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爆弾騒ぎの部下君は今何をしているのだろうか?『図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編6巻』ネタバレと感想

図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編6巻

図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編6巻の表紙は昔の堂上と小牧。そして、昔の2人に想いを馳せる郁。

原作の別冊図書館戦争Ⅱの「昔の話を聞かせて」の内容がまるまる収録された6巻。
堂上教官と小牧教官の入隊当初の話がメインです。

また、原作ではなかった郁が教官をしている際の話や、堂上の昔話の対になるような郁の話もあります。

シリーズ全体のあらすじはこちら→ 『図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編』のあらすじ紹介

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

入隊7年目にして新入隊員の教育に携わった郁。教官としての立場になって初めて入隊当時の自分のクソ生意気バカっぷりに気が付いた。また、うっかりと郁を傷つけてしまった堂上は郁に乞われるまま昔話をするのだった

新たな登場人物

吉田 達也(よしだ たつや)

  • 新隊員
  • 訓練は郁の班
  • 一士(防衛部)
  • 郁が心配するほどのバカ

安達 萌絵(あだち もえ)

  • 新隊員
  • 訓練は手塚の班
  • 一士(防衛部)
  • 郁に憧れて入隊した

詳細あらすじ

入隊7年目の春、郁と手塚は新隊員の訓練指導を命じられた。
「教官」デビューをする事になった郁は、プレッシャーを感じると共に違和感を覚える。

「堂上教官」

あたしにとって
特別な響き

呼ばれるからには
それに恥じない
存在でいたい

・・・単純なことだ

目指すべき背中は
決まっている───

手塚と共に新隊員を厳しく指導する郁。
指導を張り切りながらも郁は家で休むことなく堂上をもてなしていた。

郁は思考をこじらせる天才だからと心配する堂上。
一方の郁は、新隊員に怖がれながらも「ケガの確率1%でも引き下げてやる」と新人たちを強くしようとしごいていた。

頑張る原動力は
恐怖でも
怒りでも
少しでも
強く慣れ

そして

いつでも
かかってこい!

そんな思いで新人教育をしていた郁は、訓練最終日にありがとうございましたと皆から頭を下げられて困惑する。

その晩もいつもどおり堂上に至れり尽くせりにしようとするが、今日からは俺の番だと止められてしまう。
マッサージを受けながら、偉かったなと褒められて否定した郁。

教官役が大変で、新人時代の自分だどれだけクソ生意気バカだったかそして気づいたと言う。

今更?とあきれ顔の堂上になおも郁は言い募る。

この三か月で
あの頃のあたしみたいな
猛反発して
ドロップキック
かましてくるような新人が
絶対出てくると思ってたのに・・・

なんと!
いなかったんですよ一人も・・・!

お礼参り的なものを
覚悟してた最終日までっ

陰で文句言う奴や
心配になるほどのバカはいても
あの日のあたしはいない事実に
篤さんに申し訳なさすぎて
日に日に罪悪感が募って
もぉ~~~~~~・・・!

最近の至れり尽くせりに至った理由を知り噴出した堂上は郁を抱きしめて言う。

お前みたいな新人
そうそういてたまるか
・・・よかったんだよお前はアレで

後日、訓練を担当した吉田に呼び出された郁。
ついにお礼参り的なのが来たかと、吉田の根性を内心誉めながら通いていく。

けれど連れていかれた先にいたのは、一人の女性隊員だった。
吉田と同期の安達萌絵一士。
郁に憧れて入隊した安達は、大ファンだと公言して去っていく。

それを聞いた郁は、さらに当時の夫の気持ちを知る事になるのだった。

ある日、堂上班+柴崎のメンバーで昼食を食べている所に安達と吉田がやってくる。
郁に憧れる安達は、図書特殊部隊に入れなかったのがショックだと落ち込む。

それに対して小牧が普通は防衛部で何年か経験を積んでからで、新隊員で図書特殊部隊入りは異例だと言う。
狭き門だが諦めなくてもいいと伝えられ喜ぶ安達。
そして、新隊員でいきなり特殊部隊入りした郁達は凄いとはしゃぐのだった。

