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どんな時でも朝から肉食べてそうなイメージがあった『図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編7巻』ネタバレと感想

図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編7巻

図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編7巻 の表紙は柴崎&手塚コンビと、花火を見る堂上夫妻。

原作、別冊図書館戦争Ⅱの「背中合わせの二人」(1)の内容がまるまる収録された7巻。
今回のメインは柴崎と手塚の2人。

また、マンガオリジナルの原作ではなかった郁が教官をしている際の話や、堂上の昔話の対になるような郁の話もあります。

前巻のお話はこちら → 『図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編6巻』のネタバレと感想

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

郁は何とか花火大会を見に行こうと奮闘するがそういう時に限ってトラブルは続く。面倒な同期を押し付けられた柴崎は同時にストーカーにも悩まされる。郁に内緒にしながらも手塚に守られてなんとか事態の収拾をはかる

新たな登場人物

水島 久美子(みずしま くみこ)

  • 郁達の同期
  • 図書士長
  • いろいろ面倒

奥村 玲司(おくむら れいじ)

  • どっかの社長の息子
  • 柴崎のストーカー
  • 雑魚

詳細あらすじ

結婚して初めて迎える夏。

花火大会のポスターを眺める郁に、行ってみるかと堂上は声をかける。
そしていつものメンバーに声をかけるが、柴崎は遅番。手塚も保留。
小牧は最近なかなか会えていない毬江も誘ってみるという事になった。

けれども当日の天気予報は雨。

当日の朝も空はどんよりとしており、郁は落ち込む。
それでも自分は晴れ女だから晴天を呼び寄せてみると意気込むのだった。

けれどそんな日に限って仕事はハードの上、昼からは雨が降り始める。

幸い、花火大会中止の知らせは出ていないが、ままならない現状に郁は腹を立てはじめる。

久しぶりに会う恋人と
ささやかな夏を楽しみたいだけなのに

何ですかコレ!
神様も意地が悪い!

諦めないでくださいね小牧教官!
あたし晴れ女なんできっと・・・!

意地でも花火みてやりましょー!

そう意気込んで午後の業務に取り組む郁。
閉館間際には青空が見え始め、夜はきっと晴れると浮かれる。

けれど、館内で片っ端から本を濡らす人物が現れてそれどころではなくなってしまう。

それは良化法賛同団体からの嫌がらせ。

とにかく本を乾かす傍ら、警備員により犯人が捕まったとの報告を受ける。
それと同時に、濡らされた本の被害も多数上がってきた。

皆でひたすら本を乾かす中、堂上は小牧にもう上がるように伝える。
後は乾かすだけの作業で、それは残りの堂上班と業務部でどうにかなる作業だった。

お前がいなきゃ困る局面は多々あるが
今は違うだろ

班長命令だ行ってやれ

どうしても後ろめたいなら
今度缶ビール半ダースな

その言葉に、一ダースつまみ付きで贈ると言いおいて小牧は毬江の元に急ぐのだった。

ようやく作業が終わった頃には花火はもう始まっていた。

帰り道を歩く堂上と郁を追いかけて来た柴崎は、2人を特等席だと言って図書館棟の屋上へと連れて行く。
そこからは郁が見たがっていた花火が見えた。

ちょーっとかなり遠いのが難点と言われながらも、郁は喜ぶ。。

事務処理がまだ残っているという柴崎は2人を残して去っていったため、堂上たちは2人だけで花火を見る事にする。

現地に行けなくて残念だけど見れて嬉しいと言う郁は、また来年行けばいいもんねと言う。

そんな郁に堂上は

来年また無理でも
たいした問題じゃないだろ

再来年もその次の年も
ずっと一緒にいるんだから

と言い、2人は寄り添いながら花火を眺めるのだった。

郁が結婚して官舎に移ってからも、2人部屋を1人で使っていた柴崎。
1人部屋への異動を希望して空くのを待っていたが、それよりも前に一階級下の同期と同室になる事になった。

