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料理長が思った以上にいいトドでほっこりした『贄姫と獣の王7巻』ネタバレと感想

贄姫と獣の王7巻

贄姫と獣の王7巻 の表紙は新キャラのラントベルトとサリフィ。そしてロプスとキュク。
ロプス達の位置がもうちょっとあれだったら某ランドのネズミ風。

無事に初めての王妃代理の仕事を終えたサリフィ。
強い親衛隊長も付いたけれど、まだまだ波乱ばかりのようです。

これまでのあらすじはこちら → 贄姫と獣の王6巻のネタバレと感想

 

以下ネタバレあり

 

簡単あらすじ

初めての王妃代理の仕事を終え王様と将来の約束もしたサリフィ。料理長とも仲良くなり今後のお菓子作りの場所も確保。そして初めての一人で仕事に行くため親衛隊長が付いた。懐刀となるはずの彼は何やらワケアリそう

 

新たな登場人物

トッド

  • 王宮大厨房料理長
  • トド
  • 昔は粋がってた
  • 味の追求方法はストーカーっぽい

ラントベルト

  • サリフィの親衛隊長
  • ハイエナ族
  • とにかく出世を目指す
  • ツンデレになりそうな予感

 

詳細あらすじ

サリフィにテトラの”心”を救ってくれたことのお礼を言ったカルラ王妃。
王子・カルカラに”祝福”をして欲しいとサリフィに願うのだった。

やっと儀式を行えるとなった時、アヌビスは王女を懐柔するとは小賢しいとサリフィに声をかける。
それに対しサリフィはそうだねと小さく笑った。

私・・・
きっとうまくできるよ
初めはとにかく”王妃”として
作法通りに儀式をこなせばいいんだと思ってた

でもそうじゃない
それが少しだけ分かった気がする

自分の生まれは
誰も決められない
生まれる場所
順番
立場
誰にも選べない

だから祈るの

無事に儀式も終了しカルラ王妃と共にカルカラをあやすサリフィ。
明日ここを発つサリフィに、テトラは今日は特別に私の部屋に泊めてあげると言う。

夜。
サリフィの生い立ちを聞いたテトラは、生贄になるために魔族のお妃になるのは嫌じゃないかと尋ねた。
それに対しサリフィは、生きるも死ぬも何も自分で決めれなかったが”おーさまの隣で生きたい”は初めて自分で決めた事だという。

そんなサリフィと王様の話を聞いたテトラは、アヌビスが好みだと言い出す。
胡狼族であるアヌビス相手だと猫目族の血は負けるから、生まれる子は胡狼族になるというテトラ。
そこでサリフィは、魔族の子供は両親のハーフになる場合と強い血を持つ方の種族になると知る。
いずれ王妃になれば王様の子を授かるかもしれないと指摘され赤面するサリフィ。

けれど皆が寝静まった後もサリフィは考え事をして寝付けないでいた。

いつか王様と”本当の家族”を持てたらと思う反面、もうひとつの血に苦しんでる王様が人間とのつながりを残すのをどう思うのか。
王様は望んでくれるのだろうか?

そんな悩みを抱えるサリフィの元に、王様がやってくる。
話しがあるとサリフィを連れ出した王様。

”王”として世継ぎを残す義務があると王様はサリフィに告げる。

オズマルゴの正当な王家
”獣王族”の血は
本来
他のどんな種族の血とも交わらず
そのまま子孫に伝わる
だから
異種族が入り乱れる
この地の頂点に君臨してこられた
だが
私に流れる血は違う
この血を継いで生まれてくるものを
愛してやれる自信がない

私は・・・
いや・・・
私にも
”親”に愛された記憶がない

物心ついた時から”母”の存在はなく、兄弟もなかった王様。
唯一の肉親である先代王はとにかく厳しかった。
時々小さな箱に閉じ込められることも、王さまは父は自分を守ってくれてると思っていた。
けれど、病に倒れ死に瀕したその時。

最期の最期には愛の言葉と共に抱きしめてもらえるはずだという小さな期待はあっけなく砕かれる。

心・・・残りだ・・・
お前を・・・
残して逝く・・・こと・・・が

・・・無念
ああ・・・無念だ
貴様に王位を明け渡して死ぬことが―
忌まわしい・・・
貴様に流れる薄汚い血が!!

