ねこ好きの本棚

今まで読んだ本のあらすじ紹介や感想、考察などを載せています。漫画がメイン。猫はいたりいなかったりです

メニュー

恋する乙女同盟の参加者が増えそうでちょっと嬉しい『贄姫と獣の王8巻』ネタバレと感想

贄姫と獣の王8巻

贄姫と獣の王8巻 の表紙は王様とサリフィ。緑の感じがなんだか爽やか。

親衛隊長も正式に味方について一安心。
けれど、人間と魔族の間にはまだまだいろんな闇がある様子。
早速のテトラの再登場にテンションがあがる8巻です。

 

これまでのあらすじはこちら → 贄姫と獣の王7巻のネタバレと感想

以下ネタバレあり

 

簡単あらすじ

ブラウン卿を襲った犯人として疑われたラントベルト。己を信じて真犯人を見つけてくれたサリフィにラントベルトは忠誠を誓った。一方でイリヤは魔族が魔族の子供を攫い人間に売っているの目撃し、魔族の子供を守った

 

新たな登場人物

マアロ

  • 魔族の子供
  • 優しい魔族
  • イリヤに助けられる
  • 多分アルマジロ系

 

詳細あらすじ

ブラウン卿を襲った下手人は片目を隠しており、人相ははっきりと分からなった。
残された少量の体毛は珍しい毛色では無く、手掛かりは無いに等しかった。

警備の問題もありテイリン隊長が責められるが、隊士達は昨夜姿の見せなかったラントベルトが下手人だと言い切った。

やっていないと言うラントベルトを捕えようとする隊士達。
それをサリフィが立ちはだかって庇うのだった。

ラントベルトがやっていないの自分が証明するというサリフィ。
テイリン隊長もサリフィにお供をするという。

そうして、延期された明朝の調印式までに真犯人を探すことになる。

それまで身柄を拘束される事になったラントベルトに、サリフィは言う。

私はラントのこと信じてる
だから
ラントも
信じて待ってて

 

自分を信じて庇うサリフィを”普通”じゃないと思うラントベルトは、幼い頃の事を思い出していた。

 

 

ハイエナ族の母と、ハイエナ自治区の”外の種族”の間に生まれたラントベルト。

”外の種族”にはハイエナ族という事で疎まれ、ハイエナ族には”裏切りもの”と呼ばれた。
王国の助けをほぼ受けられない”自治区”でさらに孤立していた母。

ラントベルトが幼い頃、母は薬ですぐ治るはずの病気で死にそうになっていた。

どうにか働いて稼いだお金で手に入れた薬。

それを持って帰る途中に、兵士に呼び止められる。

その薬は盗んだものなんじゃないか?

幼いラントベルトは、自分が働いてもらったお金で買ったといっても誰も信じなかった。

そのまま薬は没収されてしまう。

 

そして母は助からなかった・・・。

 

・・・どうして誰も
ぼくの言うことを
信じてくれなかったんだろう・・・

ぼくがガキだから?
ハイエナ族だから?

ちがう

あいつらのほうが
ぼくより”えらかった”からだ

みんな”地位の高いやつ”のほうを信じる

当たり前だ

それが”普通”なんだ

ぼくのことなんて誰も────

 

 

そう思って生きてきたラントベルト。

けれどサリフィの温かさに触れ、本当はただ自分自身を信じて欲しかった事に気付いたのだった。

 

そうしてサリフィが真犯人を見つけ、無事に釈放されたラントベルト。

犯人にたどり着いたのは『ありふれた毛色』の体毛。
魔族達にはラントベルトと同じ毛色に見えていたが、サリフィには全然違う色に見えていたのだった。

何とか、調印式を無事に終えたサリフィ。

そんなサリフィにラントベルトは言う。

俺は絶対”出世”する
偉くなってふんぞりかえってやる

・・・ずっとそう思ってた
じゃないと・・・
俺みたいなのは
一方的に踏みにじられるだけだったから

でもあんたは信じて・・・
守ってくれた
俺の誇りを

”サリフィ妃殿下代理”
ハイエナ族ラントベルト

このご恩は決して忘れません

これより私の命と忠誠を
貴方に捧ぐと誓います

・・・・・

嘘じゃないからね

 

