ねこ好きの本棚

今まで読んだ本のあらすじ紹介や感想、考察などを載せています。漫画がメイン。猫はいたりいなかったりです

メニュー

珍しくいちゃつきが少なかった『クイーンズ・クオリティ5巻』ネタバレと感想

クイーンズ・クオリティ5巻

クイーンズ・クオリティ5巻 の表紙は玖太郎。まっすぐな瞳と舞うクイーンのトランプが印象的。

ついに紘一までウチガワに登場する5巻。
感覚がマヒしてきているのかいちゃつきは少ない気がしつつも、抑圧された玖太郎の思考はちょっとヤバイ方向にいきつつあるんじゃないかと心配になります。

 

以下ネタバレあり

 

簡単あらすじ

黒の女王クイーンを殺し女王クイーンの力を手に入れた文。アタルに過去の記憶を思い出させ悪意を掃う。晴れてアタルを救い出した文と玖太郎だが、今回の事で自分の弱さを痛感した玖太郎は夏休みに修行に出る事を決めるのだった

 

詳細あらすじ

アタルの精神を救うため、黒い女王クイーンを殺しに自身の精神の奥へと潜る文。

黒い扉を開けようとしたとき、白の女王クイーンが力を貸すと声をかける。
けれど文はきっぱりとあの子の始末は自分が付けると言い切る。

・・・そう
どうやらあなたは「資格」を得ましたね

黒の女王クイーンを殺し
その力を自分のものとすれば
あなたは世に言う
「真の女王クイーン」になるところ
───ですが
真の女王クイーンの力の一部を
私が預かっています

だから完全な真にはなれない
あなたが成るのは・・・
そうね精々
「鈍色の女王クイーン」と
いったところかしら

意味深な白の女王クイーンの言葉を受けながらも、黒の女王クイーンに会いに行く文。

黒の女王クイーンの正体は文自身の『自尊心』だった。
ちょっとずつ心のすみっこで文が感じていた絶望。
それが入った扉をずっと見張って文から隠す為、文に向かう理不尽や悪意に牙をむいてきた黒の女王クイーン

1つの条件を告げ、黒の女王クイーンは文と一つに戻る。
絶望の詰まった扉にまた来ると言い残し、「鈍色の女王クイーン」の力をもって文はアタルと対峙する。

衣装も変わり、棒タワシを剣に変えてアタルと対峙する文だが、アタルを救おうと思う度に寒気と息苦しさで力が抜けてしまうのだった。

原因は白の女王クイーンからの干渉。
虚空から出る鎖が文の動きを制限していた。

触ると一瞬で手が凍てつく鎖だが、玖太郎はそれをつかんで引き出し、文が自由に動ける長さを稼ぐ。

これでも掃除屋だ
この程度で音は上げねえよ

それに文
俺はなおまえが
成そうとしている信念を
俺は支持する

誰かがそれを責めたとしても
誰かが血を流しても
成されるものが信念だ

その血が俺のものであっても

玖太郎の言葉に後押しされた文は、見事アタルの核を引きずり出すことに成功する。
そして、アタルの記憶を閉じ込めた檻を破壊した。

アタルの記憶を人質に、アタルの何らかの感情を悪意に代えて餌にしていたという檻。
それを壊されたアタルは幼少期を思い出す。

何かの実験をしていた施設で育ったアタル。
特別扱いされることで苛められていたアタルと、それを持ち前のポジティブではねのけていた少女、「○み」。

ある日、石をぶつけられて血を流す「○み」は、黒い感情を爆発させるがそれを鎮めたのはアタルだった。

アタルは弱い人の気持ちがわかる
素敵な子よ
きっと世の中を正しくする人になるわ

あたしも優しい女王さまに
ならなくちゃね
いい人がちゃんと幸せになる
世界を作るの

だからね
約束してねアタル
私が悪い女王さまになりかけたら
ちゃんと叱って
私も約束するわ
ずっとアタルのそばにいて
守ってあげる

だから
あたしたち2人で
この世界をきれいで優しい
世界にしよう

そうして口づけを交わしたアタルと「○み」。

ある日、何かの施術によって2日間の昏睡から目覚めたアタル。
眠っている間に「○み」が「女王クイーン」の力に目覚めたと聞いて会いにいく。

けれどそこには血まみれの中、形相の変わった「○み」の姿があった。
女王クイーン」の力で自分を襲ってきた皆を殺し、笑う「○み」。
止めようとしたアタルも殺そうとするが、直前で自分を取り戻す。

