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布団の回収は誰がどうやったのか大変気になる『ちはやふる40巻』ネタバレと感想

ちはやふる40巻

ちはやふる40巻 の表紙は振袖袴姿の千早と詩暢。

そで部分の句は22番の

吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ
(山から風が吹き下ろすと、すぐに秋の草や木がしおれてしまうので、きっと山風の事を荒々しい嵐というのだろう)

名人戦予選もついに決着。
それぞれの想いを胸に、皆が次の目標に向かい始める40巻。

前巻のお話はこちら → ちはやふる39巻のネタバレと感想

以下ネタバレあり

 

簡単あらすじ

複雑な思いを抱えながらも太一に勝って名人戦挑戦権を得た新。一方で詩暢はクイーン戦五番勝負を千早としたいからと来年からの導入して欲しいと申し出た。受験を控えながらもクイーン戦に向けて千早は練習に打ち込む

 

 

詳細あらすじ

名人戦挑戦者決定戦 第3試合。

2試合目で負けたものの、調子を崩すどこか逆に安定感が増した新。

太一は4歳のころからサッカーをやっていたという。
けれど、新は文字もまだ読めないそのくらいの頃からかるたをやっていた。

父親に言われて野球やサッカーもしてみたが、どれも上手くは出来なかった。
けれど、かるたは違った。

やればやるだけ
うまくなる感覚

ほかのなにでも
得られなかった

自信

いつか祖父の様に自分も名人になる事を目指してきた新。
いつもは何かのイメージに自分を合わせて力を借りてきたけれど、今はそのお手本がない。

どんなイメージを持てばいいんだろうか。

千早が夢を叶える時に一番近くでその瞬間を見たいという、太一の一番きれいな気持ちを自分が打ち砕くのに。
冷徹な鬼になる自分を止められないと思いながらも、新は太一との差を付けていく。

今回札を並べた時、そこに「ちは」は無かった。

もしも転校した先に千早がいなかったらと新は考える。

もしも千早がいなかったら、太一は絶対に自分に話しかけてサッカーに誘ってくれただろう。
そうしてかるたしか出来ない自分は、それを断った。

 

悩みながらも18差となった新は、ふと自分の着物が着崩れしていることに気付く。
初めて一人で着たために、腰板が下がって紐が緩んだようだった。
若干の動きづらさに結び直す事も考えるが、最初に結ぶのに5分もかかった事を考えると中断も出来ない。

そんな新から連取した太一もまた新の着崩れに気付いた。
そして審判に中断を申し入れて、奏を呼んで直してもらうのだった。

そのまま調子を取り戻した新は、18枚差で太一に勝利をする。

負けた太一は小さくつぶやいた。

悪かったな
邪魔して・・・

そんな太一に新は言う。

おれがサッカーやってもよかったんや

おれがもう少し器用で
球技も得意やったら
サッカーしとったんや
太一と

なのに太一は
かるたしてくれた

ほかのなんでも
おれよりできたのに

やったことないこと・・・
おれが得意なこと・・・

 

こんなに長くやって
こんなに強くなるまで努力して

どんな顔しておれが
太一のこと邪魔やって思えるんや・・・

 

かるたを一緒にしてくれて
ありがとな

 

そういって泣きながら新は太一に抱きついた。
その時、太一はさっき札を並べた時に初めて札が愛しかった事を思い出す。

 

友達を
先生を
懸けるべき青春を
この時間を

くれたかるたが愛しかった

 

太一もまた泣きながら新を抱き返す。
そんな2人の姿を見た千早もまた涙を流し、ある決意を胸に抱いた。

 

そうして落ち着いて礼をした後、窓の外に立っていた周防名人が動いた。
雪が降る中さしていた傘を放り出し、まっすぐに新を指さす周防名人。
皆が驚く中、周防名人はそのまま傘を拾って去って行ってしまう。

 

 

表彰式も終わった後の東西挑戦者決定戦後各会代表者会議。
千早を伴ってその場を訪れた詩暢はある提案をする。

それは再来年から予定されていたクィーン戦五番勝負を来年からして欲しいという事。

年明けすぐであれば詩暢も千早も高校生。
「女子高生」の肩書には話題性があり、初の五番勝負の挑戦者まで女子高生ならなおのこと。
かるたのプロになってかるたで生きていきたいと考える詩暢は、千早にその話を持ち掛けていたのだ。

そして千早もそれを承諾した。

代表者会議の面々は準備期間も無しでと反対するが、クイーン戦が初めての千早も詩暢が望むならと申し出る。

──私は
詩暢ちゃんに勝つために
これまでやってきたんだと思ってた

 

でもあのとき

荒野にいる詩暢ちゃんを感じて
分かった

私は

一人でいる詩暢ちゃんを
助けにきたんだ

 

急いでルールを変えて千早が三連敗なんて事になれば目も当てらえないと反対されるなか、五番勝負なら勝つ自信があるという千早。

 

太一と新のように
周防さんと太一のように

力の限りぶつかることでしか
助けられない

 