大人しくまじめだが階級にコンプレックスを持つ頑なな同期・水島 久美子。

秋に空く1人部屋を回してもらう事を条件に、柴崎は問題のある相手を引き受けるのだった。

堂上家で夕飯を食べながら、柴崎は新しく同室になった水島の事を話す。
その流れで秋には1人部屋になる事を聞いた郁は、夫婦喧嘩の家出で先が確保できたと喜ぶ。

それにツッコミつつも、行き先が分かっている家出なら安心だと堂上は柴崎に郁の事を頼むのだった。

堂上家を出るとき、見送ってくれる2人を見て柴崎は思う。

・・・ああ
もうすっかり夫婦だ

こういう関係に行き着けるのなら

ちょっといいなって思っちゃうわね
恋愛ってのも

寮に戻った柴崎はロビーに手塚と水島の姿を見つけ、見つからないようにこっそりと部屋に戻ろうとする。
けれど手塚に声をかけられた。

そのまま堂上の作るお好み焼きがすごい話をしようとするが、それは慌ててよってきた水島によっと遮られてしまう。

名前で呼んで欲しいと言っていたのに「三正」呼び。敬語に卑屈な態度。
一瞬の間の後、柴崎さんって呼んで欲しいと再度水島に伝えると、水島はそのまま謝って去って行ってしまう。

それを見送った手塚は今のは誰だと尋ねた。
事の次第を聞き、やってみせると意気込む柴崎に「お前らしいよ頑張れ」と言う手塚。
その表情を見た柴崎は思う

──何よ

その「分かってます」って顔
面白くない

前に
手塚の前で不覚にも泣いた事がある

不器用なその手は
・・・すごく優しかった

こんなこと
思い出したいわけじゃないのに

笠原の結婚は
誰よりも祝福している

でも正直言って
あの頃が懐かしい

一人になるのは寂しかった

あたしは
こんな風に思う人間じゃなかったはずなのに

あの頃は部屋に帰るのが楽しかった

・・・なんて誰にも言わない

そして、一人になった時に私生活で手間を取られている場合じゃないだけどなとため息をつくのだった。

今、柴崎は業務で問題を抱えていた。
その原因は奥村玲司という一人の利用者。

その奥村から柴崎は二カ月に渡ってストーカーをされていた。

その対策に頭を悩ませている中、寮では水島が業務部で三正になる秘訣を聞いてきた。

きっと水島にとっては切り出すのに勇気がいったはず。
うじうじしていて依存心が強くて性格は合わないが、部屋の中で息を潜めて過ごされるよりも楽だと思う柴崎。
これならあと三か月ちょっとの同室生活もなんとかなると思い始めるのだった。

そんな矢先、館内を歩いている時に奥村に腕を引っ張られた柴崎。
通路の端で壁を背に両腕で囲まれ身動きが取れなくなる。

食事に誘っても付き合ってくれないという奥村。
前は利用者と食事に行った事があるんでしょと、どこからか朝比奈との事を聞いた奥村はそれなら俺だってと言う。

どう切り抜けようかと柴崎が悩んでいる所、奥村の後ろから声がかかった。

おい
お前そこで何されてんだ
柴崎

通りすがりの手塚は奥村をどかせ、逃げる奥村に「個人的な話は業務時間外に館員としてではなく個人としてお声かけください」と伝えるのだった。

残された柴崎と手塚。
手塚は顔色の悪い柴崎に休むように伝え、ついでに事情を聞くと空き部屋に連れて行くのだった。

一連の話を聞いた手塚はなんでそれを自分たちに言わないのかと怒るが、柴崎は郁には内緒にして欲しいという。

郁は誰よりも真っ直ぐに柴崎のために怒るだろう
でもそれは事態をこじらせるかもしれないし、こんな事に郁を巻き込みたくなかった。
それに業務部では部内対応している段階で、自分のコネで特殊部隊を出したくなかったという柴崎。

そんな彼女に、妙な遠慮する関係でもないだろと手塚は言うのだった。

柴崎の肩を抱いて閲覧室に戻る手塚。
その姿を見た奥村は表情を凍らせる。

業務部に戻った2人は、朝比奈の事を喋ってしまった同僚たちから謝罪を受ける。
そんな彼女たちに、これ以上情報を渡さないようにと柴崎の代わりに伝える手塚。
そして閉館の時に迎えに来るといって去っていくのだった。

