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みんなが無自覚にあきらをかき乱してる『おとなりコンプレックス3巻』ネタバレと感想

おとなりコンプレックス3巻

おとなりコンプレックス3巻 の表紙は照れるあきらと女装した真琴。

真琴への気持ちと周りの人の何気ない言葉に振り回されるあきら。
真琴は今まで通り、とことんあきらのペースに合わせようとする3巻。

これまでのあらすじはこちら→『おとなりコンプレックス』これまでのあらすじ紹介

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

普通に戻ろとしても戸惑いを隠せないあきら。けれどこれまでずっと真琴が待っていてくれた事を知り、自分も真琴を喜ばせたいと思い始める。けれどある時、思わず真琴の前で好きな人はいないと言って傷つけてしまった

新たな登場人物

長野(ながの)

  • 高校3年生バレー部
  • あきらの後輩
  • あきらの事が大好き

二宮 真太郎(にのみや しんたろう)

  • 真琴の父
  • ロサンゼルスに単身赴任中
  • 家族ラブ

佐久間(さくま)

  • あきらの高校の部活のコーチ
  • 就任一年目の時のキャプテンがあきら
  • あきらの憧れだった

詳細あらすじ

デートと言われて同様するあきらに「いつも通り普通にしてろ」と言った真琴は、翌朝から本当にいままで通り普通に過ごしていた。
けれどあきらは、普通にしようと思っても真琴の挙動一つで色々と考えてしまい「普通」を難しく感じていた。

ある日、あきらが友人たちと買い物に行った際に高校の後輩に声をかけられる。
あきらの事を慕っていた彼女たち。
来月の練習試合を見に来て欲しいと頼まれ、あきらはそれを了承した。

「女子高の王子様」的な存在だったあきら。
今までと同じように慕う彼女に少し複雑な思いを抱く。

「王子様」かあ・・・

これまでは
まあいいか、で
すんでたのに

何でかなあ

「王子様扱い」が
ほんの少し
複雑なのは

そうして、前髪を伸ばそうかなと考えるあきらだった。

一方の真琴は、表面上は今まで通りに戻ってもあきらはそうではない事に気付いていた。
そして、あきらが色々考えて一歩踏み出した事。その変化が自分のためだという事を嬉しく感じていた。

岡崎と食事をしている時に合流した小川。
岡崎が席を外した際、自分が言った通りにあきらは着飾れば化けただろと話題にする。

それに対して特別着飾らなくてもあきらはあきらのままでいいんだと言う真琴に小川は言う。

真琴さー

その言葉が逆に
変わることを
躊躇させてるって部分も
あるんじゃないの

その言葉に真琴は何も言い返せなかった。

翌日熱を出してしまった真琴。
あきらは真琴の姉から、学校から帰ったら様子を見てやって欲しいと頼まれる。

帰宅後、真琴の様子を見に行ったあきら。
冷却シートを替えて、必要な事を伝えると真琴はあっという間に寝てしまった。
その寝顔は昔から変わりがなく、ふと以前にも同じようなことがあったと思い出す。

それは中学校に上がった時。

女子高の教室にはいろんな「女子」で溢れ、みんな可愛いものや美容、男の子の話題ばかり。
興味がないわけではないが、あきらは付いていけなかった。
周りはどんどん女の子らしくなっていくのに、自分はスカートにも慣れないまま目まぐるしい変化に飲み込まれそうでいた。

そんなある日、真琴が風邪で寝込んでいる事を聞く。

おかゆを持って行ったあきらは、そこで思ったより元気そうな真琴を会う。
2日寝込んだ後の治りかけだという真琴は言うが、そもそも2日も寝込んでいた事をあきらは知らなかった。

そして学校の事を聞かれたあきらは、変なカオをしていると指摘され素直に自分の気持ちを話す。

学校が楽しいのは本当だけれど、やっぱりスカートよりジャージの方が落ち着く事。
クラスの子の女子トークがよくわかんない事。
あきらの「ファン」だという事たちが出てきて、「男子」を求められてる感じに戸惑う事。
少しだけ小学校の方が楽だったと感じる事。

そんな話を聞いた真琴は、変だと言う。

だって
そうだろ

お前自身は
前と何も
変わってないのにさ

急に周りに
騒がれるとか
疲れねえ?

