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みんな覗き見が大好き『ReLife10巻』ネタバレと感想

ReLife10巻

ReLife10巻 の表紙は文化祭衣装の朝地と犬飼。
色々あった青葉祭も無事に終わり、日代の新への不思議実験は順調にステップアップする。
新と日代がそれぞれ自分の気持ちに気付いた10巻。

前巻のお話はこちら → 『ReLife9巻』のネタバレと感想

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

気まずさを抱えたまま迎えた文化祭。皆と距離を置こうとする新は狩生に活を入れられ、せっかくのリライフなんだからと思いを改める。そして海崎への恋心を自覚した日代。小野屋はどうにか互いの記憶を残したいと願う

詳細あらすじ

日代のいろいろな初めてが僕のものになってしまってもいいんですねと夜明に言われ、カッとなった新は夜明をに掴みかかる。
厳しい目をした新に、今までいろいろ煽ってきたが初めてここまで怒ったと笑う夜明は、想いの強さが確認できてよかったと言う。

「こんな風にみんなで何かやれるって
この先大人になっていくとなかなかないんだぞ
貴重な時間なんだぞ」
でしたっけ

海崎さん

それはあなたも同じですよ

その言葉に、だったらなんだと怒る新。

仮に日代が好きで告白して、それで何になるのか。
卒業すれば全部消えてなくなり、その先なんてない。
みんなと楽しく一緒に思い出を沢山作っても、みんなの中には何も残らない。

だったら、自分とではなくこの先も一緒に居られる者たちと過ごせばいいと新は言う。

・・・意味ねーんだよ・・・
俺なんて・・・

・・・アンタの言う通り
大人のクズだ

ちゃんとした社会人になれなかったせいで

こんなことになって
現役学生の青春に割り込んで
邪魔して
最低だ

悩み苦しむ新の姿に、先がないのは確かにそうだと思う夜明。
でも「意味がない」なんてことはないと彼は思っていた。
もう少し周りばかりではなく自分の気持ちを考えればいいのに。
投げ出さずに、大切にして欲しい。

けれどそれは口に出さず、そんな事じゃ社会にでてもまた逃げるんでしょうねと新に言う。

がっかりです
まあそれがあなたのリライフなら
それもまた一つのサンプル

僕らは別に構いませんが

・・・しっかりして下さいよ

他の誰でもない
自分の人生でしょう

そう言いおいて、夜明は更衣室を出る。

更衣室の外では、小野屋が見張りをしていた。
彼女は干渉しすぎですよと言う。

夜明の言い訳を茶化しながらも

前にも言ったじゃないですか

あたしはついつい動いちゃってる
今の先輩好きですよ って

と笑うのだった。

試着した衣装を玉来に渡した新は、玉来から実行委員をやった事のお礼を言われる。

高校最後の学園祭
素的な思い出をありがとう

その言葉に罪悪感を覚えながらも、こちらこそありがとうと新は返した。

本番前、明日に向けて実行委員としてクラスのみんなに挨拶をする日代。
今までカバーしてくれていた新とは気まずく、慣れない日代は何を話していいのかに迷う。

けれど大神が明るく「めいいっぱい楽しもー!」と声をかけた事で、クラス全体が盛り上がるのだった。

そしてそんな盛り上がるクラスメイト達に混ざり、ぎこちない実行委員の二人を狩生が見つめていた。

夜、日代は新に何か気に障る事をしてしまっただろうかと尋ねる文書を打つが、結局送信が出来ずにいた。
新もまた、謝罪の文書を打つものの送信できずに終わってしまう。

そして少しのひずみを残したまま、青葉祭がはじまった。

初日、青葉祭がはじまる前に皆で写真を撮りたいという玉来。
誰かにシャッターを頼もうとする玉来に、新は撮影役を引き受ける。

次の写真では一緒に入るように促される新だが、トイレに行きたいと言って写真に移る事を避けていた。

それを見ていた夜明は青葉祭の最中に、写真は写っても問題がない事を新に伝える。
最終的にうまく処理されて、他のみんなの部分は残るので変に気を使わなくても大丈夫という夜明。
その言葉にさすが怪しい組織と、困ったように新は笑うのだった。

