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どんどん悔しがるアヌビスが増えてきた『贄姫と獣の王4巻』ネタバレと感想

贄姫と獣の王4巻

贄姫と獣の王4巻 の表紙は王様とサリフィ。
サリフィが花嫁っぽいけど、食われる直前にも見える。

人間と魔族の溝に悩みながらも、新たな試練に挑むサリフィ。
今回のメインは魚竜族。
モフモフ度は減っても、サリフィと王様の仲は相変わらずな4巻です。

 

前巻までのあらすじはこちら → 贄姫と獣の王3巻のネタバレと感想

以下ネタバレあり

 

簡単あらすじ

人間と魔族。埋める事の出来ない溝に心を痛め悩むサリフィ。そんなサリフィに言い渡された新な試練はガロア公爵のおもてなしだった。人間嫌いとも名高い海神ガロア。サリフィは無事に試練をクリアする事が出来るのか

 

新たな登場人物

ガロア公爵

  • 魚竜族
  • イスタン領主
  • 人間嫌い
  • 恐ろしい噂が沢山

 

詳細あらすじ

魔族と人間。
交わらなければ、争いは起こらない。
けれど、互いの国では互いの事を悪く教え込まれているため、お互いに理解し合えない。
近づけば、諍いが起きて悲しみや憎しみが生まれる現実。

イリヤの一件でその事に気付き、胸を痛めるサリフィ。
そんなサリフィを元気づけようとアミトやキュー達が茶会を開く。

サリフィのためにと王様にまで声をかけたキュー達。
悩むサリフィに王様は声をかける。

お前ひとりがいくら憂えたところで
現実は変わりはせん
だが
今このテーブルには
魔族と人間が集っている
人間おまえに少しでも元気をだしてもらいたいと
想いを寄せる魔族ものがいる
これもまた
変えようのない現実だ

その言葉に前を向くサリフィ。
けれど、アヌビスは快く思っていなかった。

そんな中、サリフィへの”お王妃の試練”の条件として、賓客の接待を任されることとなる。

お迎えの挨拶に王宮案内、食事会に夜の舞踏会とやることがいっぱいだが、前向きに準備をするサリフィ。
訪れる賓客が、筋金入りの人間嫌い・恐怖の海神ガロアと聞きアミト達は取り乱す。

そんな試練を与えたアヌビスに、ヨルムンガンドは意地が悪いと声をかける。
「人間の娘の存在はいつか王を殺す」というアヌビスとは対称的に、「その存在が王の大きな安らぎになっている」とヨルムンガンドが言う。

アヌビスは頭脳、ヨルムンガンドは剣として王を守ると誓った事を持ち出し、王には必ず相応しい妃を迎えると断言するアヌビス。
そんなアヌビスに「相手が誰でも反対するんだろう」と言いおいてヨルムンガンドは去ってしまう。
思いがけぬ言葉に、アヌビスは父親の言葉を思い出していた。

よいか我が息子よ
忘れるな
お前の身体に流れる血は
王家に使え支えるためのものなのだ
私たちは王家の影
その血
その命は
すべて
お前の王へ捧げるものと心得よ

 

ガロア公爵の来訪に向け、夜遅くまで踊りの練習をするサリフィ。
そんなサリフィの元を訪れた王様に、サリフィはガロア公爵が本当にそんな怖い相手なのかと尋ねる。
自分よりもよっぽど恐ろしい男だという王様。

だが
たとえガロアが何を言おうとも
お前には手出しはさせぬ
お前を守るためならば
私も
真に恐ろしき男となってみせよう

厳しい顔でそう告げる王様。
そんな王様の鼻先をつつき、サリフィは笑う。

・・・じゃあ私は
おーさまが
おっかない顔しなくていいように
しっかり頑張らなくちゃ

そうして迎えた試練の日。

出迎えたサリフィ────人間の姿に、ガロア公爵は憤慨する。
王様に対して、卑しく下等な”人間”は王の妃に相応しくないと告げるガロアに、毅然とした態度で接するサリフィ。

つつがなく進む王宮案内。
途中までスムーズに進んでいたが、ガロアが出した大きな音でサリフィはセリフが飛んでしまう。
付け焼刃な知識の丸暗記かと怒るガロアは、さっさと食事にしろと去っていく。

