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棋士である主人公が全く将棋を指していない『3月のライオン14巻』ネタバレと感想

3月のライオン14巻

3月のライオン14巻 の表紙は文化祭衣装で化け猫姿のひなちゃん。
絶望的なまでに全く見込みがないと思われた零の恋も、最後にほのかな光明が見えた。
思わぬ所で懐かしのハチクロメンバーもちょこっと出てくる14巻。

シリーズ全体のあらすじはこちら→『3月のライオン』のあらすじ紹介

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

零はあかりの相手は島田か林田と考えて色々画策するが、ひなたはまさかの零とあかりがお似合いだと思っていた。高校最後の文化祭を楽しみに感じていた零だったが職団戦と被り文化祭に出られなくなってしまうのだった

新たな登場人物

リンユー

  • 台湾美人
  • 夫は獣医
  • ちほの友達

杏奈(あんな)

  • ひなたのクラスメイト
  • ひなたは零が好きだと思っている
  • 思った事をハッキリ伝える

詳細あらすじ

夏休みにちほに会いに行ったひなたとあかり。
ちほにはリンユーという年上の友人が出来ていた。

彼女から台湾スイーツの事を聞いたひなた達は、地元に戻ってからオススメの「豆花」を食べに行った。
乗っていたピーナッツの甘煮はお汁粉などに合いそうだと自分達でも作ってみる事にするが、ピーナッツの薄皮を剥くのに苦戦をする。

なかなか進まないピーナッツの皮むきに、林田と島田を呼ぶ事にした零。

林田は慌てて訪れたが、島田は対局の立会人になっているために来ることはできなかった。

あかり達の研究熱心な様子を見て感心する林田に零は言う。



・・・まだはっきりと
教えてもらってはないんですが


多分 2人は
この先の事を考え始めたんだと思います・・・


おじいちゃんのお店を自分たちが
どんな形で引き継いで行ったらいいか


だから小さいけど
こういう事もみんな


大事な一歩なんです


──そして僕は
彼女たちがやりたいっていう事は


全部応援するつもりです

その言葉を聞いた林田は声をかけてくれてありがとうと言うのだった。

「しっかりしてる」ではなく「しっかりしなくては」の想いで歩いてきたあかり。
そんなあかりのために、自分ができる事はなにかと考えてきた零。

そして夏祭りの日、転びそうなあかりを支えた林田と島田を見て零は思った。
自分が信頼しているこの2人のどちらかがあかりを支えてくれたらどれだけ素敵だろう、と。

けれど、零がお世話になっている以外の接点のない3人。
どうにかお互いをよく知り合ってもらいたいと零はあれこれと考えた。

そうしてピーナッツの皮むきに誘ってみたものの、残念ながら島田は来れなかった。
その夜、近くの川でハゼ釣りをしている話題を聞いた零は皆でハゼ釣りに行く事を計画し実行する。

あかりと島田、林田をよく知り合わせようとする反面、ひなたと楽しく釣りをする零。

そんな零を見た島田と林田は、2人で釣りをしながら零への文句を零す。
零があかりが2人のどちらかを選んでくれたらと思っている事は2人はお見通しだったのだ。

散々文句を言って、大量にハゼを釣った島田と林田。

ふと、林田は島田にあかりの事をどう思っているかを訪ねる。

その言葉に島田は「わからん」と返すのだった。

はぐらかしているとかではなく、本当に自分で分からないという島田。

幸せよりもタイトルが欲しいという妄執があるという。
天才でも秀才でも化物でもない自分は、将棋に全てをつぎ込まないとあっという間に黒星が溜まる。
エネルギーの数パーセントでも他の事に捧げれば堕ちなくとも高度は下がってしまう。
でも、大切なものを持ったら落ちそうでもギリギリまで時間と心を捧げたい。
でも、それは受け取る側からすれば少なすぎる。