そういうの、無理に合わせたり
応えようとかしなくていいからな

お前はいつも通り
ぼーっとしとけば

その時に、学校が離れて会う時間が減っても真琴は真琴だと感じたあきら。
そして真琴が変わらない事に救われた気がしたあきらだったが、ふとある事に気付く。

・・・私

真琴の近くが居心地良くて
変わらないことに固執してたのかな

そして、真琴の体調も考慮して二月にデートすることになった真琴とあきら。

服装にいろいろ悩んでいたあきらだったが、結局は女らしい恰好ではなくいつもの服装で待ち合わせ場所に現れた。

色々考えて

こないだみたいにめいっぱい
おしゃれするのがデートらしいって思うんだけど

あれは
おばちゃんと姉ちゃんに
作ってもらった「特別」で
何て言うか、私じゃない感じがして・・・

・・・真琴が好きだって
言ってくれる私とは
違うんじゃないかって

──だから
真正面から向き合おうと思ったら、

いつもの──
こっちの私の方がいいんじゃないかって

がっかりした?と問うあきらにいやと否定する真琴。
そして、あきらが履いている自分がプレゼントした靴を指さし、「とっておきのとき」なんだろと言うのだった。

二人で初めて見る恋愛ものの映画に新鮮さを覚えるあきら。
真琴にデートだしと言われて、改めて意識してしまう。

映画の後、下のフロアのイタリアンの店に向かう2人。
その途中にあきらは、どこもかしこもバレンタインの雰囲気になっている事に気付く。
いままであきらは貰う側で一度も真琴にも父親にもチョコをあげた事が無かった。
真琴の気持ちを知っているのに今年も何もしないでいいのかなとあきらは悩む。

いろいろ悩んでいるあきらに、真琴はサラダのミニトマトを差し出してあーんと言う。
戸惑いながら口を開こうとしたあきらに、嘘と言ってそのまま真琴は自分でトマトを食べてしまう。

文句を言うあきらに真琴は冗談だと言う。

お前がまたあれこれ考えて
頭固まってそうだったから

あのな
「後は押すだけ」って言ったけどさ
無理させたいわけじゃないから

俺らのペースで行こうぜ

その言葉で、いつも真琴が自分のペースに合わせてくれていた事をあきらは実感する。
いつも待っていてくれた真琴。
そんな真琴が喜ぶことを何かできないかなとあきらは考えるのだった。

食後、近くのビルでやっている先ほど見た映画の特別展示を見に行く真琴とあきら。
ビルについた時に、真琴は自分のスマホがない事に気付く。
多分食事をした店の荷物入れだろうという真琴は、あきらに適当に時間をつぶしておくよう伝えて取りに戻った。

真琴と別行動をしたかったあきらはチャンスだと思い、バレンタイン特設会場に向かうがそこは人でごった返していた。
「軽く覗くだけ」と思っていたが、そんな軽々しく入れる場所じゃないと思ったあきらはそこでチョコを見る事を諦めてしまう。

特設会場の外で真琴を待つことにしたあきらは、そこで小川から声をかけられた。
チョコの話になった際に、あきらは今まで誰にもチョコをあげた事が無いと小川に話す。
それに驚いた小川は、ふいにある質問をした。

久慈ってさ
結局のとこ
真琴のこと
どう思ってんの?

