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とんでもない特別記念日が出来てしまった『水玉ハニーボーイ9巻』ネタバレと感想

水玉ハニーボーイ9巻

水玉ハニーボーイ9巻 の表紙は剣道着姿の仙石さん。

師範が帰ってきたり、いろいろ入院したり、衝撃の親子関係が発覚したり、クリスマスや初詣に新学期と大忙し。
仙石と藤の友人関係、藤と七緒の恋人関係についに変化が訪れる9巻。

 

前巻のお話はこちら → 『水玉ハニーボーイ8巻』のネタバレと感想

以下ネタバレあり

 

簡単あらすじ

師範(父)が帰って来たと喜びながらも、父親に対してどこかぎこちない態度を見せる仙石。クリスマスにはついに藤に告白をするが、藤は七緒と交際中のため自分は恋人ではないと言い出す。なかなか恋人になれない9巻

 

 

新たな登場人物

仙石 総一郎(せんごく そういちろう)

  • 芽衣の師範で父親
  • ギャップがスゴイ
  • ストレスがヒドイ

怜人(れいと)

  • 姫の父親
  • 総一郎のマネージャー兼秘書
  • 泣き虫

 

詳細あらすじ

突如、帰国してきた師範に喜ぶ仙石。
仙石は相手を「師範」としか呼ばなかったが、雰囲気は仙石に似ており、実際に師範は仙石の父親だった。

久々の師範との稽古に喜ぶ仙石。
引っ越しの際のお礼にと仙石から夕飯に誘われた藤は、仙石が父親の事を「師範」としか呼ばないことに気付く。

そう言えば
仙石さんって

いつも「師範」って呼ぶわよね

喋る時も敬語だし

母親の時もそうだったけど

あたし仙石さんから父親の話
聞いた事なかったわ

 

そうして訪れた仙石家での食事は、無言で進んでいく。
しかも繰り広げられる父娘の会話はぎこちなく不慣れだった。

帰り際、お礼に呼び出したのに疲れさせてしまった事を藤に謝る。

おかしかっただろう

私とあの人

「師範」であり
「父親」である

幼い頃の私は その関係性を
上手く割り切れてなくてな

”師範”としては尊敬していたが
”父親”としてのあの人は

何を考えてるか
分からなくて苦手だったんだ

母が亡くなってからは一度も
父子として接した事がない

お互い家じゃ距離を測りかねていて
ご飯も味がしなくてな

あの日とも普段はすぐ
食卓をあとにするし

騙すように連れてきてしまったが
今日は久々に味噌汁が美味しかったよ

ありがとう

 

 

仙石が藤にそんな話をした後日、仙石は師範が倒れているのを見つけた。

虫垂炎、十二指腸潰瘍、2度の急性胃腸炎。
仙石と会っていなかった間に、随分と救急車の世話になっていたようである。

病院のベッドに横たわる師範に、仕事を減らすように仙石は告げるが「仕事は関係ない」と一蹴されてしまう。
思わず病室を飛び出す仙石を藤は追いかける。

来るなという仙石の言葉を無視して、仙石の隣に座り込む藤。
藤の、何も聴こえない、なんにも聴かない、傍にいるだけという言葉は仙石の感情を決壊させた。

 

母が死んだ時の事が脳裏によみがえる。

っ怖い・・・

母が死んだ

もう会えない
大好きな人だった

誰より強い師範ですら
守れないものがある

どうしょうもない事がある

そして師範も

・・・死んでしまうかと思った

「大切な人」を作るのが怖かった

失うのが怖い

守れないのが怖い

それでも

藤君が好きだ

 

何も聴いてないと言いながらもたれ掛かってくる藤にすがり、仙石は涙を流すのだった。

 

 

退院した途端、また仕事に出立するという師範。
「親子」として話したいことがある仙石は、父親と2人きりで話をしようとする。

そんな仙石に師範──父もまた、話したい事があったんだと告げた。

仙石が母親に似て来たという父。
自分が母を守れなかった事を仙石が失望してるんじゃないかと、どう言えばいいのか悩んでいたという父。

守られていたのは
いつも私の方だった と

今なら
わかってくれるんじゃないかと思ってな

臆病になるのはやめなさい

怖い事なんて何もない
大事な人が増えただけだ

そういう不器用さは私そっくりだな

そう言って、娘を抱きしめるのだった。

 

 

 

藤家のクリスマス会に招かれた仙石。
クリスマスに藤君に告白しようと決心していた。

告白の際に渡すお菓子を手作りして準備もしたが、皆ではしゃぐだけでそんな空気ではなく終わってしまった。
家に帰ってから落ち込む仙石だったが、『今度』ではなく『今』藤に会いたいと、雪道を走り出す。

そして、途中で藤とぶつかった。
藤もまた、個人的なクリスマスプレゼントを渡そうと仙石に会いに来ていたという。

貰ったばかりの白い手編みの手袋で藤の頬をはたく仙石。

白手袋で
顔をはたく

これは勝負でもあったな

藤君

参りました

私は藤君が好きだ

 

仙石に告白されて浮かれる藤。

けれど、仙石は自分は藤の恋人ではないという。

確かに告白はしたが
交際の約束はしていない

だって君は七緒先輩と交際中だろう

それを聞いた藤は、付き合っている誤解を解きたいと七緒に訴える。

その結果、七緒は藤に勝負を挑んだ。

勝負内容は鬼ごっこ

今日中に俺は捕まえられたら
藤の命令を1つ聞いてやろう

立会人&重さハンデに仙石は借りるぞ

そう言って、七緒は仙石を米俵の様に担いで走り去ってしまう。

体力お化けの七緒をなかなか捕まえらえなくて苦戦する藤。

そんな中、木に登った七緒は先日の雪で手を滑らせて落ちてしまう。
とっさに駆け寄った藤だったが、自分で普通に着地した七緒。

けれど、助けようと伸ばした手は七緒に届いていた。

藤の勝ちだと言う七緒。

仙石にフラらえた腹いせに
お前達の邪魔をする程
俺は腐ってない

俺と仙石の勝負はもうついている

だからこれは俺と藤の

俺なりのけじめの付け方だった

負けは負けだ
さあ命令はなんだ?

