのかが気になる『ちはやふる41巻』ネタバレと感想

ちはやふる41巻

ちはやふる41巻 の表紙は千早と千歳の姉妹コンビ。

そで部分の句は81番の

ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただありあけの 月ぞ残れる
(ほととぎすが鳴いた方を眺めると、ただ夜明の月だけが姿を残している)

名人戦、クイーン戦を目前に控え、自分が信じる道へ向かって歩き出した41巻。

前巻のお話はこちら → ちはやふる40巻のネタバレと感想

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

動画配信がきっかけでネットで叩かれるようになった詩暢。千早は詩暢を一人にさせないとテレビに出始めるがその事が千歳との溝を生んでしまう。クイーン戦を目前にして立ち尽くす千早だが瑞沢の皆が千早に力をくれた

新たな登場人物

丸井 雪子(まるい ゆきこ)

  • 丸丸堂スノー丸ブランド広報
  • 脅威の50歳
  • 近眼で老眼のため二重眼鏡

周防 正(すおう まさし)

  • 名人・周防久志のいとこ
  • 29歳
  • 美容師で野菜の直売所もやっている

詳細あらすじ

どうすれば詩暢のあの手をかわして五番勝負に持ち込めるか。
その打開策を考えていた千早は、詩暢のYouTubeの動画を見た。

それは詩暢と新の試合で、詩暢は新たに3連敗をしていた。

反省会をする詩暢は「ふだがみんななんとなく新を好きでイラっとする」と零す。
その呟きを聞いた千早は部室に走り、詩暢の定石を並べた。
並べたのは取り札ではなく、絵の描かれた読み札。

それを見て千早は、詩暢が札が小さな神様みたいに見ていると言っていた事を思い出す。

一つの家の中のように並べられた札たち。
そして、いつも詩暢がしていた札に対する礼。

涙ぐみながら千早は札に礼をした。

こんにちは

ご挨拶が遅れました

みなさんが
詩暢ちゃんの
お友達であり

詩暢ちゃんの
おうちだったんですね

千早は渡会から言われた事を思い出す。

おかしいわね

かるたはずっと
友達だったのに

いまでは
かるたが子供みたい

遠くなるの

たぶん
かるたの方が
長生きだから

思っちゃうのよ

詩暢ちゃんも
きっといつか
同じような気持になるって

綾瀬さん

詩暢ちゃんに勝って
泣いて笑って
同時代をずっと戦えるような

ほんとの友達になって

千早はやっと「崩すべきは敵陣左下段、守るべきは自陣左下段」の意味を理解した。
取られるとダメージの大きい札や早めに敵陣に送りそうな札の、その意味や動機も。

そして千早は、自分が詩暢を一番理解する者になると決心した。

予備校の帰りに周防とカフェに入った太一。
突如周防は「ひとかど」の言葉の意味を太一に尋ねた。

「ひときわ優れているという意味の「ひとかど」。
漢字では「一廉」と書くという。

そして周防の知り合いにいる「兼子(ゆきこ)」ちゃん。
本当は親が「廉子」と名付けるつもりだったのに、出生届けの書類に間違って「兼子」書いてしまった。
だから自分は半端な人間でひとかどの人間になれなかったと笑っていたという。

そして突如、挑戦者決定戦の時の「言うことひとつ聞いてください」って何だったのかと尋ねる周防に、勝てなくてカッコ悪いから言わないと太一は返した。

あんなこと
言うってことは

きみは想像したんだよね
綿谷くんに勝つこと

その次は?

名人戦は?