突然の問いに答えに迷うあきら。
迷っているうちに真琴が戻って来てしまい、あきらにちょっかいをかけていた小川に文句を言うのだった。

小川と別れた2人はそのまま特別展示を見に行く。
そしてウィンドウショッピングやゲームセンターで楽しむ。

楽しいはずの時間だが、あきらの様子がおかしい事に真琴は気づいていた。

帰り道に、改めて今日はどうだったと真琴は尋ねた。
楽しかったと答えるあきらに、途中から変な顔をしていたと真琴は指摘する。
デートと言った事であきらが楽しめないのであれば、それであきらがいつも通り笑えないのならこないだ言った事は忘れてくれていいと言う真琴。
そんな真琴の言葉をあきらは途中で遮った。

ちょっと待ってよ

確かに考え事してたけど
無理とかしんどいとか思ってないよ!!

そうじゃなくて
・・・その・・

さっき小川くんと話してたとき
真琴のこと
どう思ってるのか
きかれたんだけど──


すぐに「幼なじみ」だって
答えが出てこなくて・・・

・・・・・・
自分でもよくわからないんだけど・・・

のんびりかもしれないけど
ちゃんと考えるから
忘れていいとか言わないで

もう少し、待っててよ

その言葉に、「考える」って事は待った結果振られる可能性もあるのかと文句を言う真琴。
それでも分かったと答えるのだった。

ちゃんとデートして楽しかったとあきらに言われ、照れながらも手をつなぐ真琴。

二人で手を繋ぐのなんて十年ぶりくらいかもしれない。
十年前にはもう隣にいた二人。
十年後も隣にいるんだろうか。

隣にいたい、とあきらは願う。

そうしてまたデートで出かけようと約束し合うのだった。

結局、お店でチョコを買う事を諦めたあきらはネットでチョコを買う事にした。

どうやって真琴に渡そうか悩むあきら。
ちょうど友人たちに鍋に誘われ、望美がどう渡すか聞いてみようと考えた。

けれどそれを聞く前に、彼氏と喧嘩をした事を聞かされる。

バイトの無い日にデートの約束をしても、他の日に頼まれるとすぐシフトを代わってしまうと言う。
それで会えない事が4回も続いて怒ってしまった望美。
頼まれると断れないタイプの彼氏。

その話を聞いて、自分にも当てはまるあきらは耳の痛い思いをする。
それで自分もよく真琴を怒らせるというあきら。

そんなあきらに、それでずっと仲良くやってきた2人は大丈夫だと望美は笑った。
それよりも幼なじみとは勝手が違う自分たちの方は不安だと言う。

今回はすぐ
仲直りするつもりでいるけど
きっとまだどこかでケンカの
しこりは残るだろうし

彼氏ってケンカ別れでもしたら
それっきり他人だもん

付き合う前の関係に戻るのも
やっぱり難しいしね

それを聞いたあきらは何も言えなかった。

あげるつもりでチョコを用意したあきらだったが、バレンタイン当日になって望美の言葉が頭から離れなくなってしまった。

当日、真琴の家に夕飯のおすそ分けをもっていたあきらは、玄関を出た所でチョコを持って来た高校の後輩たちに囲まれてしまう。
そこに姉のお使いから女装姿で帰ってきた真琴が遭遇する。
真琴の登場によって帰って行く後輩たち。
その中にいた長野だけは、帰り際に真琴の事を見ていった。

あきらが持っている大量のチョコを見て、本当に女にもてるなと実感する真琴。
チョコを渡す決心ができていなかったあきら。
けれどあきらからのチョコを期待していないという真琴の表情を見て、思わずチョコを差し出してしまう。

ずっと、待っててもらってるままだけど
これで少しでも喜んでもらえないかなって
・・・思って・・・

その言葉に顔を真っ赤にした真琴は、大事に食べると言ってチョコを受け取る。

初めてみる真琴の表情にあきらは驚く。
自分のチョコでこんなに喜んでもらえると知った一方で、関係が変わってしまうのを恐れて「友チョコ」だと付け加えるのだった。

春休み中、バイトを探す真琴の元に父親からのメールが届いた。

ロサンゼルスに単身赴任中の真琴の父親から、家族に会痛すぎて死にそうだから遊びにおいでというメール。
春休み中に何日か言ってくるという真琴。
一度はロサンゼルスに行ってみたいと言うあきらに一緒にいくかと真琴は尋ねるが、あっさりと断られてしまう。