破談か?絶縁か?

 

しつこいわね

あたしと七緒はずっと敵同士
ましてや恋人なんて冗談じゃないわ

切る縁なんて元々無いわよ

だから

今日からは『友達』よ

 

藤の言葉に笑顔を見せる仙石と七緒。
そして去り際に七緒は言う。

 

思えばそこそこ長い付き合いだった

最後はきちんと終わらせよう

料理も裁縫も上手く

面倒見も良くて
恋人として申し分ない存在だった

とても残念だが

結局 藤を
恋愛対象として
みる事はなかった

すまない

さらばだ・・・

 

 

 

 

藤と2人きりで初詣に訪れた仙石は、悩んでいた。

クリスマスに藤君に告白し

先日 七緒先輩と藤君の交際が終わった

そして

私達は今・・・

どういう関係なのだろう

藤君は交際の意思があるし

七緒先輩と別れた今
自動的に私がそのポストに?

はたまた友人のまま?

どっちでもいいか・・・

 

そう一度は思った仙石だったが、2人で手をつないで歩くうちにやっぱりどっちもでよくないと考え直す。

そして2人きりで初詣を見る中、藤が言う。

ねぇ覚えてる?

あたしと仙石さんが知り合ったばかりの頃
貴女
”自分の身は自分で守る”って言ったのよ

それに対してあたしは返したわ

”守るだけが恋人じゃないわよ”って

守ったり守られたりしあえるのが恋人よね

それって今のあたし達じゃない?

仙石さん

あたしの恋人になってください

その言葉に仙石は笑顔で「はい」と返事するのだった。

 

 

新学期が始まり、仙石と藤が付き合いだした事が学校中で広まる。
周りに聞かれるたび、照れずにいつもの調子で淡々と答える仙石。
その姿に藤や周りの人達が恥ずかしがってしまう。

そして日々疲れっぱなしの藤の様子を見て、仙石は別れるかと言いだす。

私と話してても
あまり目が合わない

今も

触れるのを怖がった

言ったろ

私は藤君の近くに居られるのなら
関係性の呼称など何でも良いんだ

恋人という関係になった結果

君と離れてしまうのなら
私は友人に戻っても構わない

 

そういう仙石に、藤は別れたくないという。
恋愛に疎い仙石をリードしなきゃと思う反面、彼女ができるのは初めてでどうしていいか分からなくなっていたのだった。

 

その言葉に私も失念していたと仙石は返す。

私も何処かで藤君から
恋人らしさを学ぼうとしていた気がする

止そう

私は自然体の藤君と一緒にいたい

だから一緒に考えるよ

 

 

 

 

感想

一瞬、仙石家の夕食にさりげなく七緒先輩が混ざってると思ってしまった・・・。
姫父でした。

仙石父は厳格そうに見えて意外と無頓着。
っていうかイロイロかわいいな、オイ。

そして仙石さんの表情はどんどん柔らかなくなっていく!

とりあえず「パパ」と「エンジェル」は如何なものかwww
姫も知らんかったのにはびっくり!
そして疑問に思いながらもちゃんと「パパ」「エンジェル」で会話してあげる仙石さんが優しい。

仙石さんはこの呼び方呼ばれ方に対してちゃんと羞恥心があるのに、父は全く疑問に思ってないとか。
お父さん、ホントなんかもうギャップがおかしい。
胃も弱いみたいだし。

間違って薬品を入れなくても人を入院させれる仙石さんのお菓子(;゚д゚)ゴクリ…
弱い藤君だからなのか、七緒でも同じ状態になるのかは気になるところ。

ここに至るまでずっと藤君は七緒先輩が仙石さんにすでにフラれずみって事を知らなかった事に驚いた。。

七緒先輩は無茶苦茶だけれど普通にいい人だよなー。
そして弟妹達もいい子だ。。
多分もう心の整理はちゃんと付いてるだろうから、泣きはしないだろうけど。
っていうか、たぶん泣かないとは思うけれど。

なんとなく姫といい雰囲気はあるからなんかそういう感じで収まったりするのかな?

あと、じゃんけん大会は並外れた動体視力で相手の動きを読んでだしてそうだな・・・。

しっかし七緒先輩見てたらどこまでが本気でどこまでがわざとなのか分からなくなる・・・。

七緒が居たポストに自分がコロンってはいるイメージ図はいかがなものか。。

フラれた腹いせに邪魔する云々って七緒先輩言ってたけど、絶対に邪魔するの楽しんでるよね。

めちゃくちゃハードル高いものを見せられた、乃木君が不憫すぎる。
仙石さんはストレートすぎると思います。

恋人になってもあんまり二人の関係性は変わらないと思っていたけど、仙石さんがクーデレすぎて笑える。
なんかもっと照れる感じになるかと思ってたのに予想外。

とりあえず、通常のキス待ちの彼女はそんなに勇ましくはないと思います。
そして照れる藤君がカワイイ。

2人がくっついちゃったから最終巻!?ってちょっとヒヤヒヤしたケド、まだ終わってないよね???
多分キスするくらいまでは続いてくれるはず。。

 

 

 

猫成分

☆☆☆☆☆

似合うのになー
 

 

 

 

次巻はこちら

→ ……coming soon……

 

 

 

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