ずっとおぞましかった!!
堪え難かった!!
憎かった!!
貴様は呪われた鬼の子だ
我が一族
最大の汚点だ
いつかは私の国を滅ぼす──────

そう幼い王様を罵りながら死んでいった先代王。
ただひたすら自分の血を呪ってきた王様。

その血を後世に残すことは恐怖でしかないという。
けれど、生まれる立場も血も選べなかったがサリフィを選ぶことは出来たという。

お前の存在こと
私にとっての”祝福”だ
たとえこの私の血が
どんな境遇に受け継がれようとも・・・
お前と私の間に生まれる命なら
この”レオンハート”の名に懸けて
全身全霊で守り抜くと誓う

・・・いつか約束した
”真の強き王”と私がなった時
お前には
正式な妃として隣にいてほしい
そして
いつか必ず
私と契りを──────

そうして誓いのキスを交わす2人。
サリフィは無事に王妃代理としての初仕事を終えたのだった。

 

サーブルからオズマルゴ王宮に戻ったサリフィは王様のためにできることはないかと考える。
そこにアミトは収穫感謝祭なので手料理を振る舞ったらどうかと提案するのだった。

王宮大厨房に行き相談するサリフィとアミト。
そんな二人の前に料理長であるトッドが現れる。

サリフィが厨房に入る事をあっさり許可したトッドだったが、料理を作らせるわけにかはいかないという。
その代わり下っ端見習いと同じ雑用ならやらせてもいいという提案にサリフィは乗るのだった。

野菜洗いに皮むき、床掃除、ゴミ捨て、スープの番。
王様に美味しいご飯を作ってくれる人達の手伝いは巡り巡って王様のためだと笑ってサリフィは雑用をする。

そんなサリフィにトッドは料理を教えてくれるという。
いきなり上級料理は無理だからと提案されたのはオムレツの様な料理。
王様の好みの”紅玉ソース”の味に驚くサリフィはちゃんと作れるかと心配するが、トッドはサリフィなら大丈夫だという。

昔は粋がって品書きを無視して自分勝手に料理を作っていたというトッド。
ある日、獣王族には相当不味く感じるというシトラスを使ってしまい、料理人生命・・・もしくは命が終わる事を覚悟した
けれど何も言わず完食した王様。

それを見たトッドは徹底的に王様の好みを追求したという。
やることなすこと全部”王のため”のサリフィが作るものが王様の”一番うまいもの”になるとトッドは保証する。
またサリフィを厨房に入れたのも、いつも作ってる人間用のごはんを残さず食べてくれるサリフィへの礼との事だった。

一生懸命作ったサリフィの料理。
不格好な出来栄えだったが、食べた王様は穏やかな顔を見せた。

そんな王にアヌビスは戸惑いを覚える。
そしてサリフィに他者を変える力が本当にあると感じたのだった。

 

次の王妃代行の仕事は、都市・マースヤに進駐している部隊の慰問。
けれど王様は他の仕事で行けず、サリフィ1人で行くこととなる。

王都を離れる”王妃”に新たな護衛隊が組織されることとなった。
お王妃の剣となり盾となる、王妃直属の親衛隊。

人選は王様とアヌビスによって選出されるが、懐刀となる”親衛隊長”はサリフィ自身の目で選べとアヌビスは言う。
けれど志願者を集める広場には誰一人としていなかった。

王妃親衛隊は王宮兵士の花形
たった一晩の募集期間でも
常ならば
この広場は志願者で溢れかえっていたはずだ

だが
たとえ王の命でも
人間に忠誠を誓い
働きたいと思う者など
この国にはいない
唯のひとりもな
これが貴様を取り巻く現状
これが現実だ

そうサリフィに告げるアヌビスの上に、落ちてくる1つの影。
たった1人の親衛隊志願者、ラントベルトだった。

他に志願者もなく、そのまま親衛隊隊長となったラントベルト(ラント)。
出世が全てだという彼は、サリフィが”人間”のおかげで競争相手がすくなくてよかったという。

そんなラントが指示した道では砂蛇蝎が現れる。
砂蛇蝎の前に落ちたロプを助けようと駆け寄るサリフィ。

親衛隊の面々が助けに行こうとするがラントがそれを止めてしまう。
間一髪という所で砂蛇蝎全てを1人で倒したラント。

一歩間違えれば大変なことになっていたラントの指示。
この道を通った事もわざと砂蛇蝎の巣に誘導したのではという他の親衛隊のメンバーたち。
それをサリフィは仲間割れしないと止めるのだった。