きみが名人戦で勝ったら・・・

名人になるほどの弟子を育てたら
ひとかどの人間になれたのかな

──・・・うそ
思ってないよそんなこと

きみは弟子じゃないし
だれが来ても
名人戦では
ぼくが勝つし

そういって帰っていく周防。
その後ろ姿を見送った太一は、長崎で「兼子」という人物がフェイスブックで見つかるかなと探した。

そして周防のいとこのSNSに「兼子」という名前を見つけるが、その写真は写っている人物が多くて「兼子」がどれか分からないのだった。

新に勝って周防を長崎に返す予定だった太一。
けれど負けてしまったから、自ら長崎を訪れた。

そして周防の従兄弟、周防正がやっている野菜の直売所を訪れた。
そこで周防久志の名前を出すと、思いがけない歓迎を受けてしまう。

沢山の親戚に太一は迎え入れられる。
ふと周防の両親の事を訪ねると、分らんくなってきたと家系図を書き始める親戚たち。
「兼子」の名前は周防の父方の伯母の所にあった。

羽田から長崎まで
飛行機で2時間

うちからでも
全部で4時間かからず来た

帰りたくても
帰れない理由を
知りたくて
ここまで来たけど

帰れない理由なんてどこにある?

そう思う太一は、畑で「兼子」ちゃんに会った。

周防と同じ形のサングラスをした兼子。

サングラスの事を訪ねると、網膜の病気でつけたままだと兼子は言う。
視野が欠けてしまうから和菓子屋のパートもとうとう辞めたという兼子は、周防の事を太一に尋ねた。
元気にしているだろうか。
そう訊ねながら、兼子は涙を拭うのだった。

一方の詩暢はまた新の元を訪れていた。
勝てない相手に挑まないでなにがクイーンだと思う詩暢は、勝てるまで帰らないと新たに勝負を挑む。

けれど途中で母親から電話が入り勝負は途中で中断されてしまう。

しかもYouTubeの事で学校から呼び出しがあったと知らされた詩暢。
母親からおばあちゃんに迷惑がかかるようなことは許さないと言われ、しぶしぶ京都へと帰るのだった。

駅まで詩暢を送る新が、何故YouTubeを始めたのかと問うと金だと即答される。

結川と小石川と共にスノー丸の丸丸堂に支援の営業に行った詩暢。
けれど知名度がない事で支援は得られなかった。

その帰り道に小石川が自分が手伝うからインフルエンサーになってやろうと言いだす。

悔しいじゃん

こんなに強い俺らのクイーンが
知名度ないって言われて

悔しいじゃん

そうして詩暢は、小石川から常にカメラを回すように指示される。

いつもと違うことを何でもチャレンジするように言われた詩暢。
映像は小石川が編集し、結川がテロップを入れるという役割分担ができていた。

そんな話を聞いた新は、カメラを受け取って詩暢に向かって回した。

そして何を見てかるたを撮ってるのかと聞いた。

小さな神様やと返す詩暢。

百人一首の勉強もしたけれど、けっこう変えられている部分もあると分かったと詩暢は言う。

時代によって変わっていく百人一首。
関わる人がいろんな思惑でより多くの人に伝わるようにしてきたのだろう。

競技かるたやってそうや

千年の時を超えて
私ら
好き勝手して

それを神様たちはきっと
おもしろいなあと
思ってながめとるんやろうなぁって・・・

変なこと言っとるやろか?
うちのやっとることは
たんに 親に迷惑かけることやろか?

