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黒子さんが不在でかなりテンションが下がった『王子様なんていらない5巻』

王子様なんていらない5巻

王子様なんていらない5巻 の表紙は寺田と神原。琴子と伊誓ペアじゃないのは初めて。

いずれは仲良くなりそうと思っていた2人がよ予想外の展開を見せる。
神原の過去が出てきたり、琴子や伊誓の存在がちょっと薄い5巻。
 

前巻のお話はこちら → 『王子様なんていらない4巻』のネタバレと感想

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

琴子のクラスの転入生徒・橘は伊誓と琴子の関係も神原の過去も知っていた。一位にならないと意味がないと頑張っていた神原は、自分の頑張りを認めてくれる寺田の言葉を嬉しいと感じる。そして寺田への気持ちに気付く

新たな登場人物

橘 蒼真(たちばな そうま)

  • 琴子のクラスの転入生
  • モデル
  • 自称・神原の友達

寺田 ひより(てらだ ひより)

  • 寺田の妹
  • 14歳
  • 兄に厳しい

詳細あらすじ

伊誓と一緒に居る所を神原に見られた琴子。
焦った琴子は神原に誰にも言わないで欲しいと懇願した。

伊誓の弱点を利用すれば、自分よりも上が1人いなくなると考えた神原。
けれど昔、自分も弱みにつけこまれた事を思い出しそんなことはしないと琴子に言う。

正々堂々と一位にならないと無意味だと神原は考えていたのだった。

夜、夏休み明けで油断していたと感じた琴子は、今の平穏な日々が終わるかもしれないと恐れる。
そして、伊誓に他人のフリ強化月間を実施すると宣言するのだった。

その甲斐もあってか、いつも通りの平穏なスクールライフを満喫する琴子。

ある日、橘蒼真という転入生が琴子のクラスにやってきた。

クラスメイト達が蒼真をイケメンと浮足立つ中、琴子に向かって「西園伊誓の知り合いだよね」と声をかける橘。
パニックになった琴子が否定する前に、クラスメイト達がそんな訳ないじゃんと笑い飛ばしてしまう。

誰も信じないくらいの平凡な自分でよかったと安堵する琴子。
同時に伊誓の知り合いに「橘蒼真」という人物を聞いた事が無いなと思いを巡らす。

琴子が昼休みに友達とご飯を食べていると、そこに橘が現れる。

まだ新人のモデルだという橘。
本当は特待クラスに入りたかったが定員オーバーだったという。
そして特待クラスに友達がいるという話を聞いた琴子は、伊誓の事じゃないだろうかとハラハラしていた。

友達の話の流れから伊誓の名前を出されそうになった琴子は慌てて購買へと向かう。
けれど橘はそんな琴子の後をついて来るのだった。

悲鳴を上げる琴子に今は何も聞かないからと、橘は特待クラスに案内して欲しいと頼まれる。
橘が会いたいという友達は、神原陸だった。

けれども橘と会った神原は心底嫌な顔をして去って行ってしまう。

すごく嫌われていると感じる琴子だったが、橘は少なくとも自分は友達だと思っていると言うのだった。
そして、どうして伊誓との事を隠しているのかと詰め寄られる琴子。

どうしようと困っている所に伊誓が現れ、間に入るのだった。

橘に久しぶりと声をかけられた伊誓は不思議そうにする。

伊誓がモデルごっこをしていた時に、スタジオで会った事があるという橘。
その時、伊誓の母に見せてもらった写真に伊誓と琴子が一緒に写っていたというのだった。

神原陸は「神原ひめか」という名前で子役をしていた事があった。

両親は有名俳優で物心着く前から子役になっていた神原。
成長するにつれ自分には「才能がない」という事を思い知った。
橘みたいな「才能がある」子役たちと自分は違う。

それでも努力はしたがただの七光りと言われ続け、ある日ぷつりと心が折れてしまう。

そして子役を止めた神原は、中学になっていろいろな事に挑戦をする。
何か認めてもらえて、一番になれるもの。

そうして学力で学年一位になった神原は、やっと自分が認めてもらえるものを見つけた。

そんなある日、友達といる時に橘と遭遇した神原。
「ひめか」と呼ぶ橘に、子役をやっている事は隠しているんだから止めて欲しいと言う。

そして


昔の事はなかった事になってるから
もう私に話しかけないで

と。

それを聞いた橘は、神原の友達を前ににして「陸の秘密いっちゃおうかな?」と笑った。

神原に橘。

校内に伊誓との事を知っている人物が増え、落ち込む琴子と励ます寺田。
そこにふらつきながら歩いてきた神原が倒れてしまう。

寝不足で倒れたという神原は、勉強していて気づけば朝だったという。
それでも一位になれなかったからまだまだ足りないという神原。

そんな神原に琴子は言う。


神原さんはすごいと思うよ


で でもね!
やっぱり
むりしすぎるのはよくないよ!


絶対によくない!