「業務時間外に声をかけろ」
そう言われて閉館まで粘っていた奥村は、そのまま正面玄関前に張っていた。

奥村から苦手意識を持たれた手塚は、がっちりガードをする目的で外で食事をとる事を提案するのだった。

店をどうすると会話をしながら、2人は見られている事をアイコンタクトする。

分かる
見られてる
会話が聞こえる範囲で

存分に目と耳に焼き付けて
思い知れ

あたしは
お前が逆立ちしても敵わない男と
付き合っている

それから、手塚に迎えに来てもらって昼食や夕食を外で食べる日々が続いた。
公休でもわざと予定を入れずに付き合ってくれる手塚。
一体いつまでこんな事を続ければいいのか。

ある日、珍しく夕食を終えて店から出てきてもまだ奥村が居た。

その時ふと柴崎は思った。

例えばここで

キスのひとつでも見せつけてやれば
諦めるだろうか

そう思って手塚に手を伸ばした柴崎だったが、途中で思いを変えて髪にホコリが付いていると誤魔化した。

見せつけるため、とか
そういうのを
あんたとするのは
・・・違う──

そうしてから間もなく、奥村はやり口を変えた。

柴崎が最後にレファレンスした本を返さない奥村。
返却催促の電話をすれば、足を怪我して自宅から出れない。柴崎にレファレンスの続きをして欲しい。柴崎が1人で来たら返す。としか言わない。
郵送での返却願いも却下で、男性館員が家まで言っても門前払い。

法的措置を取ろうかという案も出たが、図書を返却するとは言っている利用者に法的手段をとる事例を作るべきではない。
そう考えた柴崎は自分で取りに行くと言い出した。

親と同居する自宅まで手塚と来るまで移動し、手塚は近場で待機。
柴崎は無線通報装置を持って単身乗り込む形となった。

親が気を利かせて家を空けている可能性も考えて居たが、柴崎を迎え入れたのは奥村の母だった。
通されたリビングには父親もおり、レファレンスは両親が頼みたいという。

読めない企みに首を傾げながらもレファレンスをする柴崎。
それも終わり席を立とうとした所、父親から耳を疑う言葉が飛び出した。

会社経営をするというその父親は、息子にいずれ跡を継がせること。そして、柴崎を右腕として妻に迎えたいという。

それを聞いて思わず吹き出す柴崎。
その勢いで今までの奥村の所業を責め「本を返してもらえなくてもいいのか」と言う、脅迫と取れる言質を取った。
そして図書の返却を促す柴崎に、父親はこんな女を嫁なんぞとんでもないと怒り早く返す事を促す。

無事に図書を返してもらった柴崎が家を出る時、母親は何の感情も乗らない平淡な声で「ご足労さまでした」と頭を下げた。

歪んだ家に背筋が凍るのを感じながら、柴崎のストーカー事件は無事に幕が下りたのだった。

「空気を読む」とは
その場の状況から
自分のすべきことと
すべきでないことを
判断することである

終業後の約束をする柴崎と手塚を見かけた堂上。
見られている事に気付いて慌てる手塚は、堂上に柴崎の護衛をしている事を告げる。

郁には言わないで欲しいと言われた堂上はデリケートな案件と悟り、郁の空気の読めなさも大概だからなと了承するのだった。

けれど居心地のよすぎる郁との生活に、ふと堂上は思った。

空気が読めない人間というのは、一緒にいるともっと疲れるものじゃないのか。
本当に行くは空気が読めないのか、と。

夏休みに入り、忙しくなる館内。

ある日、小さな女の子が堂上にレファレンスをお願いした。

親戚の家に泊まりに来ているのか、いつも夏休みと冬休みだけ来るお姫様のような女の子。
いつも自分に声をかけていたのに今年は堂上に取られたと郁は残念がるのだった。

忙しい日々の中、隊長にぶち込まれた飲み会の翌朝。

眠気に耐えながらの朝食で、ふと郁の食べている一昨日の肉の残りに気付く。
自分に出されたのは目玉焼きなど軽めの朝食。

昨日は結構飲んだので軽めのメニューがありがたい堂上に、自分はお酒を飲んでいないから余裕だと郁は笑う。

その姿に「空気をよめない」と最初に行ったのは誰だったかと思う堂上。

先日、レファレンスを依頼してきた少女が「おじさん」と声をかけてきた。
この間の本を読み終わってママに褒めらたというその少女は、もう少し難しい本が読みたいという。
そして、読めたらご褒美に堂上がつけている指輪が欲しいと。

