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希夏帆の風邪は大丈夫だったんだろうか『の、ような。2巻』ネタバレと感想

の、ような。2巻

の、ような。2巻 の表紙はホットケーキを作る希夏帆と冬真、春陽。

慣れない環境の中、慌ただしく迎えた年末年始。
互いに想い合って支え合いながら少しずつ日々を重ねていく。

どんどんと冬真の調理レベルが上がっていくのに驚かされる2巻です。

前巻のお話はこちら → 『の、ような。1巻』のネタバレと感想

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

慌ただしく過ぎ去った年末年始。希夏帆は幼稚園の餅つき大会でいろんな家族がいるなと実感をした。そして風邪をひきそうになりながらも家に送られるのを拒否する春陽の幼稚園の同級生を希夏帆は家に連れ帰るのだった

新たな登場人物

望(のぞみ)

  • 春陽と同じ幼稚園
  • お父さん大好き

莉奈(りな)

  • 春陽と同じ幼稚園
  • ワケ有りな雰囲気

詳細あらすじ

〆切に追われながらも大掃除に新年の用意にと忙しい毎日を過ごす希夏帆。

しきたりや
その家のルールに沿って
・・・ってのは大切だと思うんだ

でも
喪中だからとかじゃなくて十分
故人を偲ぶ気持ちなんて
当たり前に持っているんだから

何度も親が居なくなったって事
確かめるようにしなくてもいいと思うんだ

そんなのは大人が意識した
過ごし方すればいい

そう言って希夏帆は、喪中の冬真達に合わせてめでたいものを避けたお節の準備をしていた。

みんなで買い出しに出た時、春陽はお母さんに聞いたとお節料理の意味を話していた。
けれど、どうしても思い出せない「こんぶ」の意味。

希夏帆がネットで調べようとするが、春陽は思い出すからダメだと言い張る。
そして、思い出したら教えてくれと希夏帆は言うのだった。

明けて新年。

4人そろってお寺へ初詣に行き、〆切前の希夏帆は先に家に戻った。
愁人は冬真と春陽の祖父母の家に一緒に挨拶へと行く。

愁人にとって叔母の家に行った際、愁人は伯母から面倒を引き受けてくれた事への礼を言われた。
けれど愁人は「面倒」ではなく「世話や生活」を引き受けたと笑う。

そして叔母に「姉さんはやっぱりいい気はしていないみたい」と言われ、母とは今度会った時に話すと愁人は言う。

俺は楽しくやってます

少し希望を言えば

あのふたりも
俺たちと一緒にいて
良かったと心から
思ってもらえる日が
来たらいいなって

そのくらいです

その後、帰宅した3人を見た希夏帆は、春陽が熱を出している事に気付いた。

38.5度と高過ぎる数値ではないが、この先どうなるか分からないと急いで正月でもやっている病院に向かう。

結局はただの風邪で、帰ってそのまま寝かせる事となった。

その夜、ふと愁人は希夏帆に父方の家に遺影が置いていなかった話をした。
見ていると辛くなるからと置かれていなかった遺影。

先日、春陽がお絵かきをした時に両親の顔を描けなかったから、写真を見たら思い出すかなと思ったと話す愁人。
それを聞いた希夏帆はコンビニ行き、母親の残したデータの写真を何枚か印刷してくるのだった。