食事の席でもサリフィにキツクあたるガロア。
それをいさめようとする従者にも乱暴に振る舞う。
見かねて意見しようとしたサリフィだったが、人間とは食事ができないと追い出されてしまうのだった。

舞踏会の場で失敗を挽回しようとするサリフィ。
女主人による演舞中、ガロアがわざと落とした剣の装飾に足を取られて転んでしまう。
けれど仕切り直したサリフィは開き直り、場の雰囲気を変える踊りを披露する。

続いてガロア公爵に踊りを申し込むサリフィだったがガロアはそれを拒む。
けれど、アヌビスから”王妃の試練”の話を聞かされたガロアは、代わりに自分の従者と踊るよう申し付けるのだった。

ただれて剥がれ落ちる鱗に、腐れ果てた悪臭のする醜い容姿の従者。

顔を顰めて恐る恐るその手に触れるサリフィだったが、それは嫌悪からではなく「痛そう」という思いからだった。
楽し気に踊るサリフィと従者。

それを見て、ガロアは人間となれ合うなど魚竜族の恥さらしと従者を切ろうとする。
そこに立ちはだかるサリフィ。

試練が達成できなくても、王様の妃になれなくてもいいからとサリフィは従者を庇う。

こんな風にして
いつかお妃さまになれたとしても
私はおーさまの側にはいられなくなるもの
私は・・・
おーさまの隣に
胸を張って立てるような存在になりたいの
目の前で傷つけられている人を
知らんぷりするのが”王妃の器”なら
私は王妃にはなれません

お妃さまじゃなくても
おーさまの助けになれる道はあるはずだから
私はそれを探してみるよ

そうサリフィは笑う。
私はどかないけれど、それでも乱暴をしないと気が済まないのか。それでも本当に海神かと詰め寄るサリフィ。
その言葉に切りかかろうとするガロアだったが、寸での所でサリフィを王様が抱え込み、剣は虐げられていた従者が止めた。

ガロア公爵と名乗っていたサメが従者で、虐げられていた従者がガロア公爵本人だったのだ。

魚竜族の未来のためにこのような事をしたという本当のガロア。
日陰者であった魚竜族も現王即位以来、少しずつ状況が変わって来た。
けれど、ここに来て王妃に相応しくない物を選んだと聞き、本当に悪評通りの妃候補なのか見極めに来たという。

私が選んだ妃を勝手にふるいにかけるために深く傷つけたのかと怒る王様。
けれどサリフィはどこも怪我していないし、結構楽しかったから処罰はどうしても必要かと問う。

厳しい顔のまま処罰は必要だと言う王様。
領主ガロアならびに、今回の一件に関わった全ての魚竜族に対し「王への恒久の忠誠。これまで通りイスタン領の防衛。身を尽くして我が国を守護」するように命じるのだった。

寛大な処断に感激するガロア達。

今後
偉大なる王へ未来永劫の忠誠と
敬愛を申し上げます
そして・・・
王陛下のご正室
未来の妃殿下候補として
サリフィ様を支持します

と誓いを立てた。

 

感想

今回は魚竜族で魚系が多かったからモフモフが足りない・・・。
そして、アミトさんとヨルムンガンドの距離がちょっとずつ近づいている気がする。
彼女の恋が成就する日は来るのか??
でも、ヨルムンガンドの方が超絶鈍そうだしなー。
ついでに色恋沙汰に興味は全く無さそう。。
・・・・年齢とかもどうなんだろう?
人間じゃないし、あんまり関係ないのかな??

個人的に今回一番好きだったのは、舞踏会のシーンかな。
「私のサリフィは誰にも手折ることなどできぬ」ってドヤ顔の王様が超かわいい!

踊るサリフィも可愛かった。
一人で踊るとこもだけど、おじーちゃんっていいながらくるくる回るトコとかいいなー。
今回は凛とした表情のサリフィが多かったけれど、さっぱりにこにこしてる方がいいよね。

アヌビスさんはどんどん焦ってる感じ。

早く諦めて認めればいいのにねー。

 

猫成分

★☆☆☆☆

もっとモフモフして欲しい

 

 

 

 

次巻はこちら

→ アヌビスさんは折れかけながらもまだまだ頑固『贄姫と獣の王5巻』ネタバレと感想

 

 

 

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