ごめんねアタル
ずっと守ってあげるって
約束したのに

でもアタルは約束
守ってくれたね

ありがとう

そうして窓から飛び降り、自殺をしてしまった。

目の前で「○み」が死に絶望にくれるアタルに、施設のハジメ先生は言う。

かわいそうに
あの子はいなくなっちゃったんだね
でも約束したんだろう?
おかしいね
どこにいったんだろうね
かわいそうなあの子を
探してあげよう
アタル君
誰かにとられる前に探し出して
きみの「ムシ遣い」の力で
ちゃんと綺麗な黒い女王クイーンにしてあげよう
記憶を失くしてどこかにいる
きみのだいじな
ふみちゃんを

そうして、「○み」との約束を「ふみ」との約束と思い込んでいたアタルは、本当は彼女が「るみ」ちゃんだったことを思い出す。

ごめんね
きみの記憶を嘘だらけにして

耐えられなかったんだ
どうしょうもない
ヘタレだったから

きみがもういないなんて

きみを守れなかったことも
つらくて
思い出したくなくて

色々ねじまげて
こんなひどい姿にしちゃって
でも
でもさ
苦しくても覚えていたいよ
おれの中から
いなくならないで
るみちゃん

そうして文の力で、本来の感情にもどったアタルの記憶はアタルへと戻っていった。
精神の変化に対応するため突如眠りについたアタル。

文もまた、女王クイーンの力を使った代償にと過去の記憶が一部蘇る。
動揺する文に再度襲い掛かる銀のうみへび。

力を使い果たし文を守り切れそうにない現実に涙する玖太郎だったが、間一髪のところで紘一と睦が助けに入る。

玄武最強の逑、音の巫女と狼と呼ばれる2人。

2人の手助けにより無事に帰った文と玖太郎。
目覚めた文は、寝込む玖太郎の元を訪れる。

弱った玖太郎に寄り添い眠りについた文だったが、翌朝にはすっかり通常運転の玖太郎と遭遇するのだった。

一方、目を覚まして順調に回復するアタル。
詳しく話を聞くタカヤ達に交換条件としてしばらく寝食と安全を保障してと頼むのだった。
いい人アピールは要らないから、利用する気なら好きにしろというアタルに骨の髄まで利用するというタカヤ。
悪そうな顔でいいながらもアタルの気持ちを考え、優しくその心をほぐしていくのだった。

許可が出れば、夏休みに掃除屋が短期間に精神を鍛えるための聖地に行くという玖太郎。
鈍色の女王クイーンである文を守るために強くなりに行くという。
それに対して文はぜったいに連れて行ってくださいと約束するのだった。

その晩、玖太郎の部屋を訪れた文。
けれどそれは黒の女王クイーンだった。
文との約束で最後のちょっとだけ外に出てきた黒の女王クイーンは別れの挨拶をしたかったという。

文と1つになるから寂しくないけれど、あたしの事を覚えておいてという黒の女王クイーン
最後に、文をよろしくと言いおいて眠りについた。

 

感想

「いかにも」な手で隠された核が大変可愛く思えました。
いいなー、あの手。

ちゃっかりスカートの中を一瞬でもみちゃった玖太郎。
そして、スカートの長さに口出しする。

長くなったらもう中見れないかもよ?とか思ってしまった。
でも普段洗濯物とかで見ちゃったりするのかな?って余計なことをついつい考えてしまう。

先代が玖太郎に伝えた「真の女王クイーンの力」って一体何なのか。
それも気になるところですが、
白の女王クイーンの干渉の鎖って、そんなことで解決できちゃうんだ?
いや、玖太郎的には大変なんだろうけど、予想外の解決方法でびっくりした・・・。

