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突然の黒子さんの素顔に戸惑いを隠せない『王子様なんていらない6巻』ネタバレと感想

王子様なんていらない6巻

王子様なんていらない6巻 の表紙は幸せそうな天宮と桜庭。
大きく動いた天宮と桜庭の関係に感化される琴子と、琴子の変化にひっそり喜ぶ伊誓。

文化祭マジックで次々にカップルが成立していった6巻。黒子さんもばっちりです。

前巻のお話はこちら → 『王子様なんていらない5巻』のネタバレと感想

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

文化祭をきっかけに、桜庭に思いの丈をぶつけた天宮。桜庭も天宮と向き合う事を決めた。その姿を見た琴子は自分は伊誓と向き合えているのかと悩む。そんな中、伊誓と一緒にいるのを友人たちに見られてしまうのだった

詳細あらすじ

風邪をひいて寝込んだ伊誓。
彼が寝込んで休んでいる間、学校では文化祭で準備が進んでいく。

琴子達がいる1-Aはメイド執事喫茶。
寺田達のクラスはお化け屋敷。
神原のいる特1-Bはタピオカドリンクの販売。
そして伊誓のいる特1-Aは演劇。

演目「シンデレラ」の配役を決める特1-A。

桜庭に頼まれてうっかりとシンデレラ役を承諾してしまった天宮。
一方の王子様役は伊誓しかいないと、本人が休んでいる間に決定してしまった。

そして「天宮がシンデレラなら王子は西園が適任」という桜庭の言葉に、天宮は一人傷つくのだった。

まだ伊誓が休んでいる間の準備期間中。
琴子は、空き教室の隅で蹲る天宮を見つた。
乗り気じゃない様子の天宮は、王子役が伊誓であることを琴子に謝る。
気にしていないでと琴子は言うが、逆の立場だったら嫌だと天宮は言った。
天宮の口から桜庭の名前が出た事で、琴子はかつて桜庭に言われた「特別な奴らは特別な者同士がお似合い」と言う言葉を思い出した。

桜庭くん・・・
でもさ

好きになっちゃったら
しかたないんじゃないかな

と、思う琴子だった。

風邪が治ってから初めて登校した際に、王子役に決まったことを知った伊誓。
無理にでも登校すればよかったと伊誓は言うが、桜庭はそれでも王子は伊誓だと言う。
その言葉に「桜庭でもいいだろ」と伊誓は返すが、桜庭は寂しそうに笑うだけだった。

その夜、まだ小学4年生の弟妹の面倒を見る桜庭。
料理を作りながら、王子様になんてなれるわけがないと思うのだった。

伊誓が演劇に出ると聞いて浮かれる黒子。

そんな黒子に絶対に来るなと釘をさす伊誓だったが、

坊ちゃんと琴子さんの
健やかな成長を陰ながら
お支えし見守ることこそ

黒子の務めでございますので

と笑って去っていく黒子。
その姿に、伊誓も琴子も絶対に来るんだろうなと思うのだった。

そして伊誓は、琴子にも見に来ないように告げた。
逆の立場なら見たくないという伊誓。

頭が痛いと言う伊誓を心配して覗き込んだ琴子。
そんな彼女を抱き寄せた伊誓は

王子なんかじゃないのにね

と笑って、頬にキスをするのだった。

文化祭当日。

クラスの出し物のキッチン担当の琴子。
自分の作業をしながらも、周りのみんなが噂する天宮と伊誓の話に複雑な思いを抱いていた。

チラシを配っていた神原は他の客に巻き込まれてお化け屋敷に入ってしまう。

お化け屋敷が苦手で蹲っていた神原は、客の救出に回っていた寺田に声をかけられた。
そのまま神原を外へと連れて出た寺田。
震えながら自分にしがみつく神原を見て、思わずその頭を撫でてしまう。

また怒られると思った寺田だったが、不安そうに見上げてくる神原を見て助けたのが自分でよかったと思った。

東条の時は
西園が飛んできて

どこか安心したんだよな

こんなすごい奴が
助けてくれるなら

安心だなって思った

でも

誰かに取られるかも

そう思った寺田は、神原に好きだと告白をする。

急なことに慌てる神原。
可愛いから取られたら困るという寺田の言葉に照れて逃げようとするが、逃がしたらいつ返事をもらえるか分からないからと寺田はその手を離さなかった。

