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苦手な食べ物が「多い」ってレベルではない『カカフカカ8巻』ネタバレと感想

カカフカカ8巻

カカフカカ8巻 の表紙は順番通り青系背景に本行。
発展する気があるのかそもそも発展できるのかよくわからない亜希とハセのお付き合い。
放っといたらグダグダになりそうなのを食いしん坊なあかりがなんとかまとめてくれている8巻。
 

前巻のお話はこちら →  『カカフカカ7巻』のネタバレと感想

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

2人で温泉旅行に行くがナニもしないハセに戸惑う亜紀。帰ってからしないのかと聞いても明確な返事は得られない。ルームシェア解散の話はあかりの代替案によって保留となる。やっと亜希は本行に自分への想いを聞いた

詳細あらすじ

2人で遠出しようと言ったはずなのに、シェアハウス解散の話をされて戸惑う亜希。
戸惑っているうちにハセは遠出いいねと言いだし、次の土日にちょっと遠出をする事になる。
何事も無かった様に遠出の話がまとまってしまったために、亜希はシェアハウス解散の話は聞き間違えだったかなと思った。

けれど、最初にハセが結婚しないと言い出した時とは違い、ちゃんと付き合っているのだからずっとこのままというわけにはいかないとも考える。
同時にそれは自分が原因でシェアハウスを解散するという事。
本行とあかりの事が脳裏に浮かぶが、それでも亜希は今はハセの事を考えようと思った。

一方のハセは、焦らず確実にと自分に言い聞かせる。
そうして旅行先を調べていると、あかりが声をかけてきた。
亜希と旅行に行くというハセに

長谷くん
あなた
大丈夫?

と問うあかり。
何のことかわからずに訊き返すハセだったが、あかりは自分が口出すことではないとお土産だけを催促して去ってしまった。

そうして亜希とハセは温泉旅行へ行った。
ハセが手配した宿は部屋に露天風呂が付いており、亜希は動揺する。
食事前に入った温泉で緊張していた亜希だったが、その後の豪勢な食事でテンションをあげる。
その後いい感じの雰囲気になるが、ハセは唐突にお風呂をどうすると聞いてきた。

思いがけぬ言葉に戸惑いながら、直前のシャワー的な事かと思った亜希は露天風呂に一緒に入る事を提案する。
自分で言いだした事だったが、いざ入ってみると予想以上に恥ずかしく感じる亜希。

後ろから抱きしめられた際、反射で本行の事を思い出してしまったがなんとかそれを追い払った。
そんな亜希にハセはのぼせちゃってと言って先にお風呂を上がってしまう。

亜希がお風呂から上がると、軽く一杯飲まないかと誘ってきたハセ。
ベランダに出て飲みながら旅行の話をしている時に、この旅館のご飯が美味しいと亜希は力説する。
けれどハセはあまりそう思っている雰囲気ではなかった。

その事を亜希が問うと、割と苦手な食べ物が多いとハセは言う。
食べられないわけじゃないから出されたらなんでも食べるというハセだが、早く言ってくれたら少しは配慮して付くるのにと亜希は驚いた。
そうして苦手な食べ物を聞いてみた。

甘い物や油物は苦手
キノコ系もあまり得意ではない
野菜も基本的には苦手
海藻や魚介類も匂いがちょっと駄目
肉、米や麺類もあまり得意ではない

配慮のしようがない返答に、逆に好きな食べ物は無いかと問うが特に思い当たるものはない。
それでも悪くないなって思ったものとかと食い下がる亜希に、前に亜希が作った豆ごはんは嫌じゃなかったというハセ。

その辺でいけるなら
きっともっと色々ありますって!

さがしていきましょ!

皮むくの手伝ってくれるなら
豆ごはんもいくらでも作りますし!