そんなサリフィにラントは、さっきの話は半分本当だと言う。
出世のため、手柄を立てるためにわざとあの道を行かせたというラント。
あんたの命だけはまあ絶対守るというラントにサリフィは任せるからよろしくと笑う。

でもひとつだけ約束して欲しいの

あなたの出世のために渡しを使うのは構わないけど・・・
今後
他の人を危ないことには巻き込まないで
”私を守った”という
体面だけあれば十分でしょう

その言葉にあんたみたいなのが一番信用できないというラント。

なんとか無事にマースヤについて、隊士達へ挨拶するサリフィ。
人の目にさらされることで、少し王様の気持ちを知るのだった。

その夜、ラントに毛布を渡そうとしたサリフィ。
他の隊士達とラントが揉めているのを目撃する。

”ハイエナ族”であるがゆえに、反王政派の間者ではないかと詰問する隊士達。
けれどそんなラントをサリフィは庇うのだった。

ラントが正直者にしか見えない。わたしは信じるというサリフィ。
けれどラントは頑なに信じられないと言う。

そんな夜を過ごし、調印式を迎えるはずだった翌日。
マーヤス領主を拝命した、ブラウン卿が何ものかに襲われたのだった。

 

感想

テトラのツンデレがカワイイなーとか思ってた矢先に、ナイトキャップ被っておかし食べてるの超カワイイ!!
反則じゃない、コレ?
お城においでよ!
レギュラーで!!

( ゚д゚)ハッ!
ホントにアヌビスさんとこにお嫁にきたらいいんだ!!!

でも、できる子どもは猫じゃないっていうのはちょっとヤダな!!!!

血の強い種族の子になる法則で行けば、本来であれば人間と混じっても獣王族の子供が生まれるはずだった?
だから王様パパも問題ないと思ってたのに、いざ生まれたら人間の血が出ちゃってた、どーしよーってなったのかな?
っていうかそもそもなんで人間の相手だったのか
そして魔族の寿命を考えたらもうとっくに亡くなってるんよね・・・・・???
あれ?
魔族って長生きって事でいいのかな・・????

・・・意外とお父さんの子じゃなくて、お父さんの兄弟の子だったとか?
っていうか先代は王妃いなかったんですかね??
いろいろ気になるなー

あ、本気で愛した相手が人間で、人間が魔族を産んだことによる影響で死んじゃったとか。
でも”天啓”の夜には人間の姿になる王様。
最初から人間で生まれてくれば母体も助かったし、ずっと魔族の姿しかとれないならあきらめもついたのに。
・・・・みたいなのは考え過ぎかな?

サリフィも王様も子を身ごもったとき大丈夫なんかね?
妊娠期間とか、魔族基準になるの?人間基準になるの??
でもまあ2人の仲が深まったみたいでよかった!

そしてテトラのモデル、カッコいいな!
カラカル!!
テトラはすんごいカワイイのに。。。

トッド料理長!
こちらもずいぶんお可愛らしい!!
表情はいっさい無いのに不思議!!!
実は純粋な獣王族じゃないから、意外とシトラスが平気だった可能性は捨てきれないけど、トッドさんの中で美談になってるからそれは言っちゃダメなんだよね。
実際どうったのかはすごく気になりますけどねー

しかし、めっちゃいい人・・・トド。
サリフィの料理もこのトドが作ってたのか。。
これだったらこれからも安心して食べれるね。

ベンヌの役に立たなさっぷりがすごい!
戦闘能力なかったんだ!?
強そうな見た目はあるのに・・・

ラントは”ハイエナ族”ってだけでいろいろあったんだろうなー。
親の話しもあながち嘘じゃなかったりするんじゃないかな?

 

猫成分

★★★☆☆

テトラずっといて!

 

 

 

 

次巻はこちら

→ 恋する乙女同盟の参加者が増えそうでちょっと嬉しい『贄姫と獣の王8巻』ネタバレと感想

 

 

 

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