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治療後の玖太郎が別人すぎて笑えるレベル『クイーンズ・クオリティ7巻』ネタバレと感想

クイーンズ・クオリティ7巻

クイーンズ・クオリティ7巻の表紙は文と紫の花。玖太郎が不満を覚えそうな露出加減。
紫の花は『ツル性植物の女王』とも呼ばれるクレマチスでしょうか。

白虎の聖地にて大病で起こった真実が徐々に明らかになり、だんだん何に驚けばいいのか分からなくなる7巻。

 

以下ネタバレあり

 

簡単あらすじ

危険な幽霊・蝙蝠にやられる玖太郎の元に駆け付けた文は、傷だらけの玖太郎を彼から教わった方法で癒す。文に癒され自分の弱さと向き合った玖太郎は無事に蝙蝠を静め蝙蝠の骸間へと辿りつく。そして衝撃の真実を知る

 

新たな登場人物

堀北 弥太郎(ほりきた やたろう)

  • 玖太郎の父
  • タカヤ、灯子と家族同然に育つ
  • 文の『先生』

堀北 灯子(ほりきた とうこ)

  • 玖太郎の母
  • 大砲の持ち主
  • 鬼嫁

 

詳細あらすじ

白猫に導かれた文は、2人の玖太郎が対峙している場面にかけつける。
文を抱き寄せ相手をあざ笑う玖太郎と、戎具も持たず傷だらけの玖太郎。

とどめを刺してやれという無傷の玖太郎に「腹立たしい 玖太郎さまの偽物など」と言った文は棒タワシで殴りつけるのだった。

何でという偽物の玖太郎に文は言う。

玖太郎さまは
悪意だろうと
ムシだろうと
侮蔑したり

見下して
あざ笑ったりしたことは
ないんですよ

「悪意は見下せ」と習ったことはありますけど
玖太郎さまはそれをしないんです

そうする必要のない強いひとだから

 

そうして代わりに相手になると言った文で、玖太郎の偽物は形を変えていく。
そんな黒い影に、白猫は告げる。

愚かもの 目を覚ませ
「玖太郎」とは誰の名か

誰を食おうとしていたか
目の前の者らをよく見てみよ

時が来たのだ

正気を振り絞り己を取り戻せ

務めを果たせ「蝙蝠」

その言葉に狼狽えた黒い影「蝙蝠」は玖太郎と文の名前を呟き、去って行ってしまった。

 

残された文達。
まずは戎具も壊れて直せないくらい弱っている玖太郎を回復させることにする。
白猫の指示に従い、あれよあれよという間に文の膝枕で眠ることになった玖太郎。

ひと眠りして少し落ち着いた所で白猫から「蝙蝠」の話を聞く。

あの蝙蝠が何故あなたの姿を真似て

あなたが「真実」と思う程
あなたの急所を悉くついたおか
の答えニュが

実のところ奴はなんも考えていませんのニュ

あなたの心の中の恐怖や嫌悪
絶望の想像

そして自分を責め立てる声を
鏡のように自動的に映し出したにすぎないのニュ

そしてなぜ蝙蝠が
若さま

あなたに最初に近付いたのか

彼はあなたとよく似た者だからです

彼もまた己を責めて責め続け
みずからを破壊し
大切なものをすべて忘れて
苦しみを増やすだけの怪物になってしまった

蝙蝠もあなたのように
まじめで努力家で
ただ自分の弱さが許せないだけの
優しい男でしたよ

彼のその唯一の弱さを狙われて
「蛇」に呪いを打ち込まれ
全ての運命がくるっていったのです

 

そう言った白猫は、蝙蝠がアタル達を襲っていると告げる。
先に行って時間を稼ぐから、よく回復して心を整えてから来てくださいと白猫は行ってしまった。

 

戎具も出せず短時間でどう回復すればと悩む玖太郎だったが、文は大丈夫だと言って玖太郎の服をはだけさせる。

狼狽える玖太郎を押し倒す文は、玖太郎に教わった治し方で口で治すと言うのだった。

抵抗する玖太郎の顔を掴んで文は言う。

玖太郎さま

「俺なんかに」というの
もう二度と行ってはだめです

玖太郎さまが聖地に来たのは
修行のためでしたよね

銀のうみへびに負けないように

これからすることは修行だと思ってください

銀のうみへびがねらう弱点のお掃除です

玖太郎さまは自分に厳しくて
同じように私にも厳しいけど

私が頑張ったらすぐに
「いいこだ」ってほめてくれます

それがとっても嬉しくてまた頑張れます

ご自身にも「いいこだ」って言ってほしいです

いっぱいいっぱい頑張ってるもの

でも すぐには言えないと思いますので
かわりに私がいいます

私の意識うけとってくださいね

 