そしてロサンゼルスに行く前に、デートの日程を決めて置こうと真琴は言う。
その流れで来週末のバレー部の練習試合を見に行く事を聞いた真琴。
コーチからも連絡を貰ったというあきらに、ふと、高校時代にあきらの試合の応援を見に行った時の事を思い出す。
そのコーチがあきらとすごく仲がよさそうだったことを。

そして、自分も一緒に試合見学に行くと言うのだった。

女子高のため、女装をして一緒に練習試合を見に行った真琴。
後輩たちに囲まれたあきらを離れた所で待つ真琴に、長野が話しかけた。

そして何故かあきらとコーチが仲がよく、あきらも高校時代コーチにあこがれていた話をする長野。
そんな長野を笑顔で追い払いながらも実のところそれを心配していたと真琴は思う。

けれど、あきらの様子をみてコーチに憧れ以上の感情を持っていないと確信した。

意識してるか
意識してないか

ここ最近の
あきらを見てたら
それくらいはわかる

ずっとそばにいるからわかる

けど

俺がこうやって隣で
「幼なじみ」の立場に
足掻いている間に

他のやつらは
あきらと出会って、
すんなりと
「幼なじみ」以外の
立場を手に入れていく

憧れというだけでも
俺からしたら羨ましい

幼なじみって
近くにいるけど
結局、恋愛からは誰よりも遠い

お昼休みに、外に食べに行こうとするあきら達に1人の後輩が声をかける。
おすすめだという近くにできたカフェのクーポンを渡した後輩は、興奮したようにコーチとの再会はどうだったかと尋ねる。

いつものテンションで懐かしかったというあきらに、後輩はコーチにとってもあきらは特別だったんじゃないかと言いだす。
そして、実際の所憧れが好きになってお付き合いとかと言いだす後輩。
隣にいる真琴が無表情なのが目に入り、あきらはとっさに

付き合ってる人もいなければ
好きな人もいないから

と言ってしまう。

その言葉にどこか傷ついた顔をする真琴。

その後は気まずいまま時間が過ぎていく。

そして別れ際、何か言おうとするあきらの言葉を真琴は遮ってしまう。

明日から俺

ロス行ってくるけど

──少し、頭冷やすわ

そうして、翌日。
真琴はあきらと顔を合わせないまま日本を発ってしまった。

感想

もう!完全に!真琴のことが好きだとおもうんですけどね!?
皆が余計な事を言うから変にブレーキかかっちゃうんじゃんー・・・

まあ、望美さんは全く悪気無いんだろうけれども。

後輩たちのはちょっとどうかと思われる。
これも悪気は無いんだろうけど、その分悪い感じがちょっとね。

今まで娘からのチョコを待っていたあきら父がちょっと可愛かった。
チョコで号泣する父。
そのまま神棚とかに飾られてしまうんじゃないかと思ってしまう。

真琴は本当に健気で辛抱強いよね。
それだけあきらが大事なんだろうけども。

そして上げられては落とされてを繰り返されてる感があってちょっと可哀想・・・。
黙ってロスに言っちゃったのも、真琴は何も悪くないと思うの。
こうなったらあきらが真琴を追いかけたりしないかな・・・?

ってか、あきらが綾香ちゃんとか望美ちゃんにちょっと相談したらいろいろな事が片付く感じもしないでもないような・・・?
長野って子もまた絡んでくる可能性もありそうだし。
これからどうなるのか気になる。

この2人の付き合ってからのほろ甘い感じが見てみたいので、早くくっつけーって思ってしまう。

猫成分

☆☆☆☆☆

飼えそうなのに(´・ω・`)


次巻はこちら

→ ……coming soon……

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