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愛が重い男×恋を知らない少女のピュアなラブストーリー『花野井くんと恋の病1巻』ネタバレと感想

花野井くんと恋の病1巻

デザート(講談社)で連載中の 花野井くんと恋の病 。作者は森野萌さん。

「恋」というものを知らないほたると、イケメンだけれど変人で一途で愛が思い花野井くん。
相手のことを思いやりながら、少しずつ距離を縮めていく2人のピュアな物語。

 

以下ネタバレあり

 

簡単あらすじ

恋というものが分からないほたるはある日突然隣のクラスの花野井くんに告白される。自分を蔑ろにして相手に気を回す花野井の行動は理解不能。けれど恋がどんな物か知りたいと思うほたるはお試しで付き合うことにした

 

 

主な登場人物

日生 ほたる(ひなせ ほたる)

  • 高校1年生
  • 食べるのが大好き
  • 恋をしたことがない

花野井(はなのい)

  • ほたるの隣のクラス
  • イケメンで頭がいい変人
  • 愛が重い

 

詳細あらすじ

喫茶店で別れ話がこじれているカップルがいた。
女の子は相手に水をかけ、

もういい アンタにまともな恋愛なんて
一生できないから!!

そういって喫茶店を出て行ってしまう。

 

その様子を友人と目撃した日生ほたる。
ほたるの友人は、水をかけられた相手が隣のクラスの花野井君だと言う。

頭も顔も偏差値80オーバーと有名なイケメン。

けれど、まだクラスの人を覚えるのが精一杯のほたるには隣のクラスの事までは知らなった。

もうすぐ16歳になる高校1年生のほたる。

恋愛とは縁遠くても、友達や家族には恵まれ小さな幸せの中で暮らしてきた。
「恋」というものが分からないほたるは、恋愛は一生出来なくてもまあいいかと思えるものだった。

 

 

友人と別れた帰り道、ほたるは公園のベンチに一人座る花野井の姿を見つける。
雪が降る中、傘もささずにぼんやりと座るその姿に、ほたるは思わず傘をさしだす。

 

それが、その後の自分の運命を大きく変える事になるとはその時のほたるは思ってもみなかった。

 

 

翌日の学校で、ほたるの教室を訪れた花野井は、とつぜん告白をした。

 

日生ほたるちゃんだよね?

はじめまして

好きです

付き合ってください

 

 

ほたるは丁重に断ったものの翌朝、ほたると一緒に登校しようと道端で待っていた。

まずは僕のことを知ってもらえるように頑張ろうかなと笑う花野井は、傘を差しだしてくれた時に運命を感じたという。
そんな花野井の姿に自分の事も何も知らないのにと、ほたるは困惑する。

僕ね、
近寄ってくる人は多いけど
少し話すとすぐみんな離れてくんだ

変な奴とか
ヤバイ奴とか
幻滅するんだろうね


顔だけはいいらしいから
変な期待されてる事が多くて

でも
ほたるちゃんは

今もこうやって普通に僕と喋ってる
そういうところかな

 

そう笑う花野井は、ほたるの好みに合わせようと髪を切ったりピアスを外したりする。
その行為はほたるには理解不能だった。

無理して自分に合わせたりしないで、花野井は花野井の好きなものを大事にしようと伝えるが、肝心の花野井は「ほたるが気になるならピアスは戻す」と言う。
けれど片方はどこかに落としたらしく見つからなかったが、探したりせず片方だけあればいいよねと笑うのだった。

 

何故、花野井が自分のためにそこまでするのかが分からないほたる。
校則を破ってしているくらいだったのだから、お気に入りのピアスだったんじゃないんだろうか。
自分の事に無頓着な花野井を心配するほたるだった。

 

ある日、ほたるはヘアピンをクラスメイトに貸したが、走ってる途中でそれを落としてしまったという。
放課後に探しに行こうとしたほたるだったが、雪が積もってしまい断念する。
仕方が無いと花野井と共に帰ったほたる。

その夜、花野井から電話があった。

おもむろに、落としたヘアピンの柄を確認する花野井。

 