そう力強く言う亜希に、ハセは今度手伝わせてと言うのだった。

亜希がくしゃみをした事で室内に入った2人。
そっとキスをされるが、ハセはそのままお休みといって寝に入ってしまう。

困惑しながら残されたもう一つのベッドに入る亜希。
こっちから行くべきかと悩む。

これまでずっと向こうが求めてくるのを自分が許可して受け入れていた。
それがいざ自分からとなるとどうしていいかが分からない。
そもそも自分も別に”したい!”というわけではないが、わざわざこんな所でお泊りするならするのかなと思っていただけだ。
それに少しでも早く関係を結んで、ハセへの気持ちを確かなものにしたかった。

覚悟を決めてハセの所に行こうと思った亜希だったが、露天風呂で後ろから抱きしめられた時のハセの身体はいっさい何の反応もなかった。
本行が自分を後ろから抱きしめてきたときはいつも反応していたのに考え、本行は極端な例だとその思考を追い払う。

そして、もし自分から行って軽く流されたらと考えて亜希はハセの方に行けなくなってしまった、

・・・長谷さんが

私を好きでいてくれてることは
確かに実感できてるはずなのに

ただ単に

”体感として求められない”というだけのことが
こんなにも・・・・・

翌朝も普通に観光をして帰路についた2人。
たっだただソレが無かっただけで、とても楽しいよい一泊旅行だった。

帰りに会社に寄る必要があるからと駅で亜希と別れたハセ。
遠ざかる亜希の後ろ姿を見て、彼女はどう思ったかなと考える。

亜希を確実に手に入れるために、最初はそのつもりだったハセ。
流れでそうなった本行と差をつけるためにも”いかにも”な所を選んだ。
いい感じの雰囲気になった時にそのまま、と思ったが自分はいっさい反応をしなかった。
思った以上に緊張をしているかと思って間を置こうとしたとたん、誘われた露天風呂。

緊張する亜希の背中を抱きしめた際にとても満たされてる感じはあったが、体は反応しないまま。
ムリにいっていけないことはないんだろうと思いながら、亜希を飲みに誘った。
豆ごはんを作ってくれるという彼女を見て、やっぱり好きなんだなと思うが結局体は反応しなかった。

でもそれもどうでもよくなっていった

──当初の目的は達成されなかったけど
不思議と気持ちは晴れている

目覚めて

隣で寺田さんが寝ていることが
すごくうれしい

・・・・・・寺田さんも

同じように思っていてくれたら
うれしいんだけどな

家に帰ってあかりにお土産を渡した亜希。
あかりがお風呂に行くのと入れ違いに部屋から出てきた本行は、亜希にハセと旅行に行っていた事を確認する。
そして一緒に寝たの?やったの?と聞く本行。
亜希は関係ないと言うが、関係なくても知りたいと本行は言う。
言いたくないで押し通そうとする亜希だったが、察しがいい本行はやってないんだと確信する。

そして本行がよかったと言う言葉に亜希は動揺するのだった。

約束通り、ハセと一緒に豆ごはんを作る事にした日。
一緒に買い物に行った帰りに、ばったりと本行と会う。

多めに作るから豆ごはんをおすそ分けするというハセにいらないと言う本行。
去り際、もうすぐ小説ができるとハセに伝えるのだった。

それを聞いて本行が小説を書いていた事を知った亜希。
その話をハセにふるがそっけない返事で会話が終了してしまった。

亜希は実物の生身の本行が目の前にいる事が思った以上に強く感じてしまった。
そして今は部屋に引きこもりの本行だが、小説ができたらまた前みたいにちょくちょく顔を合わすようになるのかと考える。
それはキツイと感じた亜希は、食後に直球でしないのかとハセに尋ねた。

亜希の気持ちに反して急ぐことは無いと言うハセ。
反対に本当に俺としたいと思っているのか。しなきゃって義務じゃなくて?と問われて亜希は言葉に詰まってしまう。

安易に身体に依存しようとしていた自分を見透かされたようで恥ずかしいと思う亜紀。
そんな亜希に本行が近くにいれば不安定になるよねと言ったハセは、2人にシェアハウス解散の話をしようと言いだした。