自由時間になった新と大神。
狩生と文化祭デートする予定だという大神だったが、狩生は先に部の出し物の方に行くと言う。
そのためその時間まで一緒に回らないかと大神に誘われるが、新は実行委員本部にいかないといけないと断った。

実際には実行委員の用事がない新は適当に時間をつぶそうと歩き出すが、厳しい顔をした狩生に捕まってしまう。

屋上へと場所を移した新と狩生。

狩生は部活に行くのは嘘で新と話がしたくて時間を作ったと言う。
そして、なんで最近みんなを避けているのかと狩生は尋ねる。
狩生の問いに何だかんだと言い訳をする新。
そんな新に狩生は怒る。

このメンバーで何かできるのは今しかないから楽しめ
数か月後にはなくなるから大事にしろ

その言葉を言った新が楽しそうにせず、みんなから一歩引いている事が狩生には我慢できなかった。

新がいなければこんな文化祭にならず、きっとクラスの空気は壊れていた。
新がいなければ自分と大神は付き合ってなかったかもしれない。
新がいなければ日代を誤解したまま友達にもならなかったかもしれない。
新がいなければできなかった事やこうならなかったことはたくさんある。
なのに、新は自分がいなくても大丈夫だと言う。

なんで急に壁作ってんの?
あたしたち何かした?

逃げんな!!

狩生のその言葉に、はっとする新。

それは日代の鞄を取ろうとした狩生に新が言った言葉。
そしてこの学校でみんなにありがとうと笑顔で言われた事を、日代に出会えて良かったですと言われた事を思い出す。

・・・楽しかったって
良かったって思ってもらえたこと

俺がいてそうなったこと

記憶は消えてしまっても
その一瞬一瞬は確かにあって
この先もみんなの中で続いていって

全部何もかもがなかったことになるわけじゃない

残せるものもある

懸命に生きることは
意味なくない

その事に気付いた新は涙を流した。

慌てる狩生に泣いてないと伝え、お礼を言う。
そして、せっかくのリライフでこんな生き方をすれば絶対に後で後悔すると思い直す。

ありがとうと笑う新に面食らった狩生は、日代との事も心配している事を伝える。
そして日代が宣伝周りに行ったまま帰ってこない事を伝え、下手くそながらも新に探しにいくよう煽るのだった。

一方の日代は、男3人に絡まれて困っていた。
話が通じない男たちにイライラしながら、脇を通り過ぎようとすると肩をつかまれてしまう。

その事にイラっとした日代は思い切り振り払った後、ふと気づいた。

ああ・・・
そうか

また私
人の気持ちをわかっていなかった

海崎さんも
私に触れたり触れられたり

こんな風に嫌な気持ちだったんですね・・・

校舎の2階の窓から日代が男たちに肩をつかまれているのを見た新は、勢いよく日代の元へと駆け出した。

日代と男たちの間に割って入り手をどけさせる。
「クソガキ」と言われた事に腹を立たせながらも、先生たちも探していると日代を連れて行くのだった。

あいつらから離れるまで走ってと、日代の手をひく新。
不機嫌な新な様子を不思議に思いながら、日代は繋がれた手を見て納得する。

新が自分に触るのが嫌だと勘違いしている日代は、離れなきゃと頭では分かっていても離れたくない思いからその手を握り返してしまう。
そして心の中で新にそっと謝った。

制服に着替えて一息ついた日代に、何かされなかったかと心配する新。

髪を触られ
手を掴まれ
肩を抱かれました

・・・とても不快で
私は反射的にその手を払いのけていて

ああ海崎さんもあの時こんな風に
私のことを不快に思ったのだろうなと
気付いて悲しくなりました

その言葉に新は反射的に違うと反論する。
触られて不快だったのは合ってるが、それは日代のせいではないと伝える新。
先輩が首つり自殺、なんて重い話をするわけには行かなかったが、なんとか首が苦手である事を新は説明する。
そんな新の言葉に日代はほっとしたような優しい笑顔を見せた。