突然の事に驚きながらも、結婚指輪は堂上にとって大切なもの。

それは出来ないとやんわり断るが、少女はむりやり引っ張って取ろうとする。
その拍子に転んだ少女が頭を打たないよう右手を出して堂上を庇うが、驚いた少女は泣きだしてしまうのだった。

親がやってきてあやしている間、堂上の右手を心配する郁。

少女がキラキラしたものが好きで指輪を欲しがっていたと思っていた堂上に郁は訂正する。

違うよ
篤さん

あの子多分
結婚指輪の意味
分かってる

だから外してほしかったんだよ

篤さんのこと好きなんだよ

その言葉に「おじさん」呼ばわりされたばかりでそれは無いと堂上は言うが、こういう事は女の方が気づくもんだと郁は言い切る。
そして泣き止んだ少女の前に堂上を押し出してしまう。

素直に謝る少女に、自分もきちんとした対応をと思った堂上は「すまんが俺は・・・」と言いかけるがそれよりも前に

かさはら王子さまを
幸せにしてあげてねっ

と言われてしまう。

何でも毎年通ううちに、郁の事を理想の王子様と憧れていたらしい。
そして結婚した事を、結婚指輪が夫婦の証だと知った少女はそれがあれば自分も郁と・・・と思ったと言うのだった。

夜、何が「こういうことは女の方が気が付くもんなんです」だと怒る堂上。
小牧にも散々笑われたし、郁も謝りながら噴出してしまう。
その事に怒って堂上はクッションを投げつける。

ああもう
馬鹿馬鹿しい

空気が読めるとか
読めないとか

どうでもいいことだ

そうして郁を捕まえた堂上はソファに押し付けるが、「どんな技でも返してやるぞという強い瞳」で至近距離から見返され、こういう時は空気読んで欲しいと脱力するのだった。

感想

このペースだとコミック版はあと2冊なんだろうか・・・?
マンガオリジナルの話とかいろいろ入れてもっと続いて欲しいなーと思います。

今回は完全に柴崎&手塚祭り!
何でコレで付き合っていないんだ!!って言いたくて仕方がなくなる一冊!

お好み焼きを焼く堂上教官が何だか可愛かった。
そして奥村家はかなりやばい・・・。

「そんな関係じゃない」「どんな関係よ」「・・・・」「・・・・」の2人がちょっとかわいかった。
ホントここでもう付き合っちゃえばいいのにね。

マンガオリジナルの話もほのぼのとして好きだなー。

それにしても毬江ちゃん。
デート中に思い出し笑いで突然吹き出す彼氏でいいの?
そんな姿を見て幸せそうにしてるけど、冷静に考えたら結構危ない人に見えるよ??

指輪の話に関しては郁が好きなんだろうなーとは思った。
「おじさん」呼ばわりされて固まる堂上教官ww
でも小さい子からみたらおじさんでももう仕方がない年齢だと思われます。。
指輪強奪(未遂)まで行くとは思わなかったけれども、最後の教官の顔がヤバイ。
って思ってたら、手塚なりの彼氏ヅラ・ドヤ顔・威嚇もヤバかった。
・・・・さすが師弟?

そして、次回予告を見る限り本当に原作通りいくみたいでびっくり!
今回のストーカーも大概うわぁ・・・ってなるのに、更にアレな内容で楽しみなようなコワイ様な。。

なんかほのぼのとした描き下ろしとかいっぱい入れてほしいなーって思ってしまう。。

猫成分

☆☆☆☆☆

(´・ω・`)


次巻はこちら

→ ……coming soon……

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