そんな話をした島田と林田は2人で盛り上がり始めた。

それを見ていた零と後から合流した野口は、2人が仲良くなり過ぎて第3者にさらっと持っていかれる事を懸念するのだった。

皆で夕食を食べた後、近くの空き地で花火をした。

ひなたと一緒に柔らかく笑う零。
そんな零の姿を見られるようになってよかったと、林田と島田は思う。

あずきアイスをお店に取りに行くあかりに、麦茶も足したいからとついていく零。

それを見た林田は家族の一員になっている気でいるなとボヤキ、お祖父ちゃんは助かってるよなとひなたに同意を求める。

ホント・・・
零ちゃんが来てから
なんか・・・


うちがず~っと
にぎやかになったなぁ・・・って


それにおねえちゃんが
あんなに打ち解けてリラックスできた男の人って
零ちゃんが初めてなんです


おねいちゃんはいつもみんなに気を遣って
絶対にワガママも言ったりしないのに


でも零ちゃんにだけは
あんな風に頼ったりできるんです!!


わたし・・・
零ちゃんとおねいちゃん
すっごくお似合いだと思うんですよねぇ

えへへと笑いながらそういうひなたに、野口と林田、島田は頭を抱えるのだった。

零達の通う学校は文化祭の準備が佳境に入った。
そんな中、零は逃げ回っていた。

学生としての最後の文化祭。

自分のクラスのつっ込みどころ満載の企画の設計図を見ていたらどんどん気になった零。
一緒に考えて話していたら楽しくなってきていたのに、将棋職団戦(文化祭2日目と同日)を控えた校長達に捕まってしまう。
ハメ技や無敵な戦法を教えて欲しいと無茶ぶりをしてくる校長達だった。

文化祭初日にも関わらず校長達の指導に拘束される零は、クラスの事やひなたの事が気になって仕方なかった。

そして、心だけでもギリギリ文化祭に間に合った事に気付いた。

将棋職団戦当日(文化祭2日目)。

審判としての役目があるため先生達と会場入りした零。

先生たちは順調に勝ち上がり、零は自分の仕事をこなしていく。

そんな零にひなたから一通のメールが入る。

零を労う言葉に、現状報告。
そして



───でもせっかく同じ高校に来れて、最後の文化祭なのにれいちゃんがいなくて残念です


でも もし・・・
もし 間に合うようなキセキが起きたら


冷やし白玉と あべ川もち
一人前だけ かくしてあるの


よかったら れいちゃんに食べてほしいな
(P.S.あ!!でもでも 無理はしないでね)
ひなより

そのひなたの気遣いに照れる零だった。

ふと、会場で奥さんや彼女の事でもめている集団の話を耳にした零。

今は楽しいことばかりでも、きっと付き合うようになったら大変な事も起こるんだろうと考えた零はふと気づいた。

本当に、楽しいばかりだったろうか?

イジメの事、進路で悩んだ事、父親の事。

どれもこれも、すべてたった一年の間に彼女に起こった事。
でも彼女はどんなに辛くても投げやりになる事無く、大切な人達に寄り添おうとしていた。
そんな彼女の「よかったら」「無理しないで」をそのまま受け取ったら、あんまりじゃ無いだろうか。

零の審判としての仕事は終わったが職団戦はまだ続いている。
こういう時に先輩をさしおいて帰ってもいいものなんだろうか。

悩んだ零は「一人じゃどうにもならなくなったら誰かに頼れ」という林田の言葉を思い出したが、肝心の林田は自分の将棋に必死で話しかけられる雰囲気ではない。

むしろ零を最後の文化祭に出られなくしたのは、林田達だった。

結局、島田達に事情を離した零。
零の心配をよそに島田たちは「早く行け!」と零を文化祭へ送り出したのだった。

零が来るのを待っているひなた。

その姿に、好きなひとなの?とクラスメイトの杏奈は尋ねた。
けれどひなたは「おねいちゃんの彼氏になって欲しい」と返す。


───ずっと ずっと 考えているんだ


このままずっと


みんな一緒にいるには


どうしたら いいのかな・・・って


───だって人生ってものすごく長い
人の心はあっけなく変わる


お父さんみたいにまた途中で消えてしまったら?
私は それがすごく恐いよ・・・


───でもおねいちゃんなら・・・
れいちゃんの事ずっと離さないでいてくれる・・・


そしたら ずっとずっとみんな一緒にいられる!!