そんな日代を見て新は思う。

このまま日代さんが
俺のことを嫌いになって離れてくれれば
それが一番だと

あの時
追いかける事ができなかったけど

良かった

どうせ消えてしまう思い出だとしても
やっぱり悲しい顔をさせてしまうより
笑顔の方が絶対いい

そうしてこの後の予定がないという日代と新は一緒に文化祭を回るのだった。

ひずみも無くなり、青葉祭2日目の文化祭も3日目の体育祭りも楽しく無事に終わっていった。

実行委員解散後、新がいい思い出にできたかと訪ねると、とてもと日代は答えた。

今まで何度もあなた一人でやってるんじゃないと言われたことがあった日代。
同じ言葉でも新が言えば不思議と違った。
間違いに気づけたのも、謝る事が出来たのも、許してもらえたのも全部新のおかげだと日代は言う。

ありがとうございます
海崎さん

「みんなでやってこその達成感」
感じることができました

そういって頭を下げる日代に、海崎も日代と実行委員ができて楽しかったと笑う。

そんな海崎の姿に日代の胸が鳴る。
ふと小野屋に言われた言葉を思い出した日代は、海崎に確認したい事があるから触れれ見て欲しいと告げた。

日代の言葉に悩みながらも、頭をポンポンする新。

・・・えっと
実行委員お疲れさまでした

大変なことたくさんあったけど
よく頑張りました

ふいに日代の手が動き、はねのけられると身構える新だったが、日代は新の手に自分の手を添えた。
そして嬉しいですと笑った後、お疲れさまでしたと言って海崎の頭を撫でるのだった。

そんな2人の様子を見ていた小野屋と夜明。

小野屋は抱きしめなかった新をヘタレと罵る。
けれど夜明は分からなくはないと言う。

今まではただの年下の女の子だって
子供だって思ってたから気軽にできてたわけで

それが改まってじゃないとできなくなったのは
それだけ意識しちゃってるって証拠でしょ

その言葉に夜明に頭を撫でられた時の事を思い出す小野屋。

ふいに小野屋のスマホに日代からメッセージが届く。

それは海崎に恋をしているかも、という内容だった。

やっと日代が新への恋心を自覚した事に浮かれる小野屋は、日代の部屋で一緒にお酒を飲んでいた。
これで新へのもやもやは被験者疑惑ではなく恋心で落ち着いたと小野屋はいうが、怪しい部分も多いので完全に疑いが晴れた訳ではないと日代は言う。

けれどこの青葉祭での新は有能で、被験者になるような欠陥は見当たらないので被験者じゃないかもと思った日代。
自分とは大違いで新は素敵な人だと笑う。
そんな日代に、日代も十分素敵だと小野屋は伝えるのだった。

一方で新と夜明も一緒に飲み会をしていた。
そしてちょっとだけ吹っ切れたという新は、ようやく夜明相手に日代を好きになったことを認める。
そして最後に後悔しないよう、せいぜい頑張って生きてみるよと笑った。

研究所で上司に実験の途中経過を報告する夜明と小野屋。

二人同時実験における相互作用がいい方向にでており、上機嫌な上司に小野屋は提案する。

実験終了後もお互いの記憶を残るようにしていただけないでしょうか、と。

けれどそれは出来ないと言われ、開発研究部の天ケ瀬にも同じように言われてしまう。
天ケ瀬になんでと噛みつく小野屋だったが、企業秘密、仕様上の問題で片づけられてしまった。