花野井は否定したが、彼が校庭にいることを確信したほたるは走り出す。
そして学校についたほたるが目にしたのは雪の中で傘もささずに、制服のまま雪に膝をついてヘアピンを探す花野井の姿だった。

花野井くん

ごめん・・・
やっぱり全然
わかんないよ

なんで?
そこまでして・・・

 

・・・君が
笑ってくれるかと
思って───・・・

 

たったそれだけのために?
愕然としたほたるは花野井を止めるが、彼は止めようとしない。
思わず怒鳴り付けるが、ほたるが笑うなら死んだっていいとまでいう花野井。

 

片っぽしか幸せになれないなら
恋なんてこれからも絶対にしない!!

 

そして、無理やり職員室に連れていき暖を取らせるのだった。

 

 

その翌日から、ほたるの元に通うのを止めた花野井。
廊下であってもそのまま素通りをする。

そんなある日、下駄箱で花野井はほたるに声をかけた。

付きまとうのは今日で最後にするという花野井は、ほたるのヘアピンを持っていた。
ちゃんと雪が溶けてから探したという花野井に、家族からもらったプレゼントで大事なものだって知ってたのかとほたるは確認をする。

 

ううん
でも
ほたるちゃんは
いつも同じ物を持ち歩いてるから

きっと物を大切に使う子なのかなって
・・・なくなったら
悲しいんじゃないかと思って

 

その言葉に、花野井が自分の大事なものを自分以上に大事にしてくれていた事に気付いたほたる。

 

もし、恋がそういうものなら
それは───

とっても素敵だなぁ

 

そして、ほたるもまた、花野井が落としたピアスを見つけていた。
ピアスを花野井に渡し、自分のお気に入りも大事にしてあげてねと笑うほたる。

ほたるは、花野井といると初めての感情がいっぱいでてくる事に気付く。

好きという気持ちとは違うが、べつに花野井の事を嫌いと思ったことは一度もなかった。

喫茶店で花野井が元カノに言われていた言葉は、自分に言われているみたいで悲しかったほたる。
でも、花野井は「恋をしちゃいけない人なんていない」と言う。

ほたるちゃんにもいつか絶対
特別な誰かを
好きだと思う日が来るよ

花野井のその言葉に後押しされ、2人はクリスマスまでの間お試しで付き合う事になるのだった。

 

 

けれど、付き合うにしてもどうしていいのかほたるには分からない。
彼女としたい事は何かと花野井に尋ねても「最終的には同じ墓に入れたら幸せ」と花野井は言う。

困惑するほたるに、恋してもらえるように努力するのは自分だから、いつも通りのほたるでいいよと花野井は笑うのだった。

 

期末テストを不安がるほたるに、各教科の出そうなとこの要点をすべてまとめたノートを作って来た花野井。
目の下にクマまで作っている花野井の姿に、もうらばかりであることにほたるは違和感を覚える。

おためしだけど
・・・2人とも楽しいのが
付き合うってことなんじゃないのかなぁ・・・

 

そして友人の助言もあり、花野井がしてくれたことを今度は自分がしようとするほたる。

 

朝、いつも花野井が待ってくれているので、先に行って待っていようと30分早く家を出る。
けれどそこにはもう花野井が待っていた。

45分早く出て日も、1時間早く出た日もすでに待っている花野井。

それでも花野井は「今来たところ」と、頬を赤くしながら言う。

 

それならいっそと、2時間前に家を出たところやっと先に到着できたほたる。

どんな顔するかな
怒るかな
驚くかな
喜ぶかな
早く来ないかなと花野井を待つ。

そんなほたるの姿に、やってきた花野井は驚く。
そして、自分のために待っていてくれたことに喜ぶのだった。

すごい嬉しそう
私のしたことで
こんなに喜んでくれる人がいる

こんなことって・・・あるんだ

なんか嬉しい

嬉しいな

私 今ちょっとだけ

「彼女」の気持ちわかったかも

花野井くん
私も

私ももっと

花野井くんの
喜ぶ顔が見たいよ

 

けれどさすがに寒空の中、2時間は待ちすぎだし心配になるよと諭すほたるだった。

 