そう考える千早は詩暢と共に頭を下げて、来年からの五番勝負への変更を願い出るのだった。

 

 

 

挑戦者決定戦を終え、受験勉強に打ち込む千早。
そして呉服の市場規模が縮小傾向にある中、一生懸命頑張る母親を見た奏は、後継ぎとしての自分の役割について悩んでいた。

ずっと大学で古典を学びたいと思ってきた奏。
でも研究者になりたいわけではなく、きっと呉服店を継ぐ。
呉服を守るのが自分の役割なんだとしたら、文学部ではなく経営や経済学を学ぶべきなんじゃないだろうか。

自分が学ぶべきは何だろうと悩む奏は、ある日太一からお礼を言われる。
それは挑戦者決定戦の時、新の袴を直した事。

大江さんわかんないだろうけど
おれ ホント性格悪くて

思ったんだあのとき
スルーしとけば
新はかるたを取りづらくなって
自分に有利だなって

巻き返せる最後のチャンスだって

でもすぐ大江さんが目にはいってさ

おれの友達すごいんだぜって
袴 すぐ直せんだぜって

自慢したいみたいな
そんな気持ちでさ

 

太一にありがとうと言われ涙がこぼれそうになるのを奏は堪える。

 

けれど、受験勉強を頑張りながらクイーン戦に向けての練習に全力を注ぐ千早。
名人挑戦者が決まった瞬間の彼女の涙を思い出して、ふと思う。

強い涙であれば、自分も泣いてもかまわないんではないかと。

 

そうして、太一にまだ千早を好きかと尋ねた。

もうよくわからん・・・

でも

だんだん薄れていくんじゃないかって思うよ

 

 

 

 

無事に推薦入試で大学合格を決めた新は、名人戦に向けて練習を重ねる。
ふと瞬間に、千早はどんな練習をしてると考える。

そんな彼の元に、ユーチューバーを始めた詩暢がカメラを持ってやって来た。
なんでも『結局綿谷新くんと若宮さんはどっちが強いんですか』という質問が来たので、その検証をするというのだった。

 

一方の千早は渡会の誘いで一緒に練習を始める。
前人未踏の13期クイーンを務めた、本物の天才。
そんな渡会と共に猪熊の元で練習をする千早。

千早の想像以上に渡会の詩暢のかるたへの理解はとてつもなく深かった。

クイーン戦で五番勝負したかったわ

私が一番にしたかった

私も東日本予選出てたのよ
1回線でユーミンに負けたけど

若宮詩暢に挑戦する者になりたかった

人を育てるなんて本当は柄じゃないのよ

でも天才の座から降りてやっと
わかることがあるわ

人はね
向かい合ってる人からは
本当は
身に付くものは学べないのよ

本当に教えたいなら
うしろから

 

そうして渡会に教えられながら千早は思う。

新はどんな練習してる?

私は

ダイヤモンドを削り合うように
二人のクイーンが教えてくれるよ

 

 

感想

もっと接戦とかドロッとした方向に行くかと思ったら、友情を再認識してった!
太一の今までの頑張りがちゃんと報われた(全部じゃないけど)みたいでよかった。
千早が夢をかなえるときは一番ちかくで。って言ってたからって、新が太一を名人戦での助手?に指名したらどうしよう・・・。
さすがにそれは前代未聞すぎるか。。

詩暢ちゃんは詩暢ちゃんで来年から5番勝負って言いだすし。
しかも五番勝負なら勝てるって宣言されちゃうし。。
来年から五番勝負実現するのかな?

太一の千早への想いがちゃんと終わりに向かってるのを知って喜ぶ菫ちゃん。
ここはここでいいカップルになりそうだんだけどなぁー。
奏ちゃんの懸念も机くんがなんとかしてくれるんじゃない?
さすがにそれは無いか。

最期の詩暢ちゃんの格好は一体どうなっているのか・・・?
ユーチューバーとか原稿考えたりとかは絶対に結川さんだよなー。
めっちゃ迷走してる感もあるけど、あれはあれでいいのかな?

途中、由宇ちゃんとのフラグが立ったのかとちょっとヒヤヒヤしたケド、かるたの練習中に思うって事はちゃんと千早の事好きなままでいいんかな?
かるたの相棒みたいな感じになったらどうしよう・・・。
ちゃんと由宇ちゃんは幼なじみで、家族的なものって事でいいんよね。

ちゃんと新と千早がくっつくのかどんどん心配になってきた・・・。

 

 

猫成分

☆☆☆☆☆

(´・ω・`)
 

 

 

次巻はこちら

→ みんなが交通費をどこから捻出しているのかが気になる『ちはやふる41巻』ネタバレと感想

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とくにジャンル問わず読むが、少女漫画やファンタジー、ほのぼの系が多数。メインは漫画、たまに小説。漫画は完全単行本派。時々小説。Landreaall、ボクラノキセキ、クイーンズ・クオリティが特に好きです。小説は有川浩さん、小野不由美さん、上橋菜穂子さんなど。

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