そんな安達に行くは告げる。

まずは防衛部で与えられた職務を
しっかり遂行して

それが評されることを目指しなさい

防衛部の協力なくして
特殊部隊の活動は
あり得ないのよ

その言葉に敬礼で返す安達と吉田だった。

その晩、堂上から投げっぱなしジャーマンをくらった郁。
いきなり抱き上げられ、軽いなと言われる。

ウェイトないのがお前の弱点だなー
だからグラウンド弱いんだぞ

返り血事件のときだって
マウント取ったのに結局
打撃で決着つけることになったろ

あれだけキレイにマウント取れたら
普通 相手は身動き取れないもんだ

押さえきれないから
打撃や投げに頼る事になる

いきなりの堂上の批評に、その弱点で足を引っ張ってますかと郁は泣きだしてしまう。
体質と性別でウェイトのなさはどうしょうもない。
けれど、その分、瞬発力、持続力、身軽さゆえのバネを巧く使えていると思っている。

そんな郁の姿に焦った堂上は謝りながらフォローをいれる。

そして

ごめん

・・・かわいかったから調子に乗った
何でも一つ言う事を聞く

完全に自分の非を認めた時の決まり文句を口にする堂上。

それに対していくは「堂上教官」が新米だった頃の話を聞きたいと言うのだった。

図書大学校の最後の年の入学者だった堂上と小牧。
それを小牧が首席、堂上が次席で卒業したが互いに名前しか知らない存在だったという。

昔は郁みたいだったために隙だらけだった為に次席だったという堂上。
「隙」の話を聞きたがる郁に、入隊一年目の茨城の本屋で良化隊の検閲にぶつかった話を始める。

万引きの汚名を着てまで
本を守ろうとした
それはそれは健気で
凛とした女子高生に出会ってだな──

あまりにもいじらしくて
居ても立ってもいられずに

無断で見計らい権限を
行使して助けた

後で厳しい責めを負うことは分かっていた
・・・でも
”このたった一人の
勇気ある女子高生を
助けられないなら
俺は何のために
この場にいるんだ”

───そう思ったもんだ

そしてその出来事が、小牧と知り合うきっかけになったという。
査問を受けている途中に突如、「頑張るね堂上三正」と話しかけてきた小牧。

厭味ではなく激励だという小牧に堂上は「軽率だった。後悔はしてないが同じ轍は踏まん」と返す。
それに対して小牧はそこで「後悔してないと」ってくるとこ好きだなと言った。

そして、自分は他人のためには動かないけれど、ずっと面倒を見てきた小さな女の子が同じ目にあったらきっと同じ事をすると言うのだった。

この日からよく話すようになった堂上と小牧。
図書大学校の最後の卒業生で主席と次席。
驕りがなかったと言えばうそになる。

入隊十か月目に、2人で行うことになった検閲対象の配送。
その途中、車とスクーターの事故を目撃する。

人が倒れているから容体くらいは見るべきだという堂上と、通報だけで充分だという小牧。
結局、任務を優先させるべきだが10分待ってやると小牧がいい、堂上が事故現場に駆け付けた。

きっかり10分計ろうと時計を見つめる小牧と、怪我人が無いかを確認し通報を終えて戻ってきた堂上はの間には険悪な空気が流れていた。

そうして目的地に到着した2人は荷台に積んでいたコンテナが持ち去られている事に気付く。

目的の図書館に行く主要ルートに事故現場を演出して待たれ、そのうちの1つに引っかかってしまったのだった。

無視して迂回すべきだったと謝る堂上に、小牧は対応の仕方で意見が割れただけ。自身も適切なバックアップを怠ったから連帯責任だと告げる。
そしてもう二度とこの手は食わないと誓うのだった。

その話を聞いて、そんな息の合ってない時代があったんだと意外がる郁。
そして話を聞いていたらもっと聞きたくなったと他の話を強請るのだった。

自身にも小牧にもそれぞれ部下が付いた防衛部2年目。
堂上の部下が発端となり騒ぎが起きた。

館内に爆弾が仕掛けられていると報告にきた部下。
連れていかれた先の女子トイレにはうさぎのぬいぐるみが置かれており、内部からはタイマー音。

当時、とある百貨店で愉快犯による爆弾事件があった。
爆弾を仕込んだぬいぐるみを、ぬいぐるみ売り場に忍ばせて爆発。
犯人はまだ捕まっていない。

万が一を考慮して館内を無人にし、爆弾処理にあたったのは図書特殊部隊だった。

防護服を着て液体窒素でぬいぐるみを凍らせた玄田は素っ頓狂な声を上げる。

切り開いたぬいぐるみの中から出てきたのは、コードも機会もないただの時計だったのだ。

ただのウサギinウサギ。

迷惑をかけたことを謝る堂上に、時期が悪かったし疑わしい状況だったと大らかに玄田は応える。
そこに忘れ物をしたとやってきた親子連れの子供が、無残なウサギの姿を見て「あたしのウサちゃん」と泣き出してしまった。