そういってラントベルトはサリフィに向かって跪いたのだった。

 

無事に王宮にもどったサリフィ達。
馬車から降りる際、倒れたサリフィをラントベルトが抱き留めるのだった。

 

ラントベルトにいくつか質問をした王様は、「名実共に我が妃の騎士となれ」と正式い王妃代理親衛隊長と認める。

 

一方の倒れたサリフィは、単なる寝不足だった為すぐに元気になった。
けれど、数日ぶりに王様と会うと思うと何故か緊張して顔が見れないと言う。

そんなサリフィに「恋の嵐ですわ」と興奮するアミト。
そこに王宮訪問の許しが出たとやってきたテトラも、情熱的な再会を果たせば王様との仲が深まると参戦するのだった。

 

そうして、着飾った姿で王様を迎えたサリフィ。
会話がもたずにラントベルトとの話をすると、この部屋で他の男の話をするなと怒られてしまう。

ラントベルトとは若いけれど、きっとサリフィにとっていい騎士になる。
けれど、サリフィを一番傍で守るのは常に自分で居たかった。
八つ当たりをしてしまった事にしょげる王様にサリフィは、王様と一緒にいる為に前に進みたい。王様のために変わりたいと言い、2人は寄り添うのだった。

 

その頃、サリフィの様子を覗こうとしたテトラは王宮内で迷ってしまっていた

ふと明かりを見つけて追っていくが、その明かりはどんどん地下へと進む。

明かりの正体───セトになんとか声をかけようとした瞬間、後ろから伸びてきた手に抑えられたテトラ。

手の正体は、セトの様子を探っていたアヌビスだった。

腰が抜けてしまったテトラを抱きあげて、アヌビスは部屋へと送る。

その腕の中で、恋なんてしないと断言していたテトラは頬を染めるのだった。

 

 

翌日、アミトの作ったお菓子を食べるテトラとサリフィ。
そこにやってきたラントベルトは、妙なとりあわせと言う。

魔族の王の妃が人間で
ハイエナ族の親衛隊長に
一つ目族の小間使い

おトモダチは爬虫族と猫目族のお姫様

メチャクチャだね
サリフィの周りって

その言葉に、サリフィはいつかこれが”普通”になったらいいよねと笑うのだった。

 

どんな種族だってみんな違うのが当たり前で、結局みんな同じ。
けれど、魔族と人間の間には単なる好き嫌いじゃすまない憎しみもある。

 

幼い頃に魔族に襲われ、癒えない傷を抱えたサリフィの友人・イリヤ。
魔族狩りをしている彼は、子供を攫う魔族が出ると言う話を聞いて国境の東へ向かった。

子供を抱えた魔族から子供を助けたイリヤだったが、その子供もまた魔族だった。

剣を向けても助けてうれてありがとうと言う、魔族の子供──マアロ。

攫われた彼は帰り方が分からないというので、イリヤは国境まで連れていく事にした。

人間みたいなことを言うマアロに調子を崩されながらも、なんで魔族が魔族に攫われたのかとイリヤは尋ねる。

 

えっとね
あのね

さいきん子供
いっぱいさらわれてる

そしたらにんげんにうられてね
”はくせー”とかになったり
”ミセモノ”とかしてあそぶんだって

それは、まるで、イリヤが幼い頃に魔族にされたように、人間が魔族をおもちゃみたいにしているという事。

 