アタルの過去が悲しすぎた。
女王とムシ遣いと両方とも人為的に作ろうとした結果とか。

正直な話「○み」って言うのをずーっと「まるみ」って呼んでいて。
伏字ってことに気づかずに、「○み」ってかいて「まるみ」って名前の女のなんだって勘違いをしてまして。
変な名前だよなーっていうのに思考が持ってかれてました。
アタルが「るみちゃん」って言った瞬間にハッとなった・・・。
馬鹿すぎですね・・・(;´Д`)

両方とも女王クイーンとムシ遣いになればラッキーって感じで育てられてたのかな?
それとも、ムシ遣いを作るために「○み」ちゃんの存在があったのかな。
それだったら本当に悲しいなと思う。
アタルがそれを知った時に、再度心が折れちゃいそう。

そして、本名は「ふみ」なの?
「ふゆ」ちゃんはどこから来たの??
「ふみ」って名乗ってる事を相手は知ってるの???
それとも、もともとの名前は「ふゆ」ちゃんで、「ふみ」ちゃんも存在して、いろいろあってその子の名前を名乗ってる????
双子とかだったらどうしようね?

そして自らをヘタレだったというアタル。
玖太郎とヘタレ同盟を結べばいいと思う。
どうせこれから玄武門でお仕事するんでしょ?
ジレジレする玖太郎を尻目に文に迫って、玖太郎をからかって遊べばいいと思う。

文ちゃんの記憶の中で「ぼくの大事な妹」って言ってる人、ハジメ先生と一緒??
アタルと同じにって言ってるから一緒だよね。
ってことは、白虎の人達みんなグルで女王クイーンとムシ遣いを作る研究してるの??
それはそれでどうなの?
掃除屋がムシ遣い作っていいの???

アタルがいう「姉ちゃん」と「兄ちゃん」も同じ作られたムシ遣いなのかな?
でも「姉ちゃん」であるヒトエさんは「本当のムシ遣い」って言ってたしなー。
謎が多すぎるなー。
あと、タカヤさんめっちゃいい人よな。本当に。
めっちゃ好きだわ、性格は。
でもどうしてもヴィジュアルが好みではないのが残念・・・(好きな人ごめんなさい)

そして、いちゃつきが少ないと思ってた所にちょっとした爆弾。
玖太郎の脳内そろそろやばくない?
舐めて濡らしたい。って
とんでもない形で爆発しないでくださいね??

次はもっとイチャコラあるかなー?
謎が深まるばっかりですが楽しみです。

 

 

猫成分

☆☆☆☆☆

狼じゃなくて獅子でもよかったのでは?!

 

 

次巻はこちら

→ アタルの意外な一面が大放出される『クイーンズ・クオリティ6巻』ネタバレと感想

 

 

 

スポンサーリンク

     

関連記事

  1. クイーンズ・クオリティ3巻
  2. クイーンズ・クオリティ
  3. クイーンズ・クオリティ8巻
  4. クイーンズ・クオリティ7巻
  5. クイーンズ・クオリティ2巻
  6. QQスイーパー1巻

コメントをお待ちしております

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサーリンク




ブログランキング

よろしければ、ポチっと押してやってください。励みになります。
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ 

ブログランキング・にほんブログ村へ

PROFILE


管理人:にぼし



とくにジャンル問わず読むが、少女漫画やファンタジー、ほのぼの系が多数。メインは漫画、たまに小説。漫画は完全単行本派。時々小説。Landreaall、ボクラノキセキ、クイーンズ・クオリティが特に好きです。小説は有川浩さん、小野不由美さん、上橋菜穂子さんなど。

アーカイブ

スポンサーリンク