親の子とも勉強の事も関係なく好きだと言って貰えてうれしいと思う神原。

ふいにやっぱいいわと言った寺田は、また屋上でゆっくり話そうと告げるのだった。

劇の前に衣装で宣伝に回っていた伊誓と天宮。

完璧なカップルだと周りが褒める中、突然クマの着ぐるみが伊誓の後ろから抱きついた。
伊誓が驚いている間にその着ぐるみのクマは去って行ってしまう。

後に残されたのは、クマが落とした1-Aのチラシ。
それを見た伊誓はクマを追いかけ、その着ぐるみの頭を取る。

中に入っていたのは琴子だった。

邪魔してごめんと謝る琴子。

天宮が桜庭を好きな事も、伊誓が自分を好きな事も分かっている琴子。

けれど、

伊誓は私のなのに・・・

つい言葉に出してしまった事に琴子自身も驚く。

物扱いってことじゃないと琴子は弁明しようとするが、その前に伊誓にキスをされてしまう。
嬉しいという伊誓。
琴子が嫌なら部隊も出ないと言うが、さすがにそれをさせてはいけない。

傷つかないから、ちゃんと格好いい王子様をやってと伊誓に言うのだった。

劇が始まる直前、天宮は桜庭に声をかけた。

あっちゃんは昔から
クラスや他人のために頑張るのよね

私ね
あっちゃんと
そういうところも
大好きなのよ

私は正直
クラスなんて
どうだっていい

だから

あっちゃんの
ためだけに
頑張るから

ちゃんと見ててね

そうして、演劇「シンデレラ」がはじまる。

桜庭と天宮が出会ったのは中学の時。

転校してきた天宮の案内を、学級委員だった桜庭が任された事から始まった。

美人ですごいお嬢様。
なんでこんな公立学校にとヒソヒソと話される言葉は、本人にも届いていた。

気にした風もなく本を読む天宮を、桜庭は校舎案内を口実に連れ出す。
それなら昨日してもらったと戸惑う天宮を強引に連れ出す桜庭。

2人きりになった所で、みんな天宮が珍しく悪気はない事を謝った。
そんな桜庭を優しいと言う天宮は、今まで同じようなことがあっても連れだしてくれた人は初めてだと笑った。

それから桜庭を意識してみていた天宮。

ある雪の日、迎えを待つ天宮が寒そうにしているのを見た桜庭は彼女に手袋を貸した。

そんな桜庭に天宮は告白をした。

あの時
俺が

自分の身の丈を
分かっていれば

今頃はきっと
俺のことなんて・・・・

伊誓のクラスの「シンデレラ」を見に行こうか悩んでいた琴子。

校舎を歩いている時に天宮の弟に声をかけられて、体育館い連れて行って欲しいと頼まれる。
その様子を見ていた桜庭の弟妹達も、体育館に行くなら自分たちも連れて行って欲しいと琴子に頼むのだった。

シンデレラを演じる天宮を見て、桜庭が思い出すのは昔の周りの言葉。

桜庭と天宮が付き合っているのは無理がある。
天宮ならもっと他にいるのに。
高校の学費免除狙ってるほど家系が厳しい桜庭。
なのに彼女はお嬢様ってしんどくない?

そして桜庭は逃げた。
天宮からも、弱い自分からも。
なのに・・・

ちゃんと見ててねと言われたが、途中で見て居られなくなった桜庭は体育館から出ていってしまう。

その姿を舞台の上から見つけた天宮。
伊誓に後を任せて、その後ろ姿を追いかけた。

背後から天宮に声をかけられ、桜庭は思わず逃げ出す。

やめてくれ

追いかけて来ないでくれ

───もう諦めた

終わらせたいんだ

───もう

けれど天宮の方が足が速く桜庭は捕まってしまった。
なんで逃げるのという天宮に桜庭は言う。

勉強も運動も
育った環境も
まわりが見る目も
全然違う

・・・だから
諦めたんだ
耐えられなかったんだよ

お前みたいなお姫様
早くどっかの
王子様と
幸せになってくれよ

その言葉にお姫様なんかじゃないと反論する天宮。
王子様なんていらないから、桜庭が居てくれればいい。
それが自分の幸せだと泣きながら天宮は訴える。

そんな辛そうな顔で言うなら

諦めないでよ

逃げないでよ

今度は私が守るから・・・!

その言葉に思わず笑ってしまった桜庭。

俺も大概弱いけど
お前は本当に強いな・・・

降参

逃げてごめん

本当かと何度も念を押す天宮は、また自分を好きになってくれるかと問う。
その言葉に昔も今も好きなままだと言う桜庭。
天宮は思わず桜庭に抱きつくのだった。

2人そろって戻る途中、天宮を探していた琴子と遭遇した。

林間学校の時に琴子に言ったことを気にしていた桜庭は謝ろうとする。
けれど2人の距離感が近いから上手くいった事に気付いた琴子は、そんなのどうでもいいよと笑うのだった。

後夜祭がはじまる前、桜庭の弟たちに声をかけられた琴子。
一般公開は終わりの時間なのに兄の所に行きたいと言う子供達を宥めている所に、桜庭がやってくる。
やっぱりきちんと謝ろうと思って来たという桜庭は弟たちが迷惑をかけた事を先に琴子に謝り、弟たちを家に帰るよう促すのだった。

その姿を見ていた琴子は桜庭の家は普通っぽんだねと言う。

成績で入ったから家は普通だと言う桜庭。
自分と天宮は釣り合わないから「特別な人は特別な人同士」と八つ当たりで琴子に言ったという。

特待クラスの制服だと表向きは分からないけれど、天宮に見合うと思ったことは無い桜庭。
けれどそれは良いわけで、本当はまわりの目が怖かっただけだった。

でもそんな情けなくても天宮は追いかけてくれたから、見合わないなりに向き合うと桜庭は言った。

それを聞いた琴子は思う。

私はどうだろう

私はちゃんと

伊誓と向き合えている?