 

 

 

玖太郎さま

わすれないで

あたなは強くてとくべつな方です

私を女王女王クイーンにできるのは

あなただけなの

 

そうして文の意識を注がれた玖太郎は順調に傷を治し、戎具の箒も復活した。
けれどいつもの手裏剣は出ず、代わりに金色の玉が出現する。

箒も戦斧アックスに変化しないが、箒だけでもないよりマシだとアタル達の元に向かうのだった。

 

 

一方のアタル達は急に現れた蝙蝠に苦戦をするが、巨大化した火蜥蜴姿のタカヤの火力で押す。

タカヤは蝙蝠に弥太郎と呼びかけ、約束通り殺しに来たと告げた。

 

殺してやるから全部教えろ
おまえはなんで
灯子を殺した

俺たちの当主

おまえの妻の灯子を
何故逃げた

どこで何をしていたんだ

俺たちを裏切ったのか
いや違う
それよりも

おまえあそこで
玖太郎に何をしたんだ

答えろ

タカヤの吐いた火で粉々になった蝙蝠だったが、その毒を吸い込むことでそれぞれの悪夢が具現化してしまう。

心の中の恐怖や後悔、罪の意識、自己嫌悪、自分を最も傷つけるもの。

あんたのせいでとアタルを責め立てるルミの幻影。
こんな小娘が当主だとは嘆かわしいと讚良を責め立てる声。
玖太郎のことを救えていない、玄武にお前の居場所はないとタカヤを責める灯子。

それぞれが自らの幻影に傷つく前に文と玖太郎が駆けつけ、それぞれの幻影を吹き飛ばしてしまう。

また、自分の弱さとも向き合い「まずは自分で自分を守ろう」として玖太郎は己に向かってきた幻影を吹き飛ばす。

 

そこに残った小さな蝙蝠に、父さんなんだろうと話しかける玖太郎。

その瞬間にずっと探しても見つからなかったという蝙蝠の「骸間」の入り口が現れた。

 

入り口に落ちた文を追いかける玖太郎と白猫、タカヤ。

讚良とアタルは残って入り口の処理をする事になる。

蝙蝠の「骸間」にたどり着く為に鈍色の女王クイーンの力を取りに行った文は、扉の前で一人の少女に会う。

私は
今回のあなたへの「代償」

けれどそんなことは構わずに
進んで

あなたが信念をもって
「鈍色」の使命を果たしたとき

また会いましょう

 

胸騒ぎを覚えながらも、鈍色の女王クイーンの力を手にした文。
たどり着いた蝙蝠の骸間で文たちを待っていたのは、堀北灯子───玖太郎の母親だった。

あり得ないと狼狽えるタカヤに白猫は言う。

 

大丈夫ですニュ
御懸念は当然ですが
ムシや偽物ではありません
本物の灯子さまですニュ

ここにこの方がいるのはあり得ぬ
というのならば

そもそもこの場所じたいがあり得ぬのです

主が死んでなお心間が形を残す「骸間」

特別な事情とお力によるものです

あなたたちを待っておられたのですよ

心してお進みなさい

 

そういって、後のための用意と言って白猫は去って行ってしまう。
そうして残された玖太郎と文、タカヤ、灯子。

灯子はタカヤに10年前にこの屋敷で何を見たのかを話せと言う。
ためらいながらも口を開いたタカヤが言うには、ここは10年前の「白虎門の大病」があった白虎の里のはずれの屋敷との事だった。

そして、灯子と弥太郎が死んでいたと、タカヤが玄武のみんなに嘘を伝えたその場所。

大病の原因と思われる屋敷。
そこにタカヤがたどり着いた時、灯子は死んでいた。

そして「俺が殺した」としか言わない弥太郎。

俺を恨め
だが今は俺を追うな

それから

玖太郎にかけた術を解くな

時を待たずに術が解ければ

玖太郎は灯子と同じように死ぬだろう

その術を解けるのはこの娘だけだ

次の特別な女王クイーンを待て

いつか白虎の聖地でおまえを呼ぶ

聞きたいことがあるのなら

俺を殺しに来い

 