コンビにで小さなノートを購入したほたるは、2人でしたいことをノートに書くことを提案する。
その中からお互いのしたいことを順番こで叶えていく。
初心者らしくできることから。

 

こうして少しずつ距離を縮めていく2人。

 

3週間が経って、少しずつ一緒にいる事も自然になった。
けれど花野井の「お願い」はいつもささやかで、とくに恋人っぽい事もなにもなかった。

 

そして、約束のクリスマスまであと3日になった日。

学校も最終日となり、クリスマスのことも話したいからとほたるは花野井の家に行く事になる。

両親ともに海外で医者をしているという花野井家。
週末は祖母が様子を見に来るだけで、基本は1人きりだという。

もしお試し期間が終わっても「彼氏」として見れなくても、花野井は友達に戻るつもりはないという。

友達なんてその他大勢と変わらないという花野井は、ほたるの特別になりたがった。
もしなれなければ、ほたるの前から姿を消すとまで言う。

そんな花野井に、ほたるは一度キスをして欲しいと言い出す。

 

本当にするのではなく、ちょっと顔を近づけるだけというほたる。

友達の彼氏さんがね
顔近づけたら本当に
好きかどうかわかるって
アドバイスくれて

手を握ったり
ハグしたりは友達でもするけど

さすがにキスは私もダメならダメってなると思うんだ
だから・・・

 

そんなほたるに、いいよと花野井は迫る。

そして「好きかどうかわからないのに、こんなこと許しちゃだめだよ」と言ってほたるを押し倒すのだった。

 

ほたるちゃんにとっては
なんでもないことかもしれないけど

僕にとってはそうじゃない

手を握るだけでも
ふれるだけでも
こんなに心臓が苦しい───・・・

僕は・・・君が思ってるような人間じゃない
ほんとはいつだって・・・

・・・ほたるちゃん
大好きだよ

 

そう言ってそのまま倒れてしまった花野井の身体は、高熱を発していた。
風邪を引いていた花野井。
なんとか花野井の家族に連絡を取って自宅に帰ったほたるは、悲しそうな顔をしていた花野井の姿を思い出して反省をする。

 

クリスマスイブまであと2日。

 

クリスマスイブは2人で過ごす約束をしていた。
ほたるの返事がどうであっても、特別で楽しい日にしたいと提案した花野井。
毎年、妹のスケートの発表会がクリスマスイブにあるため、家族みんなで応援に行っていたというほたるは、新鮮だと笑う。

そんなほたるに、頑張ってエスコートすると花野井も笑っていた。

 

けれど、花野井が倒れた日から連絡が付かないままクリスマスイブになってしまった。

 

体調が悪いだけだろうか。
それとももう自分に付き合いきれなくなったのだろうか。

 

ぐるぐる悩むほたるは、突如、親から届け物を頼まれて妹の発表会の会場に行く事になる。
そのまま発表会を見ることにしたほたる。

 

日も落ちた頃、ふと気づいて携帯を見ると花野井から大量の着信が入っていた。
慌ててかけ直そうとした所、目の前に花野井が現れる。

毎年妹のスケート応援というのを聞いて、なんとか探し出したという花野井。
ずっと寝込んでいたとう花野井の姿に安心をして、ほたるは涙ぐむ。

 

それを見て自分のせいだと思った花野井は、怖がらせてごめんと謝るのだった。
けれどそれはむしろ自分の方がとほたるは言う。

考えなしな言葉で傷つけてごめんなさい!!
私・・・
前にもこんなことあったんだ

人の真剣な気持ちをわかってなかったばっかりに
仲の良かった友だちを傷つけちゃった

それでごめんも言えないまま・・・
離れ離れになって

花野井くんともそうなっちゃったらどうしようって

 

そして告白の返事をしなきゃと焦るほたるを、花野井は止める。
告白の返事はいつだっていいけれど、もし仲直りをしてくれるならデートに行こうという花野井。
でも、もう過ちは繰り返さないように許可なくほたるには触らないと花野井の極端な姿にほたるは笑った。

 

このひと月でわかったこと

花野井くんは優しい

一生懸命

一生懸命すぎて
時折思いもよらないことをする

本が好き

勉強を教えるのが上手

いつも
歩く早さを
私に合わせてくれる

花野井くんは───・・・

 