せっかく両想いなんだから、記憶が残った方が絶対いいと言う小野屋。

夜明たちの上司もまた、天ケ瀬に記憶が残せないか相談にしていた事を思い出す天ケ瀬。
純粋に被験者の事を思っている小野屋達と、例のない実験結果を他支部にアピールしたい上司と思いの違いはあるが皆が記憶を残してやりたいと思っている。
けれど前例がないから被験者同士の記憶を残す方法は確立されておらず、仕様上できないものは出来ない。

実験終了までにその方法を探せないかという小野屋を夜明が窘める。

可能性を探るのは大事だけど

無理だと判断されたものに
いつまでも文句ばかり言うのはただのワガママだよ

すがってる場合じゃない
俺らは俺らのできることをやる

前例がないなら忘れないって可能性もゼロじゃない

てっきり小野屋もそう信じて
二人が忘れてしまわないように
たくさん思い出を作らせようって
してるんだと思ってたんだけど?

その言葉に先輩もそう思ってたんだと笑う小野屋とは反対に、天ケ瀬は表情を曇らせるのだった。

朝、登校途中に日代と一緒になった新。
なんとなく気まずくなって話題を探す新たに日代は

私にキスしたいとか思います?

と唐突に尋ねた。
意味が分からずに困惑する新は急に聞かれても困ると、しどろもどろになりながら返す。

触れてくださいの次はキスしてくださいと、順調にステップアップしている事に悩む新。
もしかして自分は実験台ではなく本当にと思う気持ちはあるものの、好きな相手にする迫り方ではないなと考えを改める。

日代もまた新が自分をどう思っているのかと悩む。

そうしてそれぞれ胸中で思う

もしかして
日代さん
俺のこと好きなんだろうか

もしかして
海崎さん
私のこと嫌いなんでしょうか

と。

感想

写真、みんなの部分だけ残すって・・・どうするの??
新たちが写ってるのを強制回収だと減ってしまうから・・・一枚の写真から新や日代さんだけを消す・・・?
そうなると、狩生・日代・玉来の並びでスリーショット撮ったら不自然な空白が・・・(;・∀・)
新と大神が肩組んだ写真だと大神が変な事に!?
どうなるのかめっちゃ気になる。。

腑抜けモードだった新もなんとか元に戻って一安心!
しかしそれをしたのが大神ではなく、狩生っていうね。
まあ性格上そうか。
日代の次に新のお世話になってるのも狩生だしね。
大神はどっちかっていうとお世話してる方だし(追試で)

新が自分に触ったりするのが不快だったんだって勘違いした後の空きスペースにあった、触りたくて仕方ないのを我慢してるんですけどーの新が可愛かったwww
あと、ブラック新さんがちょいちょい出てて笑える。
肩を抱かれたとか聞いたあとの「・・・ほう?」っていうのがちょっと好き。

新さん、腑抜けモード終わった途端にナチュラルに日代さんたらしになった感がスゴイする。
普通にういういしいカップルだよね。
でもこれ以上気持ちが育っても相手が自分のこと忘れちゃうっていうのはちょっと寂しいよね。
後悔しないようにって思っても忘れられるの前提で、自分はずっと覚えているのはちょっとしんどいかもしれない。

夜明さんが告白するように仕向けるのは、そうすれば互いの記憶に残るものが何かでるかもしれないって期待を添えての事なんだろうか?

そして、仕様上の問題で全てを片づけちゃう開発者。
気持ちはとても分かります。
そもそも消える記憶が消える原理もよく分からないけれども。

まあ無事に記憶が残ってくれるのが一番だけれども、忘れちゃったら忘れちゃったで後々夜明さんと杏ちゃんがどうにか会わせちゃったらいいなじゃない?
さすがにダメかな・・・?

猫成分

☆☆☆☆☆

スタンプも無いなんて・・・


次巻はこちら

→ ……coming soon……

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