その事実に吐きそうになるイリヤを気遣うマアロ。

そこに一本の矢が飛んで来た。

現れたのは3人の人間。

然る高貴な方の使いだという彼らは、自分たちの獲物だとマアロを連れていこうとする。

関係ないとマアロを置いて去ろうとしたイリヤだったが、マアロの「おにいちゃんたすけて」という言葉に、亡くした妹の姿を重ねる。

 

俺は
魔族なんざ死ぬ程嫌いだ

だけどな
てめーらみてェな・・・
他者の命を玩具みてェに
扱う野郎は
もっと嫌いなんだよ

そういってイリヤはマアロを守るのだった。

 

 

 

大きく二つの種族を隔てる壁

交わらなければ
争いようもない
傷つかない
だけど───

心を掬いあげるものは
いつだって

誰かとの出会い

交わりの先にあるものだから

いつか

あなたにも
おとずれてほしい

そんな優しい出会いが・・・

 

 

 

感想

幼いラントベルトが可愛かった。
あのコロンとしたフォルムのまま大人になってくれたらよかったのにっ!!!

・・・・魔族は獣だから色の判別が弱いのかな?
え?もしかして種族によって判別できる色がちがったりする??
さすがにそこまで露骨なのはないかな?
じゃないと服とかの色が大変なことになりそう・・・。

テトラって何歳くらいなのかな?
子供だよね?ね??

政略結婚が決まってるから恋はしない。
かわりに人の恋をいじっていじっていじりたおしてやるのよっ!っておこちゃまのセリフとは・・・。

でもすっごいカワイイけどね!!!

大胆に迫るってサリフィに指導するテトラ。
でも「迫る」を「襲う」と捉えるサリフィ。
ホントなんか言いコンビよね。

めっちゃ癒されるわー。

サリフィちゃん、黒玉ちゃんって言ってるテトラが可愛すぎるだけど。
そしてアミトに対してはアミトお姉さまwww

セトさんが不穏な動きしてた事なんって速攻どっか行ってしまった。

アヌビスさん紳士ー!
テトラちゃんとの年齢差ってどれくらいなのかなー?
もうホントここに嫁げばいいよ。
これも政略結婚ですよー!!
愛のある政略結婚って事で!!!

でもなんかラントベルトともいいコンビになりそうよね?

マアロに調子を崩されるイリヤが面白すぎる。

お兄ちゃんって言われて妹を思い出し。
魔族相手って拒否反応を示しながらも世話をやくイリヤ。

ホント根はいい人なんだろうなー。

でも人間と魔族の関係はホント闇が深そう。

でも魔族にさわれるのは生理的にダメなんだね、イリヤ君。
それなのに助けてあげて偉い。

そしてイリヤ以上にマアロが健気でいい子すぎた。
ホント助かってよかった!!
魔族もマアロみたいなのばっかだったら平和なのにね。

また出てくるかな?
イリヤとセットでぜひとも登場して欲しい所。。。

 

 

猫成分

★★★☆☆

 

 

 

 

 

次巻はこちら

→ テトラにはずっと城にいて欲しかった『贄姫と獣の王9巻』ネタバレと感想

 

 

 

スポンサーリンク

     

関連記事

  1. 贄姫と獣の王3巻
  2. 贄姫と獣の王1巻
  3. 贄姫と獣の王5巻
  4. 贄姫と獣の王7巻
  5. 贄姫と獣の王4巻
  6. 贄姫と獣の王9巻

コメントをお待ちしております

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサーリンク




ブログランキング

よろしければ、ポチっと押してやってください。励みになります。
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ 

ブログランキング・にほんブログ村へ

PROFILE


管理人:にぼし



とくにジャンル問わず読むが、少女漫画やファンタジー、ほのぼの系が多数。メインは漫画、たまに小説。漫画は完全単行本派。時々小説。Landreaall、ボクラノキセキ、クイーンズ・クオリティが特に好きです。小説は有川浩さん、小野不由美さん、上橋菜穂子さんなど。

アーカイブ

スポンサーリンク