そう告げて、弥太郎は幼い文を抱えて消えた。

全てを亡くした文を連れ歩き、生き方を教えた「先生」は弥太郎だったのだ。

 

 

感想

あの白猫って絶対にお母さんやん、とか。
一瞬喋ってた金の玉はお父さんだったりするんだろうか?それだったらとんでもない家族だな、とか。
乳モヤシって何か貧乳っぽい響きがあるけど実際は真逆だよな、とか。
え?タカヤさん40代!?もうちょい若いと思ってたケド、よくよく6巻を読み返したらそうだった!!とか

ツッコミたい所は満載すぎたんでるけれど、でも何より気になったのは・・・

文に襲われた後の玖太郎、別人すぎじゃないですか???
どっかで入替った?それとも、もしかしてあのどさくさで童●ポイしちゃった???
って言いたくなるくらいの別人っぷりに笑うしかなかったです。

私が治します、口で。って言われた時の狼狽えっぷりを見て、普段の行いって自分にちゃんと返ってくるもんよねってニマニマしながら見てたのに。
もう治療後は乾いた笑いしか出ませんでしたよ。
「人を治すのはいいんだけど治されるのは」って・・・文ちゃん以外にもあんな治し方した事ってあるのかな?

キスしたら昔のキスの相手が文か分かるって言ったけど、あれはどうなったんですかね?
やっぱり『治療』だからあれはキスじゃないんですかね?
うん、治してじゃないよ、このムッツリめ。。

そして帯に「クイクオ史上最高ラブ展開」って書いてあったけど・・・・
ラブっていうよりエロじゃなくて?っていうのが素直な感想です。
これって本当に少女漫画だよね?って確認したくなるくらい下ネタばっかりだったし・・・。
別にいいんだけれど、ベツコミがメインターゲットにしてる年代層がどこにあるのかがちょっと気になりました。

文ちゃんの『先生』がタカヤさん繋がりだと思ったら、予想外に玖太郎のお父さんだったとか。。
一応タカヤさん繋がりではあるんだろうけど・・・。

けっきょく、玖太郎のお父さんの弥太郎さんはいつ亡くなったんだろう?
『骸間』っていうのが存在してなんやかんや『蝙蝠』って呼ばれながら暴れたって事は死んでるって事なんだろうけれど・・・・。
文を連れて放浪してから死ぬまでの間が気になるなぁ。
でも弥太郎さんが生きてる間は文ちゃんと一緒に居て、何かの拍子に死んじゃってそこから文ちゃんはいろんなところを転々とすることになってしまったのかな?

今回の文への代償は『ふゆちゃん』としての記憶なのかな。
白の女王女王クイーン≠ふゆちゃんは確定なんだろうけれど、ふゆと文の繋がりが気になる。

文の本名が『ふゆ』で、文の存在を隠すために記憶を失ったふゆを『文』って改名して育てた可能性もあるけれど、
何か極限までのストレスとかそういうので幼い『文』が作ったもう一つの人格っていう可能性もあるんだよねぇ。

白虎が司るのは秋で玄武が司るのは冬。

ってなると『ふゆ』って名前は玄武方の何かがあったりするのかな?って思わなくもないけれどもどうだろう?
でも白の女王女王クイーンもなんか人為的に植え付けられた人格に由来してそうだし、そうなると『ふゆ』は単純に文が記憶を失う前の姿って事でいいのかな?
お嬢さんお嬢さん言ってた猫がとっさに「ふ」だけ言うから余計に気になる・・・

玖太郎にかけられた術って言うのも気になる。

早く7巻が出て欲しいですね。。

 

 

猫成分

★★★☆☆

ちょっと胡散臭いけど可愛かった!

 

 

次巻はこちら

→ そもそもがちょっと特殊な許嫁みたいな関係だったって事だよね『クイーンズ・クオリティ8巻』ネタバレと感想

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とくにジャンル問わず読むが、少女漫画やファンタジー、ほのぼの系が多数。メインは漫画、たまに小説。漫画は完全単行本派。時々小説。Landreaall、ボクラノキセキ、クイーンズ・クオリティが特に好きです。小説は有川浩さん、小野不由美さん、上橋菜穂子さんなど。

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