そうして遊園地に行った2人は、そこのクリスマスフェアで開催されている各国の屋台を堪能した。
ショッピングやイルミネーション、スケートリンクなどで楽しむ2人。

こんなクリスマスは初めてと笑うほたるは、次に遊ぶ時は自分が花野井をエスコートするという。
そんなほたるの姿に、そういうところと花野井も笑う。

 

・・・君の、好きなところ

僕がなにかをしたら返そうと思ってくれるところとか
無理って思ってもまずはやってみようとするところとか

あとは・・・
悪いと思ったらすぐ謝れるところ

食べるのが好きで
美味しいと思ったらわけようとしてくれるところ

自分にないものを持つ人を妬まないところ

普通じゃない

普通なんかじゃないよ
どれも

そんな君・・・
だから僕は

毎日───どんどん好きになっていったんだ

 

お誕生日おめでとう、ほたるちゃん

 

そういって、花野井はほたるを抱きあげる。

今日は世界中で一番特別な日だって事を知って欲しかったという花野井。

ほたるにとって誕生日は、クリスマスで冬休みで妹の晴れの日でいつもより楽しくて幸せなみんなの日だった。
けれど、花野井はほたるだけの特別な日として見てくれいてた。

 

花野井くんといると
初めての感情ばかり

特別ってこんなに
嬉しいんだ

花野井くんだったらいいな

───いつか恋をするなら
花野井くんがいいな

そう思ったほたるは、自分を抱きあげる花野井の首に腕を回すのだった。

 

 

感想

花野井くんが重くて、ほたるちゃんが鈍い感じではあるけれど、全体的にほんわかして可愛いです。
初々しいというか、応援したくなるというか。
絵もかわいらしくて好みですね。

ところで、よくよく考えたら、花野井くんって元カノと別れた翌日にほたるちゃんに告白してるよね・・・?
元カノに思い入れはなかったのだろうか・・・?
惚れやすい?
でも重いしな・・・。
押し売り彼女みたいな感じだったのかな???

あれだけイケメンで尽くしてくれるならそんな怒ることないもんね。
重い!って引くことはあっても。。

愛って運命の人ただ1人にそそぐもの。運命のひとじゃなかったって言ってたから
別に運命とか思ってなかったから、愛情を持ってなかった?
じゃあやっぱり押し売り彼女??
いろいろ疑問があるけど・・・・

とりあえず、ホント重いよね。
お試しで付き合いだした彼女(仮)に「一緒の墓」て。。
しかも2時間前から待ってるとか、何時に起きてるのよ君達・・・。

ほたるちゃんももうちょっと引いてもいいと思う。
まあそれをしないのが彼女のいいトコろなんだろうけど。。。

ところで、落としたピアスってそのまま耳に付けちゃって大丈夫なの??
自販機の下に落ちてたやつっていいのかな?

彼女が家に来てはしゃいで寿司取るとか。
お母さんがやるお約束みたいなのを自分でやっちゃう花野井くんに笑う。

そしてほたるゾーンとはこれいかに。
ストーカーみたいなことも普通にしてそうだよなー。

花野井くんにとって今までできた彼女とか友達は「外見」や「お金」や「頭脳」に寄ってくる人ばっかりで。
花野井くんに何かを「頼る」人ばっかりで、何をしてくれた人っていなかったんじゃないのかなってちょっと思ったり。

だから、傘をさしてもらったのも初めてで。
それが嬉しかったから近付いたら、いろんなものを返してもらえて、どんどん好きなって・・・とかなのかな?

一途過ぎてちょっとどうかな・・・ってところはあるけれど、基本的にはいい子だよね。
ほたるちゃんも分からないなりに分かろうとしていい子だし。

何事もなく幸せにな展開になって欲しな―って思う所です。

 

 

猫成分

☆☆☆☆☆

ほたるちゃん好きそうなのに!!

 

 

 

 

 

 

次巻はこちら

→ てっきりコロッケのピアスを買ったんだと思った『花野井くんと恋の病2巻』ネタバレと感想

 

 

 

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