アンタたちには関係ないという神原だったが、寺田も心配なのに関係もないとか関係ないと言い、神原を無理やり保健室まで運ぶのだった。

現在学年15位だが、神原は1位じゃないと意味がないと思っていた。

けれど、寺田もそれはすごいと言う。

なんでそんなに一番にこだわるのか
知らねーけどさ


意味はあるだろ
絶対に

寺田の言葉に嬉しいと感じてしまった神原は、それは疲れのせいだと思い込むのだった。

家で勉強中、琴子の口からは色々な名前が出るようになった。
子供の頃はテレビや近所の猫の話ばっかりだったのに、これからもっと変化していくんだろうなと考える伊誓。

それでも、一番近くにいるのは自分だと思う伊誓はそのまま琴子にキスするのだった。

友達に囲まれる寺田を見た神原は、自分だって一番になればと思いふと気付く。

自分は何で一番になりたいのだろうか?

予備校で桜庭に本気で一位になりたいのかと言われた神原。
伊誓のような「特別」な奴らには自分も神原も勝つのは絶対に無理だと桜庭は言う。

その言葉に神原は何も言い返せないでいた。
だって、それは子供の頃から分かっていた事だったから。

「特別」には敵わない、と。



一番になることだけにこだわって
周りなんて見てなかった


上には悪態ついて
下は見下して


こんな人間を
認めてくれる人なんているわけない

神原は予備校帰り、バイト帰りの寺田とばったり遭遇する。

落ち込んだ様子の神原に、話くらい聞くという寺田。

自分は琴子みたいに優しくていい子ではないから、優しくしてもらう資格がないと思う神原。
放っといてと神原は言うが、寺田は放っとけないと神原の頭を撫でる。

驚いた神原は逃げるように距離を取り、そのまま走って帰るのだった。



寺田のせいで


ずっとずっと
正体不明の感情が
ぐるぐるしてて


自分が分からない
思い通りにならない
ムカムカする


こうなったら・・・!


意地でも理解してやる!

そう意気込んだ神原だったが、考えて認めてしまえば答えはとてもシンプルだった。

「好き」

でも、寺田は琴子が好きなように見せる。
でも、琴子には伊誓がいるから片想い。
だったら自分だってそれでいい。
「答え」が出たらこれ以上は何も望まないと考えた神原。

気持ちを理解した事で、少し気持ちが楽になった気がしていた。

そうして余裕ができた神原は、自分がクラスの女子から怖がられていることに気付く。
慌てた神原はアンケート用紙を回収しに来た実行委員に労いの言葉をかけるのだった。

単語帳がない事に気づき、校内を探していた神原は橘と遭遇する。

子役を辞めたのは自分のせいか、と直球で尋ねる橘。

自分にあれ以上は無かったから橘のおかけで早めに気づけたと返す神原。
けれど橘は、それでも追いかけて来てほしかったと言うのだった。

そこに、神原が落とした単語帳を返しにきた寺田が現れた。
単語帳を受け取る時に手が触れた事に動揺した寺田はそのまま走り去ってしまう。
突然の事に驚く寺田に橘は追いかけなよと言うのだった。

訳が分からないまま屋上まで追いかけた寺田。
何で逃げるという問いに、なんで構うんだと神原は言う。



そりゃあんたは
何も考えずにやってることなんだろうけど


あんな風に優しくされたり
励まされたり


あ・・・
頭なでられたりしたら


そんなの


すっ
好きになるだろ!?


でも
でも
あんたは・・・


あんたはあの子が好きだから


知らないと思うけど
あの子は西園と付き合ってるから
あんたも片想いだし


・・・いやでも
二人でいるところ
見ただけだけど


でも口止めされたし・・・


だったら私が片想いだって別にいいだろ!!

どんどん捲し立ててくる神原に落ち着けと言った寺田は、琴子はただの友達だと伝える。

そして、


なんでお前にかまうのか
俺もよくわかんねーんだよ


でもなんか気になるし
心配になるし
思わず頭なでたりしてるし


俺はな
今までこんな風になったことねーんだよ


───だから!


話そうぜ
解るまで

真っ直ぐな寺田の言葉の直後になるチャイム。

そして、神原は初めて授業をサボった。

感想

・・・なんで黒子さんがいないの???
一番の楽しみが・・・・

そして寺田&神原が急展開すぎてびっくりした。
合間合間で琴子と伊誓がちょっといちゃついてる(伊誓がちょっかいかけてるだけ)けど、もはや誰が主人公なのか・・・ってなる巻ですね。

どうでもいいけど橘君の存在って必要だったんだろうか・・・?
もうちょっと当て馬っぽくなにかするならともかく・・・何もなかった事無い??

結局「秘密いっちゃおうかな~?」って小学生の好きな子イジメのレベルでからかってただけで
バラされたくなかったら何かしろって脅されたり、実際にばらされたワケじゃないんだよねぇ?
神原さんがちょっぴり被害妄想的な感じに思えてしまった・・・。

しかも超チョロいし。
思った以上に簡単におちてビックリでした。挙句、ぽろっと琴子と伊誓のこと言っちゃうし・・・。
まあ、弱みに付け込んだわけじゃないけれども・・・どうなのよ?
寺田君もびっくりしてたよ。。
神原さん嫌いじゃないんだけれども、今回はどうしてもおぉぅ・・・?ってなってしまう・・・。

やっぱり黒子さんが居ないのが一番駄目なんだよ。。

とりあえず、次巻では黒子さんが復活している事を祈ります。。

猫成分

☆☆☆☆☆

(´・ω・`)


次巻はこちら

→ 突然の黒子さんの素顔に戸惑いを隠せない『王子様なんていらない6巻』ネタバレと感想

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