夢の中で母親に会った春陽。

けれど母の声はよく聞き取れず、顔もよく見えない。

電気を付けないと母の顔が見えないのに、その電気をつける事ができない。

うなされながら目を覚ました春陽は、部屋に誰もいないと泣きながら廊下に出てきてしまった。

お母さんはと尋ねる春陽を抱きしめた希夏帆は、水分を取らせて再び春陽を寝かせる。
そして、印刷したばかりの家族の写真を枕元に置くのだった。

はい
お父さんとお母さんの写真

ここに置いておくね

ちゃんと見守ってくれてるから
安心して寝てなさい

元気になったら好きな写真を選んで
いつも見てる所にかざろうか

少し熱が下がって来た春陽は、一人で寝ているのは寂しいと昼間は希夏帆の仕事部屋に布団を敷いて寝る事になった。

春陽の面倒を見ている冬真に、希夏帆は写真の件を伝える。
それに対してどこか遠慮がちな冬真。

人間の記憶なんておぼろげだし

ふたりが
写真見るの辛くなきゃ
忘れないように見える所に
置いておこうかなって

その言葉に、自分が撮った写真もあると言う春陽。

そして、春陽が元気になったら写真を飾る物を買いに行く約束をするのだった。

次に春陽が夢の中で母親に会った時、その顔をはっきり見る事ができた。
自分の問いかけにしっかりと答えてくれる母。

お節を詰める母は、お節にいれる者には意味があると教えてくれる。

お豆さんはマメに働く、昆布はよろこんぶ。

そうして楽しく母と会話をした後に目覚めた春陽。

キッチンから音が聞こえ、母かと思って様子を見に行くがそこにいたのは希夏帆たち。
その現実に、春陽は思わず泣いてしまった。

それから熱があがると少しぐずったりしながら、数日後には食欲も戻ってきたのだった。

正月明け、仕事が終わらずにひたすら睡魔と闘う希夏帆。

そんな希夏帆に夜食を作ろうとする愁人を手伝ったり、朝食の準備をする冬真。
春陽の支度も愁人のお弁当もやっておくので食べたら仕事をしてくださいと冬真は希夏帆を促す。

そんな冬真に感動を覚えながらも希夏帆は素直に甘えることにした。
けれど仕事が終わったら冬真も気を抜いていいからと伝えるのだった。

なんとか仕事を終わらせた希夏帆。

春陽は飾る写真をどれにするかで悩んでいた。
たくさんあって決めきれずにいるが、写真立てを沢山はおけない。

そんな時、春陽は希夏帆の部屋にあったコルクボードを見つけた。
これなら沢山貼れる事に気付いた希夏帆は、ランドセルを見に行くついでに買いに行くことにするのだった。

春陽を幼稚園に連れて行ったとき、「おばあちゃんはもう帰って」と繋いだ手を振り払って走っていく望という女の子を見た。

それを見た希夏帆は、若めのおばあさんが送り迎えしているのだと思った。
おばあさんかと思ったら高齢出産のお母さんもいるから見極めが難しいと思う希夏帆。

そんな中、37.5度あるからと莉奈という子が帰される所を目撃する。
せっかく連れて来たのにと母親は文句を言うが、結局帰る事になってしまう。

具合悪いなら早く言いなさいと小言をいいながらも子どもの手を強く引いて帰って行く母親。

若そうなその母親に、頑張ってるんだろうけど感情が子供に向いちゃっていると希夏帆は考えた。
それにしても自分は着こんでいるのに、子供は薄着。
髪だってボサボサな事が気になった希夏帆だったが、他の家の事情を詮索するのはよくないと家に帰るのだった。

週末に行われた幼稚園での餅つき大会。
春陽と共に希夏帆と愁人が参加した。

そこで、先日見かけた望という子が「おばあちゃんだもんっ」と騒ぐ声がした。
様子を見ていた希夏帆は、おばあさんと思っていた相手が本当は母親だった事に気付いた。

老けて見える母は本当は祖母で、お母さんは他にいてちゃんとキレイだと言い張る望。
そんな望に、お母さんはお父さんより若いけれど身体が弱いから出産の時に少し疲れちゃったと説明する。

けれど望は自分のせいじゃない、お母さんを選べたら良かった。
お母さんがおばあちゃん見たいで恥ずかしいと言う。

望のせいじゃなくお父さんのせいだと望の父は言うが、その言葉は望には届いていなかった。

そんな望に、希夏帆は恥ずかしくないと言った。

若かろうが
高齢だろうが
美人だろうが
そうじゃなかろうが

子どもを産んで育ててる人は
それだけですごいんだ

恥ずかしくなんてない

お父さんの事好き?

そのお父さんを・・・

・・・お父さんになってくれる人を
選んでくれたのはお母さんだよ

この人ならお父さんとして
大丈夫だって

子供が・・・望ちゃんが
お父さんを選べない分
お母さんがちゃんと
お父さんになる人
選んでくれたんだ

そういう人を探せたお母さんは
素敵な人だ

・・・ま
ここまでは大人の事情だ

お母さんが疲れて見えるの

さっきお父さんは
望ちゃんのせいじゃないって言ったけど

私は望ちゃんのせいもあると思う

言葉には力があるんだよ

「おばあちゃん」って言われ続けたら
本当におばあさんになっちゃうんだ・・・

それが言われて辛い言葉は
効き目がすごい

それでも望ちゃんは
「お母さん」じゃなくて
「おばあちゃん」になってほしくて言い続ける?

