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モフモフのボリューム感が少なく感じる『贄姫と獣の王3巻』ネタバレと感想

贄姫と獣の王3巻

贄姫と獣の王3巻 の表紙は王様と新キャラのイリヤ。
ここに来て、ちょっと殺伐とした雰囲気に。

恋のライバルも出現して、胸中穏やかじゃない王様。
そんな王様の聖獣・”白竜”グウィバーは少々苦労性の様だった。
サリフィを巡って人間と魔族が争う3巻。

これまでのお話はこちら → 贄姫と獣の王2巻のネタバレと感想

以下ネタバレあり

 

簡単あらすじ

サリフィの幼馴染が敵討ちに王宮へと乗り込んだ。サリフィの無事を知った青年は彼女を無理やり連れて帰ろうとしてしまう。憎しみに駆られる青年にサリフィの言葉は届かない。サリフィを巡り王様と青年の戦いが始まる

 

新たな登場人物

イリヤ

  • サリフィの幼馴染
  • 人間
  • 魔族を憎む

グウィバー

  • 白竜
  • 王様の召喚獣
  • なんか気の毒

詳細あらすじ

「お前らの”魔王”を出せ 俺はそいつに用がある」
突如、王宮への道を守る門兵を襲った人間。
王宮中の警備隊を相手に大立ち回りをした末に囚われた青年は、王様を前にして怒りをぶつける。

テメェが”魔王”か
テメェが殺したのか
あいつを・・・
サリフィを!!

 

人間が王宮に侵入したと聞き、魔族と人間がこれ以上険悪にならないように間に入りたいと牢屋に駆け付けたサリフィ。
そこで、捕まっていた青年・イリヤとの再会を果たした。
生贄として捧げられたサリフィが生きていた事を知り、涙を流して喜ぶイリヤ。
そんなイリヤを、許して欲しい。罰なら代わりに自分が受けるとサリフィは願い出るのだった。

サリフィを罰する事は出来ないと言う王様は、温情を与えると共にイリヤとの関係をサリフィに問いかける。

イリヤは幼馴染だと話すサリフィ。
幼い頃に悪い魔族に故郷を襲われ、お師匠さんについて武者修行をしていたというイリヤ。
サリフィの居た村に年に一度、数日間留まるだけだった。
けれど、己がいずれ生贄になる事を知り、友達をなるべく作らないようにしていたサリフィにとって唯一の友人。

サリフィは、幼い頃、修行中のイリヤに言われた言葉を思い出す。

たとえ相手が魔族だって
おれががまもってやるからよ

自分が生贄になるのを納得している事をイリヤが知らなかったから。
自分のせいで彼が無茶をしたとサリフィは考えていた。

そんな昔話を聞き、「それだけか」と問いかける王様。
親しい人間、それも男の出現に揺れる王様の胸中はサリフィに伝わらなかった。

「今後一切我が国に立ち入らぬこと」
これを条件に解放されたイリヤは、サリフィを連れて帰ろうとする。
止める王様の「この娘は私の妃だ」という事ばに怒りに染まるイリヤだったが、そのまま疲労で倒れてしまう。

そんな中、一晩王宮で休ませてはと提案したのは何とアヌビスだった。
サリフィが妃になる事を反対しているはずのアヌビス。
イリヤの事で、サリフィが王様の元を去るのを望んでの言葉だった。

目覚めたイリヤはここから逃げて、俺と一緒に暮らそうと提案するが、サリフィは「おーさまとずっと一緒に生きようって決めたの」と断ってしまう。
分かってもらえないと感じたイリヤは、サリフィを気絶させて無理やり連れ去ってしまった。

居なくなったサリフィを追いかけ様とする王様。
けれどその心をアヌビスは惑わす。

サリフィ様が本当にあの男にさらわれたと思われますか?
サリフィ様は人間です
ここへ来てサリフィ様が人間の男を選ばれたとしても
何の不思議もございません
仮にそうではなかったとしても
ここは魔族の国
サリフィ様にはとても生きにくい

このまま人間の国へ戻り
人間の男と暮らす方が
サリフィ様にとって幸せなことなのではありませんか?