伊誓のこと

隠しているのに?

そんな事を考えて居る琴子の所に、片づけがはじまったと橘が声をかけてきた。
同じ一般クラスにいるから気にせず喋れるが、じつは橘もモデルでスゴイ人だ。

やっぱり自分が普通とか特別だとか気にしすぎなんだろうか思う琴子。
けれど伊誓のことを隠さないとしても、堂々と伊誓の隣にいるのは無理だと思うのだった。

グルグルと悩んでいる琴子に「(自分に)乗り換えたくなった?」と橘は軽口を叩くが、琴子には一切通じていなかった。

そんな2人の距離を「近すぎだ」と思いながら、2階の窓から伊誓は見ていた。

軽音部の友人の手伝いをしていた琴子。
紙吹雪の入った段ボールを一緒に運んでいる時、友人は人に呼ばれて行ってしまう。

一人で階段を降りようとしたとき、琴子を探していた伊誓に声をかけられる。

周りを気にする琴子に、橘は?と伊誓は問う。
橘はもう帰ったと伝えて早く会話を切り上げようとした琴子だったが、不意に後ろから友人に声をかけられて驚いてしまう。

驚いた拍子に足を滑らせた琴子。

階段から落ちる琴子を庇って下敷きになってしまった伊誓。

思わず「伊誓」と名前で呼んで心配する琴子は、自分がダメージを受けながらも琴子の心配をする伊誓に泣きそうになった。

保健室で泣きながら琴子は伊誓に謝る。

伊誓のことを隠すのがいっぱいだったと自分を責める琴子に、仕方がないと伊誓は言う。

けれど仕方なくないと反論する琴子は自分がずるくて臆病だから言う。
そんな琴子に、同じ学校に来たのは俺の我がままだと言う伊誓は琴子は悪くないよと笑った。

こんなに大切なのに

受け入れるばっかりで

ちゃんと向き合えてなかった

伊誓と一緒にいたいから

強くなりたい

桜庭くんが天宮さんと
ちゃんと向き合ったように

私も

強くなりたい・・・!

そう思い、伊誓に抱きついた琴子。
琴子が落ち着いてきたころに一旦離れてもらった伊誓は、初めて琴子から抱きしめてくれたと喜びながら琴子に抱きついた。

その拍子に聞こえた物音にはっとある事に気付く。

そして琴子に「後ろ」と告げた。

おそるおそる琴子が振り向くと、階段から落ちた琴子達を心配した友人たちが保健室の入り口で困っていたのだった。

感想

いや、もう、突然黒子さんの素顔が出てきて( ゚д゚)ポカーンですよ?

え?急過ぎない??

ってか思ったより普通?ってか若い!!!
何歳なの?ってか、ホント何歳から2人の傍にいるの???

しかもほんわかしてるのに超強そうだし。
侮りがたし・・・(;゚д゚)

そして「写真撮ってもいいですか」って聞かれた方は自分の事だと思うんじゃないだろうかと思ってみたりもして。
・・・っていうか、琴子は黒子さんの素顔を知らないの????

「こっそり見守っております」って・・・案外仮初の素顔(謎)とか訳の分からないことを考えてしまう。

「本番前にシンデレラがドレスで出歩くってどうなの」「ネタバレだな」って。
シンデレラはもうほとんどの人が知ってる話だからネタバレも何もあったもんじゃないかと思われる。

ドレスを来た女子VS制服を来た男子で、男子が負けるっていうね。
どんだけ足が遅いんですか桜庭君。

・・・伊誓はシンデレラ不在でどうやって舞台をまとめたの??
めっちゃ気になる。
きっと黒子さんが撮ってるであろう録画がめっちゃ見たい。
無茶ぶりをまとめたのを、さすが坊ちゃん!とか思いながら撮ってたんだろうか??

そして主人公不在の所でひっそりと関係が進展していく寺田と神原。
付き合うことになったらちゃんと琴子ちゃんに報告してあげてね?

ぽろっと周りにバレちゃった琴子だけれども、まあ何とかなるんじゃない?とか思ってしまう。
でもさすがに一緒に住んでるのがバレたら面倒そう・・・かも??

猫成分

☆☆☆☆☆

(´・ω・`)


次巻はこちら

→ ……coming soon……

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