去年の夏も
今年の夏も


つらいことがいっぱいだった
永遠に続くんじゃなかって思って
本当に恐かった・・・


───今 私はこの学校で過ごせてこんなにも毎日がすっごく楽しい!!
れいちゃんのおかげだ


今のこの私をどうしても
見てもらいたかった

そう考えて居たひなたは、校門を入ってくる零を見つけて駆け寄る。
泣きながら階段をかけ降りようとして滑ったひなた。

そんなひなたを零はなんとか支え、泣いている理由を尋ねた。

来てくれて嬉しい、学校が楽しくて嬉しいと泣きながら伝えるひなた。
零の手を握ったまま、本当にありがとうと言うのだった。

感想

いや、もう、零ちゃんさ・・・。
ピーナッツの皮むきで林田先生と島田さんを呼ぶとか・・・。

あかりさんの事しか目に入ってなさすぎじゃない!??
冷静に考えたら林田先生はともかく、島田さんに雑用をさせるとか・・・ってなるはずなのに(;´Д`)
しかも零ちゃんの目論見、完全にバレちゃってる所が笑える。

まあ、倍近い年齢は生きてますもんね。
お子様の考えてることなんてお見通しだよねー。
個人的には島田さんとあかりさんがくっついて欲しい所だけれどどうなるかなー・・・?
モモちゃんに意地悪して笑ってる島田さんがちょっと好き。
あと、「高1の皮を被ったまさかの小学生」にとりあえず笑ったwww

先生方めちゃくちゃすぎるけれども、林田先生地味に強いな。。
何気に全勝してらっしゃる。

ハチクロのメンバーはちょっとビビった。
そして久々すぎて内容がうっすらとしか思い出せなかった・・・(;´Д`)

しっかし林田先生もびっくりだよね。
文化祭どころか、行事ごとは全て避けてきた零がいきなり文化祭出たいだもん。
むしろいままで本人が学校行事を避けたがってたから、ついいつもの癖で出なくていい様に気を遣ってしまった感もあったんじゃ・・・?
以前、自分の戦法を捨ててまで学校行事に出なくて済むように全力を尽くしてきた零ちゃんだし。
島田さんに怒られた時の林田先生の反応が超気になる。

ひなちゃんが、零ちゃんとおねえちゃんがお似合い。とか言いだした時はちょっとどうなるかと思った。。

ずっとこの先も零と一緒にいたいけれど、人の心があっけなく変わっていくのを間近で見てて。
自分じゃ無理でも、あかりならずっと零の事を繋ぎとめてくれるだろうという思いがあって。
それゆえの零とおねえちゃんがお似合い発言!

零が自分の事を好きだと自覚すればちょっとは変わるだろうけど、自覚できるのかは甚だ疑問・・・。
零ちゃんも結構ズレてるからある意味お似合いかもしれないけれども・・・。
でもまあ、零本人に「おねえちゃんとお似合い」とか言わない限りはセーフ・・・かな?
早くまとまって欲しい気もするけれども。

もしあかりさんと島田さんがくっついて、ひなちゃんと零ちゃんがくっついたら・・・
孫の婿の2/3が棋士!
結婚式には棋士がいっぱい!!
・・・・おじいちゃんの心臓持つかな?

猫成分

★★☆☆☆

マニー様も化け猫ひなちゃんも可愛かった(´ω`


次巻はこちら

→ ……coming soon……

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とくにジャンル問わず読むが、少女漫画やファンタジー、ほのぼの系が多数。メインは漫画、たまに小説。漫画は完全単行本派。時々小説。Landreaall、ボクラノキセキ、クイーンズ・クオリティが特に好きです。小説は有川浩さん、小野不由美さん、上橋菜穂子さんなど。

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