詩暢のその言葉に、新はそんなことないと返すのだった。

そうして親が学校に呼び出された詩暢は、クラスメイト達からも嫌味を言われていた。

アンチスレッドで叩かれまくっている事を詩暢に教えたクラスメイトは、かるたがやりたいんじゃなくてそれを利用して有名になりたかったんだねと詩暢に言う。

そんなクラスメイトに詩暢は、書道やピアノの習いごとをやったことがあるかと問うた。

バイトの情報誌とか見とると

書道とかピアノの先生とか
募集がたくさんあるんや

時給とか日給とか
書いてあって

なんて豊かなんやって思う・・・・・・

でもかるたはちがう

かるたの先生を
お給料のある仕事として
募集してくれてるとこなんてない

うちはそれを変えたいんや

OLとかパン屋さんとか
すでに名前のある職業に就くんやろ?
皆さんは

うちは有名になりたいんやない

仕事を作りたいんや

学校に呼び出され怒っていた詩暢の母は、廊下で詩暢の言葉を聞いて驚いていた。

在学中は問題を起こして欲しくないという教師たち。
詩暢の母も同じ気持ちでいた。

テレビやラジオはどんどん出ていいと思っていたが、SNSは何か怖いと思う詩暢の母。

家に帰った詩暢の母は、急に詩暢から自分はブスかと問われて驚いた。

ネットで言われているのを見たという詩暢。

祖母に言われた「若く美しく世界一強い」という言葉を支えにやってきた詩暢だったが、ネットではブスだと言われ新たには全く勝てない。
初めてみる詩暢の姿に母は戸惑った。

何かに怯えたら詩暢が詩暢ではなくなると分かっていても、世間知らずの自分に何が出来るのか。

立ち尽くす2人のところに、とつぜん使用人の声がかかる。

それは、テレビでクイーン戦の話題が出ているから録画しておくというものだった。

テレビでやっていたクイーン戦の話題というのは、千早の事だった。
今までインタビューなどは受けてこなかった千早。

今回、猪熊の夫がテレビのプロデューサーで、クイーン戦に出る美少女を取材さえて欲しいと申し込んだのだった。
最初は勉強もあるからと断った千早。
けれど詩暢のアンチサイトを見てテレビに出る事を決めた。

インタビューで千早は詩暢に負ける気がしないとはっきりと言い切った。

若宮さん
最近ユーチューバーになったりして
そこでもう一人の挑戦者の
綿谷くんに連敗してて


この夏の高校選手権で
綿谷くんに勝ってますし

初の五番勝負で
有利なのは私なんじゃないかって

勝つのは
私です

そしてインスタグラムやツイッターも活動的というアナウンスが流れ、千早を知っている人達はやってたっけ?と困惑をする。

テレビを見た母親に千早は怒られるが、詩暢が痛い目にあっているの一人で目立つからだと言った。

私は
詩暢ちゃんを一人にしない

決めたの

一方で、生意気な千早の映像を見た詩暢は怒りに燃えていた。

そこに新が訪れて試合をすることになる。

新には負け慣れてしまっていると零す詩暢だったが、そんなのは冗談じゃない。
自分はクイーンだと言い切る詩暢。

その姿を見た詩暢の母は、動画を撮りにやってきた結川と小石川の協力をするのだった。

うちにこんな

詩暢の友達がくるやなんて

世間知らずなこの子を
どうしたらいい
世間知らずな私が

でも
あんたがブスやないことは
お母さん一番知っとるんや

千早の事が話題になり、その事で姉の千歳にも千早の話が振られるようになる。
周りに勧められて千早とのツーショット写真をインスタに上げた所、いつもは1000くらいの「いいね」の数がすぐに2万までいってしまう。
その事に千歳は複雑な思いを抱いていた。

クイーン戦まであと10日のクリスマス。
受験勉強の方があまりうまくいかず頭を抱えた千早は、詩暢と新の新しい対戦動画を見た。

そこで初めて新に勝った詩暢。

初勝利に詩暢は号泣していた。
そんな詩暢に向かって新の手が伸びるの見て、千早は動画を消した。

詩暢を一人にしないと、詩暢に届くようにと必死に詩暢の背を追って山道を登って来た千早。
けれど目の前を行く詩暢の横に突如新が現れて2人で先に行ってしまう。
そんなイメージを抱いた千早は落ち込んでいた。

家に帰った千早は、突然千歳とツーショットの写真を撮られる。
そしてやる気があるなら事務所の社長が会いたいと言ってると千歳に言われるが、千早は興味が無いと返した。

その返事にじゃあなんでこんなメディアの出方をしたんだと千歳は怒り出す。
「妹がかわいい」「妹を出せ」と言われる千歳。
自分が頑張っているところで、注目されるのは自分じゃなくて妹。