あかりと本行の事を考えて亜希は悩む。
ハセは自分が必要だと分かりやすく見せてくれる。
それに本行に対しても顔を合わせずに居続けたらなんとなく全部なかった事にしていけるのかもしれない。
そう考えた亜希は、あかり達にシェアハウス解散の話することを了承するのだった。

シェアハウス解散の話を聞いた本行とあかり。

本行は絶対ムリ、出てかないと言い張る。
それをハセが説得しようとするが、あかりも賛同しかねると言い出した。

その言葉を意外に思うハセ。
本行のためにいるあかり。
だったら2人でルームシェアした方がいいんじゃないのとハセは提案するが、それだったら私のご飯はどうするとあかりは言う。

けれどこの部屋はハセの両親からハセが借りている部屋で、現部屋主の長谷の意向には従うべきでもある。
そういったあかりは、どうしてもシェアハウスを解散するなら、亜希と本行の3人で改めてどこかで借りてルームシェアをすると言い出した。

それを聞いて本行も、それだったらハセがどうしてもって言うなら解散してもいいと言う。

自分と亜希は付き合ってるからそれはおかしいと言うが、恋人同士だから一緒に住まないといけない道理はないとあかりに言われてしまった。

逆に言えば
別に寝食を共にしなくても
交際は続くものでしょう?
ふつう

──それに
・・・寺田さんは
より己を求める方に懐いてしまう・・・
いわば
”求められ尻ふわ”!!

だったら
人が生きるのに不可欠な
「食」に基づいて寺田さんを求める

私こそが最強・・・!!
のハズ!

私は存外本気よ?
長谷君

その言葉に一瞬沈黙がおりるが、すぐって訳じゃないから追々話をしていこうとハセは話を切り上げた。

席を立った際にあかりに礼を言う本行。
そんな彼にあかりは全ては小説で返してと言う。

そしてあかりは先ほどの話し合いで、席には座らずに部外者のようにコーヒーを入れていた亜希にルームシェア解散についてどう思っているかを聞いた。
それに対して、賛成してくれたとハセが答える。

それだったら茶化すみたいな真似してごめんと謝るあかり。

あかりは言う。
最近、ハセも亜希のご飯を食べるようになって朝食もちゃんと食べるようになった。
いきなり旅行に行ってみたり、しょっちゅうラインしたり
一緒に買い物して、一緒にご飯を作って、一緒に食べて、
ままごととかごっこ遊びみたいな感じでとてもいいと思うと、と。

形から入るのも大事で有効だし特にハセには向いているというあかりは、ハセにもう少し余裕を持ってもいいんじゃないかと伝えた。
そして、少なくとも本行の執筆が一段落するまでヘンなことしないで欲しい。亜希のご飯を手放す気がないのも本気だと言って去って行ってしまった。

洗い物をしながら頭の整理をする亜希。
あかりが言った「求められ尻ふわ」を自分でもその通りだと思った。

本行へのしんどさから逃げたくてあかりに迷惑がかかる事も承知で解散の話に頷いたのに、2人が反対した事を嬉しく思ってしまった。
本当はちょっとそれを期待して、自分発じゃないみたいな顔をして席にもつかなかった。
自分はどれだけ”求められることに”飢えているんだろうか。

