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玖太郎の励ましの言葉がなんとも切ない『QQスイーパー3巻』ネタバレと感想

QQスイーパー3巻

QQスイーパー3巻 の表紙は向かい合う玖太郎と文。めっちゃ恋人っぽい雰囲気を醸し出してる。付き合ってもいないけど。

ことごとく扉絵はイケメンっぽい雰囲気を醸し出してるのに(おそうじ12以外)、ムシ使い相手に小学生みたいな張り合い方をする玖太郎。
ナイトよろしく文を守ったり餌付けしたりと大忙しな3巻。人の心の深層に迫るちょっと不思議なお掃除漫画、一旦終幕。

 

前巻のお話はこちら → 『QQスイーパー2巻』のネタバレと感想

以下ネタバレあり

 

ざっくりあらすじ(ネタバレ少)

堀北家に留まる事を決めた文。文を狙うムシ使いのせいでピンチが訪れるが文と玖太郎の想いの強さでそれらを乗り越えていく。文が持つ「女王クイーン」の力とは一体何なのか。正体がふゆちゃんと知った玖太郎は自重を知らない

 

詳細あらすじ(ネタバレ大)

文が幼い頃に出会った『ふゆちゃん』だと気づいた玖太郎だったが、昔の記憶のない文に話すことのデメリットを考えて文には黙っている事に決める。
けれど心の中は切実な想いでいっぱいだった

お願いだ
行かないで
ほかには何ものぞまない
君がいてくれれば
それだけでいい
多くを望んで神さまに失望するほど
愚か者じゃない

翌朝、文は改めて堀北家に置いて欲しいとお願いし、また玖太郎の嬉恥ずかし同棲ライフ家政婦兼掃除屋見習いとしての生活が始まる。

紘一からムシ使いが裏で動いている話を聞いた玖太郎。
占い師や霊媒師に気を付けるように忠告を受けた直後、文が友達と行ったカラオケに「オーラが見えるという占い師」が参加する事を知り、焦ってその場所を聞き出そうとした。

四方アタルというF高の占い師は、文の事を『呪いの娘』と言い、マイナスの言葉ばかりを口にする。
それに触発されたように1人の男子高生が暴れだして場が騒然としてしまう。

何度もあったろ
こういうの
まだ分かんない?
もう諦めなよ
これがあんたの運命なんだ
もういいだろ
楽になんなよ
一緒に行こうぜ
もっと 深いとこに・・・

文を誘う四方アタルだったが、寸での所で玖太郎が駆けつけて事なきを得る。

けれどこの翌日に理不尽なイジメを学校で受ける事になった文。
原因はカラオケでの一件をカオリが周りに吹聴したせいだった。
襲い掛かる理不尽に、文は凛とした態度を振る舞った。

不器用なりにも文を励まそうとする玖太郎は、文が実践しているという「こういう時の振る舞い方」を問いただす。
それは「お姫様になったつもりで振る舞う」というものだった。

私が何をやったとしても「不正解」
そういう時があるってことです
だからそういう時
せめて自分にとっては正解だと思える行動をします

凛とまっすぐ前を向いて話す文。
なんで「お姫様」なんだろうなという玖太郎の問いかけに返って来た文の言葉。

「お姫様」って私の中でずっと特別なんです
おかしいでしょ
いいですよ
笑ってくれても

その時、玖太郎の脳裏によぎったのは幼い自分が『ふゆちゃん』に言った「ふゆちゃん おひめさまみたいだね」という言葉だった。

おかしくなんかない
素敵だ

泣きそうに微笑みながら玖太郎はそう伝えた。

文を襲った理不尽な苛めは、翌日にはもう収束していた。
それは、アタルが自身のカウンセリングルームに登録している人達に送ったメールの影響だった。
メールの内容は「自分は呪いの娘など言っていない」「彼女は人を呪うことをしない」「捏造情報をでっち上げた人を信用しないで欲しい」と言ったもので、その結果、今度はカオリが周りから白い目で見られるようになる。
必死で文にすり寄るカオリだったが、文はお互い頭を冷やそうと突き放すような態度を取った。
その夜、心が弱ったカオリに付け込んで四方アタルはカオリにムシを”憑けた”のだった。

言い過ぎたかなと落ち込む文の元にかかって来たカオリからの電話。
文への謝罪と自殺を仄めかす言葉を残して切れた事に動転し、夜の街を必死に探し始めた文。
それに気付いた玖太郎も合流し、紘一達のバックアップも受けながら必死にカオリを捜索するのだった。