かるたみたいな
わけわかんないものしか
大事じゃないくせに

中途半端なことしないでよ

そう怒鳴って去っていく千歳の姿に千早はただ立ち尽くすしかできなかった。

年が明けて、1月1日。
千早にはお正月の密着取材が来ていた。

クリスマスから微妙な関係の千早と千歳。

千歳はカメラに向かって笑いながら好意的な言葉を告げる。

けれどその声は心も胸も通っていない。
千歳の言葉の裏から「あんなのかるたはどうでもいい」と聞こえてくる。

必死に心の中で耳をふさいで百人一首を読み上げようとする千早。

暗い気持ちのまま初詣に行こうと家を出ると、そこには瑞沢かるた部の後輩たちが居た。

彼女達の姿を見たとたん、想いが溢れた千早。
着物用のコートを持っておらずとりあえずベンチコートを着ていたが、皆の姿を見て突然コートを脱ぎ「必勝祈願だからこういう着物で頑張ってくると氏神様にみせないと」と言うのだった。

そうだ

着物用のコートは
かなちゃんに相談すればいい


寝れないことも机くんに

クイーン戦当日
なに食べたらいいのかも
肉まんくんに

太一

太一にはなにを

神様

奇跡はいりません

私たちみんな
全力で出せますように

千早は自分の全力は何か。一番楽しくかるたをしてたのはいつかと考えた。
そして、花野に大盤係をやって欲しいと頼むのだった。

白波会や他に適任の人がいるんじゃないかと慌てる花野。
けれど千早は言う。

お願い

瑞沢の

私たちが作った
かるた部の後輩に

やってほしい・・・

その言葉を聞いた花野は、田丸と2人でやると返す。

実は花野達かるた部の後輩が千早を誘いに来たのは、太一が一緒に初詣に行って励ましてやって欲しいとお願いしたからだった。

そして千早のもとに新から電話がかかってくる。

新の声に泣きそうになる千早に、直近の負けは千早と太一だけにしたかったという新。

でも

おれイメージできるで

千早がまず
詩暢ちゃんに勝って

そのあとおれが
周防さんに勝つんや

どんな試合も粘り抜こう

今週末には

おれらの最初の夢をかなえよう

感想

え?大盤係ってかなちゃんがするんじゃなくて??
前にそんな話してなかったっけ??
あと、大盤係って2人もできるの?

かなちゃん受験で・・・って可能性も考えたけど、どうせ当日は応援行くんやろうし。
それやったら大盤係問題なくない??
なんだかんだ言って最終的にかなちゃんがやったら笑う。

そして新は自分の練習はいいんやろうか?
周防さんと詩暢ちゃんはタイプが違う感じがするんやけれども。。

あと、詩暢と新の距離が妙に近づいていくからちょっと焦るよね。
ってか新の周りは女の子が多すぎじゃないですかね?
とか思ったりなんかして。
でも最後の新から電話があったのはよかった。

千歳お姉ちゃんは幼いまんま来た感じがすごくした。
ずっと千早はお姉ちゃんの夢を応援してきたのに、自分は訳が分からないといって特に応援することなく。
そして自分より人気があるからと逆ギレ状態・・・。
さすがにクイーン戦では仲直りして欲しい所。

どうでもいいけど、高校生たちよ。
君らの交通費は一体どこから・・・?

いや太一はお金持ちだからもう彼に関してはどうでもいいとして・・・。
福井⇔京都間でも往復五千円は超えるでしょ?
何往復したかは知らんけど結構いってるんじゃなくて・・・?
受験は終わったとはいえ、新はバイトもしてる余裕もないやろうし。

あ、全巻であった布団はちゃんと返却されてたようでよかった。
太一が自らっていうのはちょっと可哀想な感じもあったけれども。

とりあえず次からは名人・クイーン戦!
勝負の行方もだけれども、周防さん絡みの事も気になる所!!

猫成分

☆☆☆☆☆

(´・ω・`)


次巻はこちら

→ ……coming soon……

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