・・・・・・
自分のことが大事で

でもいつの間にか自分の事が嫌いで

だから人に価値をつけてもらいたくて

より良い価値をつけてもらいたくて

”いらない”って言われるのは怖くて

だから私は
長谷さんに逃げた

長谷さんを選んだ

「ままごと」

「ごっこ遊び」

・・・・そんなつもりはもちろん全くなかったけど
言われてみるとちょっと

・・・・何かしっくりきてしまった

亜希はハセばかりに言いにくい事を言わせたことを謝りに行く。
そうして、あかりが言った「ままごと」とか「ごっこ遊び」も自分とハセはそれでいいのかなと思ったと言う。

「早くそうなりない」って言った時に”しなきゃ”っていうのは義務じゃないかと言われたけれど、「ごっこ遊び」の範疇ならそれもありなんじゃないかという亜紀。

今はまだ
”心から長谷さんとしたい”
ってわけじゃないかもしれないけど・・・

もっともっとちゃんと
長谷さんを好きになるためにも

私は長谷さんとそおういうことがしたい
です

・・・・・・・ダメですかね?
そういう行為に頼るのは

亜希のその言葉に、ダメってわけじゃないけどそこまで必要はないと言うハセ。
困惑する亜希にそこまでしなくても好きだし、そばにいてくれるだけで嬉しいというのだった。

結局、ハセはする気がないって事だろうか?
明確な答えがもらえないまま悶々とする亜希。

自分を好きでいてくれる事には間違いないだろうけれど、そういう対象として自分を見ていないのだろうか?
それだとしないではなく、できない?
それはありなんだろうか。

思い悩む亜希に、本行が声をかける。
突如、自分に出ていって欲しいかと言われて戸惑う亜紀。

戸惑いながら本行の近くにいるのはしんどいと亜希はいるが、本行は離れるのは嫌だという。
ただでさえ頭が混乱しているのに、さらに亜希は混乱していく。

──動揺するのは

どうしても
まだ
どこかで

期待してしまうからだ

・・・・どこかで
いつまでも
期待していたい自分が
いるからだ

──だったら・・・・

そうして亜希は本行に尋ねる。

本行は私のこと
別に好きではないんだよね・・・!?

そうして口に出してみて初めて亜希は気づいた。
その質問はもっと前、何なら最初の時にするべきだったんだ、と。

感想

亜希はもう何か食べ物に関わる仕事についたらいいんじゃないですかね。

ハセさんは苦手な食べ物が多いんじゃなくて、食べる事があまり好きじゃないだけなんじゃないかなって思ってしまった。
食べるのは生命維持のためでそれ以上の価値を見出してないようにも思える。

プラトニック・・・っていうよりも、ハセも本当に亜希を好きなのか微妙な感じよね。
好きだと思い込もうとしている・・・というか。
自分に今までなかったものを持ってる、というかくれる人だから人間として惹かれた感じ?
そこに恋愛感情はないからなんかイロイロ齟齬が出る。

それに気付いてるのはあかりだけ・・・みたいな。

器用に何でもそつなくこなせそうに見えて、自分の感情とかそういうのには疎そうなハセさん。
彼がちゃんとゴールインする日はくるんだろうか?
でも何だかんだいってあかりとはお似合いなんだけどなー。。

そしてあかりのルームシェア代替案が笑った。
長谷さんがのけ者にされただけ、っていうね。
そしてしぶしぶ妥協したみたいな本行。
そんだけ亜希が好きならもうちょっとさー!って思うけれども、それができてたらここまでごちゃごちゃしてないか。

っていうか「尻ふわ」って初めて聞いたんですけど・・・「尻軽」と似た感じと思ってOK?
まあ求められたらふらふらそっちになびいちゃう事考えたらそうかな??

でもほんと、求められたい欲求を満たしたいなら料理に携わる事したら一気に解消しそうなのにね。
あと、自分の事をどう思っているからホントもっと早く聞いておきなさい!っていうね。
ここに来てやっとかー・・・

本行の反応も気になる所だけれど、好きだって言われたら・・・・どうすんの?
この流れでさすがにやっぱりハセさんと別れて本行とより戻しマースって・・・・無理じゃない???
そして万が一本行と付き合ってもあかりが手放すつもりないって言ってるから、やっぱり3人でルームシェアコース??

この事態をどうおさめるのかめっちゃ気になる・・・・

猫成分

☆☆☆☆☆

(´・ω・`)


次巻はこちら

→ ……coming soon……

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