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踊るハムスターの映画を見てみたい『ましろのおと21巻』ネタバレと感想

ましろのおと21巻

ましろのおと21巻 の表紙は雪の若菜ちゃんの兄弟コンビ。
2人の間に溝を作ったのも、それを埋めるのもまた「春暁」だった。
難航しながらも前にすすむSTC。迷う若菜もまた自分の気持ちと折り合いをつけ、前に進んでいく21巻。

前巻のお話はこちら → 『ましろのおと20巻』のネタバレと感想

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

アルバムの売り上げが不調だったSTCだが筍コンサートをきっかけに軌道に乗り始める。春暁について雪と話した若菜の昔と変わらぬ姿に雪は安心した。それぞれが順調に進んでいく中、進路に迷う桜の父が倒れてしまう

新たな登場人物

エマ・アンダーソン

  • 脚本家
  • 親日家

アレクセイ・ヤンコビッチ

  • 映画監督
  • B級映画の叩かれまくりの監督
  • スランプ中

詳細あらすじ

同時発売した澤村若菜の2ndアルバム「雲の波」とSTCのメジャーデビューアルバム「ことほぎ」。
若菜のCDの売り上げはランキング3位に対し、STCのアルバムは87位となった。

全国ツアーに出ても、アルバムが出ても日々は何も変わらないと思いながら三味線を弾く雪。
けれど自分の音の変化に気付く。

この
何がが
落ぢできて

細胞さ「戻る」感じ
弘前大会前にもあった

これは「戻る」んでねくて
新陳代謝しでる

いい事だな

時は止まってねんだ!!

きっと気づかない程にちょっぺしずづ
俺は
生まれでる

そう実感し三味線を弾き終わった雪は、いつのまにか沢山の外国人に囲まれていることに気付く。
丁度、浅草近辺散策ツアーを行っていた一行が立ち止まって聞いていたらしい。

その中の一人の女性がプロの音楽家かどうか尋ねたため、雪はSTCの情報を伝えるた。

そうして迎えた、リルフィー所属の三味線奏者による「筍コンサート」。
STC、田沼総一、神木清流が揃う。

控室にてSTCのCDが売れたかと聞く総一。
自分のCDは売れなかったし、売れるとも思っていなかったと言い出す。

「じょんがら」はその辺歩いている人が買うよな大衆向けではないし、創作曲も作れない。
ゼロから作り出すことに興味はないが、元々の曲を自分なりに引くのは楽しいという総一。
彼は、興味を持ってくれた人達のレベルが下がらないように誰よりも上手に弾くという。

コンサートには先日、雪からSTCの情報を聞いた外国人の女性が聞きに来ていた。
彼女に連れられてきた男性は、飽き性のため楽器ひとつだけの演奏では最後まで聞いてられないかもしれないと言う。

けれど、実際に演奏がはじまるとそんなことは単なる杞憂で終わった。

最初の演奏したのは総一。
彼の音は、先日聞いた雪の音とは同じ楽器とは思えないような、燃える音がしていた。

そしてSTCの演奏。
4人で弾いても変わらないどころか、雪の音を上面に浮き立たせている演奏。
心震え、貫き落とされるような音色に、男は

これは
生き方が下手な人間の曲だな

と言う。

最後の神木清流の音は先の2組とは違う静かな調べとなり、弾く人間によってここまで印象が違うことに驚く2人だった。

そして、そんな2人をどこかで見た事があるとずっと考えていた見た金城と宮本。

宮本は女性が脚本家のエマ・アンダーソンであると気づき、金城は男が映画監督のアレクセイ・ヤンコビッチであると気づいた。

挨拶をしに行った金城は、アレクセイに名刺を渡す。

けれどアレクセイは会場から出た後に

いくらスランプ中とはいえ
他から影響を受けるなんてごめんだね

と言って、名刺を折ってしまうのだった。

一方の若菜は、梅子に何も連絡もせずリフレッシュ旅行に出ていた。
1人旅のはずがコータも合流して2人で日本海側を巡る。

そんな中、あるホテルで仕事で来ていた壬生悠理と出会う。
青森大会の唄付けで面識のあった2人。

悠理は大河ドラマの主題歌「春暁」がいい曲だと褒めるが、若菜自身は納得がいっていなかった。
年輪を重ねた人の曲を未熟な自分がどう弾けるんだろうという葛藤。
そんな若菜に悠理は言う。


津軽五代民謡全部苦手なんですよ

「節」に深みがないってよく言われます

そんなの私が一番分かってるんです
耳に 目にする度心が抉られますけど

だからって折れるのは嫌

未熟だから最低限唄えるようにと
型は作ってます

私は
そこから魂を入れていくんです
勘で歌ってないから
感性ってピンとこないんですよね

悠理のそんな話を聞いたからか、翌日、急に悠理のステージの唄付けをした若菜。
その音を聴いた悠理は、若菜が勝負の世界にいる人じゃないと感じる。

そして、特に疲れが取れたわけではなかったが、若菜は旅を止めて戻る気になるのだった。

突如、デジタルミュージックのダウンロード数が伸びたSTC。
それはエマとアレクセイがインスタグラムに筍コンサートの出演者やSTCのアルバムの情報を載せたおかげだった。

GWに青森県内で開催された津軽三味線の有名な大会では梶と舞がいい結果を残し、波にのるSTC。

そんなある日、大会での評価が気にならなくなったと竹の華に残っていた雪のもとを若菜が訪れた。

そして、祖父・松吾郎が春暁について話していた事を伝える。

我の音で弾ぐつもりなんだば
一生ムリだ・・・
やめどげ

我がどやして
この音さ辿り着いだんだが
分がるどしたら

今は梅子だげだ

技巧の話でねぐ
解釈の話だ

若菜も
雪も
どう弾きてぇんだ?