その言葉にやだ~と望は泣くが、父親が自分にとってもお母さんは今もかわいい女性だとフォローをした。
そして、お父さんだけじゃなくて望からの言葉でお母さんが元気になってキレイになるかもしれないと言われた望。

少し迷った末、「お母さん」と母親の事を呼ぶのだった。

その日は帰ってから疲れ果ててしまった希夏帆。

ランドセルやコルクボードの買い物は明日でいいかと尋ねるが、愁人が連れて行くからと3人で買い物に出かけてしまう。

買ってきたコルクボードに写真を並べるとそれなりに空間があった。

そこに希夏帆達の写真を勧めた春陽は、撮ってあげるといって希夏帆、愁人、冬真の写真を撮るのだった。

公園で遊ぶ春陽と陸を見守っていた希夏帆。

この寒い中、薄着で水を飲んでいる子がいる事に気付いた。
遊んでいると喉が渇くものなのかなと思った希夏帆だったが、その後、その子が雑草を食べて居るのを見てしまう。

その子は同じ幼稚園の莉奈。

お腹が空いているならお菓子があると思いながらも、アレルギーとかどうなんだろうかと躊躇してしまう。
そうこうしている間に姿が見えなくなった莉奈。

希夏帆が不思議に思っていると、春陽と陸が投げた泥団子が茂みにいた莉奈に当たってしまった。

人様にと慌てる美加子を尻目に、莉奈は服を水道で洗い流してしまう。
寒空の下でそれは風邪をひくと更に慌てる美加子と希夏帆。

タオルを渡しながら、莉菜のカバンに書いてある連絡先に電話をするが誰も出なかった。

家に送ると希夏帆が言うが、莉奈は震えながらダメだと拒否する。

このままでは風邪をひいてしまうと、希夏帆はうちに連れて帰る事にした。

莉奈に近付いた希夏帆がふとある事に気付いたとき、春陽が「リナちゃん、なんかくさいね」と言ってしまう。

・・・ハル

私はハルの素直にものを言えるのは
良い所だと思う

でも
ハルは人から「ハルは臭い」って言われたら
どう感じる?

くさいのは・・・
何かイヤかなぁ・・・

そうか

人に言われたら嫌だと思う言葉は
一度自分が言われたらどうか
考えてから使いなさい

その希夏帆の言葉に頷いた春陽は、莉奈にごめんねと謝るのだった。

莉奈を家に連れて帰った希夏帆は、そのままお風呂に連れて行く。

先に体洗うのとか気にしないでお湯につかって温まってと伝えるが莉奈は固まって動かない。
慌てたとはいえいきなり風呂は恐いかと考えた希夏帆は、いろいろな入浴剤を出して莉奈の感心を引こうとするのだった。

感想

今気が付いたけど、春陽、希夏帆、愁人、冬真で名前がそれぞれ春夏秋冬になってるんですね。
やっと気づいた!

相変わらず春陽は超カワイイ!!
ランドセルの色の決め手は「美味しそう」だから( ´艸`)
しかも「チョコミント」カラー。
幼稚園児で「チョコミント」の色を美味しそうっていうのはなかなかだよね。

そして冬真君はいい子だねぇ。
どこまで料理の腕をあげていくのか気になるところだけれども。
愁人さんはちょっとずつ進歩されてるようで何よりです。

しっかし「おばあちゃん」のくだりはちょっともやっとした。
もっと怒ったりしないんだろうかと思ってしまう。
だって、人を見た目で判断しちゃうような子っていう事じゃない?って思うのは私だけだろうか。。

そして莉奈ちゃんと言い、問題児だらけじゃない、この幼稚園?
今時ってこんなもんなんですかね?
莉奈ちゃんがいい方向に行ってくれたらいいけれども、あのママ相手じゃ希夏帆さんがどうなるかちょっとコワイ・・・。

飾る写真を選んだり、皆で飾りを紙粘土で作ったりしてるトコはすごい好き。

4人で撮った写真もちゃんと飾って欲しいなーって思う。

謎の敬語で話す春陽君もスゴい可愛かったなー。
うさ耳フードのコートじゃなくて、猫耳だったらもっとよかったなーと思ってしまった。

猫成分

☆☆☆☆☆

(´・ω・`)
随所に散らばる猫グッズは可愛いんだけれども。。

次巻はこちら

→ ……coming soon……

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とくにジャンル問わず読むが、少女漫画やファンタジー、ほのぼの系が多数。メインは漫画、たまに小説。漫画は完全単行本派。時々小説。Landreaall、ボクラノキセキ、クイーンズ・クオリティが特に好きです。小説は有川浩さん、小野不由美さん、上橋菜穂子さんなど。

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