その言葉を聞き、サリフィの幸せを一番に願う王様は迷ってしまう。
けれど、その背中をアミトが押した。

サリフィさまが貴方をお待ちしていらっしゃることを
王様自身で確かめてください

と。

それを聞き、ヨルムンガンドに留守を任せて出ていく王様。
王を心底恐れていたアミト。
恐怖のあまり腰を抜かしたところをヨルムンガンドに支えられ感謝の言葉を受けたアミトはついに気絶してしまう。

サリフィの聖獣・ベンヌの力も借りながらサリフィ追う王様

許してくれ
もしお前が奴との幸せを望んでいたとしても
それでも私は
もうお前を
求めずにはいられないのだ

その心はただサリフィだけを求めていた。

一方で目を覚ましたサリフィは、魔族の子供を殺そうとするイリヤを止めようとする。
サリフィの目を覚まさせるためなら、魔族全てを皆殺しにするくらいのことはやると言うイリヤ。
子供のころからサリフィが好きだからそうするのだとイリヤは言う。
けれど、イリヤの目にはサリフィではなく憎しみしかうつっていないとサリフィはその言葉を受け止めなかった。

「魔族も人間は一緒。おーさまを信じる」と言うサリフィと、心底魔族を憎むイリヤ。

その根底には過去の悲しい記憶があった。
目の前で母と妹を魔族に無残に殺され、自身の命も賭けに使われた記憶。
何もかも失ったイリヤの前に現れたサリフィ。
サリフィがイリヤに取って新しく見えた希望だった。
それすらも奪った魔族を殺すと、憎しみ、悲しみに支配されるイリヤ。
そんなイリヤは人間である自分では止められないと悲しむサリフィの元に王様がついに追いつく。

どうしてもサリフィを取り返したいなら勝負しろと王様に挑むイリヤ。
決して人間の力では魔族の王に敵う事はない。

けれど、残虐な魔族の本性をサリフィの目の前で見せること。

それでサリフィの目が覚めるなら喜んで殺されてやると捨て身で戦う。

そんな中、王様は腹を刃で刺されるのを無抵抗で受け入れた。

お前が傷つけばサリフィは悲しむ

理由はただそれだけだった。
そんな王様に泣きながら駆け寄るサリフィ

その泣き顔を見て、自分がサリフィを泣かせた事に、今まで自分がやって来たことはなんだったのかとイリヤは自責の念に駆られた。

けれど、サリフィの言葉に。
彼女に重なる妹の面影にイリヤは救われる。

あながたいてくれたから
わたしはイリヤにずっと救われてたの
だから・・・
もう許してあげて自分を・・・
私のこと守ってくれてありがとう

 

「この先サリフィを泣かすようなことがあった その時こそサリフィは返してもらう」と、王様に告げるイリヤ。
「お前は俺が守ってやる」という自分の言葉はすべて、自分を守るための言葉だったと気づいたのだった。
サリフィが信じた王様を俺を信じてみると、再開して初めて笑顔を見せてイリヤは人間の世界へ帰って行った。

王宮への帰り道「サリフィの想いを信じきれずにいて私は愚かだ」と反省する王様に、「わたしの帰りたい場所はここだから」と寄り添うサリフィの姿があった。

 

感想

グウィバーとベンヌのやり取りが面白すぎる!
聖獣通し、もしくは召喚者と聖獣との間でしか会話できないからって。
王様に言葉が通じてないからってベンヌ口悪すぎ!いや、通じててもあんな言い方するな、奴なら。
そして、それをとてもまろやかにして伝えるグウィバーが気の毒。
しかも昔からそんな役回りとかwww
姿は1巻でも出てたけれど、名前は多分今回が初めてのはず。

アヌビスさんがめっちゃ姑息な感じで、とてもよかったです。
サリフィは帰ってきて超不満そうでいいわーww

そして、アミトさんもよかったね。
きっと、ヨルムンガンドの株が上がったよ。
でもこの二人の恋愛って発展するのかな・・・?
なんか怖いもの見たさでちょっと見てみたい。(/ω・\)

今回は一度も人間の姿に戻らなった王様なのに、モフモフ感が少なかったのがちょっと残念。
どこか空っぽだったサリフィも少しずつ成長してきた感じで、続きが楽しみです。

 

猫成分

★☆☆☆☆

イリヤの出番が多く、王様のモフモフ感があまりなかった・・・

 

 

 

 

次巻はこちら

→ どんどん悔しがるアヌビスが増えてきた『贄姫と獣の王4巻』ネタバレと感想

 

 

 

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