本当は雪が欲しがっていたのに、先に自分が弾いたから怒っていると思ってこの話をした若菜。
けれど雪は先に弾いた事ではなく、何も教えて貰えなかったのが寂しかったのと、梅子が「若菜らしさ」を消したのに怒っていたという。

そんな雪に、若菜は自分なりの解釈が見つからないから当面春暁を弾くつもりはないと伝えた。

未熟

己との対峙

自分の才能とは関係なぐ
周りが騒ぎ出す

型は繕える

そごに入れる魂はまだ無い───・・・・

そうして、どう弾きたいのかあるかを訪ねた若菜に「ある」と即答する雪。
けれど雪も、自分もまだ弾けないからSTCの皆と力を合わせたいと言う。
話せてよかった。たまには連絡を寄こして欲しいと去っていく若菜。
そんな若菜は何も変わっておらず、自分の知っている若菜だと雪は安心した。

突如、梅子から海外に打って出ると伝えられた若菜。
嫌だと言うが、梅子には通じなかった。

ふと、「春暁」をどう解釈しているのかを梅子に尋ねてみると

クソ貧乏人の
クソみてぇな人生の曲だ

と返ってくる。
その言葉に、本当に梅子だげが理解してると思ってるのかと心の中で祖父に呼びかける若菜だった。

ダウンロード数が伸び、アルバムもジワジワ売れ出したSTC。
ポツポツと仕事が入りだした中、来年公開の時代劇映画の主題曲の候補にまであがった。

自分たちの音が、三味線の音が沢山の人に聞いてもらえると喜ぶ雪。
STCがいい波にのる中、桜の父が突然倒れてしまうのだった。

感想

若菜ちゃんの分だけかと思ったら、ちゃんとSTCの分の違法ダウンロードにも対応してくれてる梅子。
やっぱり雪に関してはなんか狙ってることあるよねぇ。
STCサイドはかなり棚ぼたラッキーな感じ。。

コータは若菜ちゃん本人にまで腰ぎんちゃくって思われてるけどいいのかな。
澤村兄弟は女の子を何で判断してるんだろう?
2人してすっぴんの悠理ちゃんを見抜いてる・・・。

若菜ちゃんと悠理ちゃんはこの先も何か接点あったりするのかな?
結構お似合いな気もするけれども。
コータはゆるさなさそうだけどね。
しかも若菜ちゃんが海外に連れていかれてしまうけれども。

STCが海外で人気→海外で三味線人気→若菜ちゃんを行かせて一儲け!!みたいな感じなのかな?
それとも何か狙いがあって加工がいっぱい入ってる若菜の曲は海外じゃダメだった・・・みたいな感じにするのかな??

いろいろ不明すぎる。

春暁の解釈できるのが「今は」梅子だけって言うのは、今後は若菜と雪にも分かるってことかな。
そして貧乏人のクソみたいな・・・っていうのは、梅子的にば貧乏な松吾郎の暮らしやその中で死んでいった母の姿とかがあるだろうし・・・。
大切な奥さんが死んで、それを乗り越えた日々みたいなものが詰まってたりするのかな?

とりあえず、しれっと舞がたぬきち食堂でバイトしてたのには笑う。
雪の近くに引っ越してきたって、どんだけ好きなのよ。
でも敵意しか持たれてなかったと感じる雪君。

結局、舞と総一の血の繋がりってどうなんだろう?
いくら兄妹でも血がつながってなければ総一さんの行動はちょっと・・・。
いや、繋がってても年ごろの妹が着替えてる部屋のドアを開けるのはちょっと・・・。
まあ総一の性格的には血がどうこうとか一切関係なさそうだけれども。。

エマさんとアレクセイさんは恋人なんかな?
なんだかんだいいながら、アレクセイさん絡みの仕事とか入りそうよね。
それもやっぱりB級映画になるのかは気になるところだけれど。。

「カンフーゾンビ」「童貞三人男旅」「踊るハムスター」ってどれもなんか想像ができるような出来ないような・・・。
しかも「狂気に満ち溢れている」っていうのが気になるよね。
狂気に満ち溢れた「踊るハムスター」
いったいどんな映画なのか・・・
まあ、踊るハムスターって言われたら、とっとこ歩く太郎と名の付くハムスターが出てくるけどね。

桜ちゃんのお父さんが、皿運びとか雑用ばっかりをやらせて料理とかを一切教えてなかったのは
お店を継がせるつもりがなかったからかな?
教えてしまえば桜ちゃんがお店に縛られてしまうから。
自由に進路を選べるようにそうしてたなら。
それを倒れた事がきっかけで知るならちょっと寂しいよね。

深刻なことにはならず、食あたりとかなんかそういう軽い感じで終わってくれたらいいなーと思う所です。

猫成分

☆☆☆☆☆

ハムスターだった・・・

次巻はこちら

→ 若菜ちゃんがアパートの掃除をしてると思って一瞬驚いた『ましろのおと22巻』ネタバレと感想

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管理人:にぼし



とくにジャンル問わず読むが、少女漫画やファンタジー、ほのぼの系が多数。メインは漫画、たまに小説。漫画は完全単行本派。時々小説。Landreaall、ボクラノキセキ、クイーンズ・クオリティが特に好きです。小説は有川浩さん、小野不由美さん、上橋菜穂子さんなど。

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