カオリが見つかったのは廃業になった病院の屋上。
止めに入ろうとするが、四方アタルに命じられたカオリは一歩一歩屋上の縁へと歩いていく。
ついに「カオリ、飛び降りろ」とアタルが命じた時
純粋に、深く思った文の願いが言葉となり場に放たれた。

「うごくな」

文のその言葉を聞いた途端、その場に居た誰もが動くことができなくなってしまう。

間一髪でカオリを助けた文はそのまま意識を失ってしまった。
何が起きたと不思議がる玖太郎に四方アタルが声をかける。

今のが「女王クイーン」の力
そのほんの片鱗みたいなところだよ
出てほしくないほうのやつだったけどね

可哀想だね
女王クイーンを好きになっちゃうなんて
あんたの手におえる女じゃないよ

そう言い残して去る四方アタル。
玖太郎もまた文を堀北家へと連れ帰り、カオリは病院に運ばれるのだった。

女王クイーンとは
掃除屋の歴史の中に度々登場してきた
ウチガワの世界
・・・つまりは絶対多数の他者の精神を支配できる
良くも悪くもなりうる存在

それをムシ使いは文を使って作ろうと企んでいたという。

目を覚ました文は、未だに意識が戻らないカオリを助けるべく、玖太郎、先代と共にウチガワへと向かった。
ウチガワの奥底でからっぽの自分に絶望し、自らの心の牢屋に閉じこもっていたカオリ。

必死の文の叫びを聞き、カオリが抱いた一つの願い。

私 文ちゃんに ありがとうって言いたい

その願いが檻から出る力となった。

無事にカオリを助けたものの、消耗の激しかった玖太郎と文。
旧校舎の『扉』がある部屋で寄り添ったまま、玖太郎は先代から言われた言葉を思い出していた。

女王クイーンになる運命があるのだとしても
この子は普通の女の子なのよ
あなただけはそれを忘れないで
この先 何があったとしても――

こうして物語は締めくくられます。

さてはたして
彼女は女王クイーンになるのでしょうか
彼女のそばに騎士はいない
ただ掃除上手な少年が1人
これから生まれる女王クイーン
黒いのでしょうか
白いのでしょうか
そんな話はまた次の扉で

 

感想

コレで終わりっ!?って普通にビビった。ら、QQスイーパーは終わって、続きとして「クイーンズ・クオリティ」が始まるとのことで。
『呪いの娘』に次いで出てきた『女王クイーン』というキーワード。
疑問や謎だけがばらまかれた状態で終わられたらもやもや感半端ないんでよかったです。

ところで、清水川先輩。気軽に『文ちゃん』なんて名前で呼んじゃって大丈夫ですか?
彼氏でもないのにめちゃくちゃ心が狭い人に睨み殺されますよ。って思ったけど意外と空気読める子だったよ玖太郎。
アタルに対して『10年ずーっと好きだったんだからな なめんなクソが』って小学生みたいな言動がおかしかった。
割とシリアスなシーンだった気がするのになー・・・。

しっかし今回も距離近い近い。迫りすぎ。触りすぎ。微笑みが超甘い。
文=「ふゆちゃん」って分かってから更に加速してない?
玖太郎の対人スキルが腐ってる事とか文が知ってるから気にも留めてないだろうけど、ヘタしたら「好きな子いる癖に、ベタベタしてきて何のオマエ」ってなりかねないと思いますよ?

もう、玖太郎のデレはどこまで行くのかが気になって仕方ない。
これだけデレ成分に変えようかな・・・。

しかしちょろっと照ちゃんが照ちゃんって分かる状態で出てたー!
黒崎も出る事あるのかなー?
 
 
 

猫成分

☆☆☆☆☆

ウチガワで猫になってくださーい

 
 
 

 
 
 
 

続巻はこちら

→ 玖太郎悶々物語の幕開け『クイーンズ・クオリティ1巻』ネタバレと感想

 

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管理人:にぼし



とくにジャンル問わず読むが、少女漫画やファンタジー、ほのぼの系が多数。メインは漫画、たまに小説。漫画は完全単行本派。時々小説。Landreaall、ボクラノキセキ、クイーンズ・クオリティが特に好きです。小説は有川浩さん、小野不由美さん、上橋菜穂子さんなど。

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