目を背ける周りの面々。
玄田も切り開いたうさぎのリュックを堂上に押しつけ、後は任せたと去って行ってしまう。

親子に事情を説明して謝る堂上達。
必ずお詫びをすると伝え、お詫びの品の購入は皆で割り勘となったのだった。

その後、図書特殊部隊に配属された堂上と小牧。
奥多摩での集中訓練も厳しかったが、鍛錬を怠らなければついていけるレベルだった。
ここで十分やっていけると確信した手中訓練の最終段階。

寝てるところに、悪戯で投げ込まれた草束を「クマだっ」と殴り飛ばしてしまう堂上。
爆笑した隊長がハマリ恒例になった結果、数年後に郁が同じ事をするハメになるのだった。

「入隊初年で査問」という身の上のため、溶け込むのに苦労すると思っていた堂上だったが、実際は円満に図書特殊部隊に迎えられた。
エリート部隊だったが、問題児だらけで小牧のような経歴もクリアな人材の方が珍しかった。

その後まもなくして迎えた、大規模戦。

日本中の絵本が展示された「絵本展」を迎えた。
2週間の期間中、2週目に入っても襲撃はなかったが、張り詰めた空気のなか最終日三日前になって良化隊はやってきた。

初日、二日目をなんとか乗り切った三日目の最終日。
不審人物を発見した堂上は小牧と共にその後を追う。

展示図書に絶版本はないが、取られたコンテナの中には個人から借りた本が混ざっていた。

個人の思い出に代わりは効かないんだと突っ走った堂上は、バディを崩してしまいピンチに陥る。
けれど小牧から連絡を受けた進藤の助けもあり、無事に本を守り抜いたのだった。

その時の傷痕を見て郁は、色んなとこに傷跡残ってるから他にもいっぱい突っ走ってるでしょうと言う。

そして

でも
そうやって
色々
突っ走っちゃうところ

あたし
けっこう
好きですよ

そう笑う郁。
そんな郁に堂上も言う。

戦闘で
足引っ張ってるかどうかで
泣き出すようなところ

俺もけっこう好きだしな

ある公休日、地元の友人の出産祝いに実家の方へ行くと言う郁。
夕食は外で食べようと堂上と約束するのだった。

待ち合わせの場所と時間は堂上からメールで送られた。
けれど友人宅の帰り、電車で寝過ごしてしまった郁は堂上に連絡をしようとするが電池が切れているのに気づく。

焦って乗り換えるも間違え、一時間以上の遅刻が確定。
店の場所も分からず、基地に戻って柴崎経由で連絡を取り、基地近くでなんとか合流。

電話をかけた際に心底心配させてしまった事に気付き、謝るだけでは気が済まなくなった郁は何でも一つ言う事を聞くと堂上に泣きついた。

それなら、この前のように俺のしらないお前の昔話を聞きたいと堂上は言う。

高校の陸上地区大会当日、冷蔵庫の饅頭を食べたら賞味期限が一年切れてると知らされた話をする郁。
同じものを食べた父も真ん中の兄も下の兄も、みんなトイレと友達になってしまった。
自分のお腹はいつまでもつのかと怖がりながら出場した大会。

結果はなんと優勝。
けっきょく、お腹もまったく平気だった。
という怖かった話をした。

そして、昔を騙るならっやっぱり「王子様」との衝撃の出会いは外せないと言う。

篤さん
あの時
居ても立っても
いられずにあたしを助けたった
言ってくれたけど

あたしも同じ

居ても立ってもいられずに
追いかけた

追いかけない選択なんて
あり得なかったよ

そう笑う郁に、正直に言ってくれていい前置きした上でがっかりしただろ?と堂上は問う。
それに対して郁は、あたしの王子様になりたくないって事はあたしを嫌ってるって思って悲しかったと返した。

これでお終いと言いう郁に、堂上はもっと話を聞きたくなったと言うのだった。

感想

過去の自分の行動を思い出して、整体まで習おうとするとか。
そりゃまた面白い方向の拗らせ方だと思う。
そして、「待て待て落ち着けどんだけ俺を癒す気だ」がちょっとツボでした。
あと、クソ生意気バカだったか気づいたという告白に対しての堂上教官の顔wwww

もう、なんか、この夫婦見てるとホント和む。

もしかしたら、吉田と安達を足したら、ギリギリ昔の郁に近い存在になるかもしれない・・・?
でもまあ郁ちゃんみたいな新人が毎年いたら大変だと思う。

しっかし、お礼参り的なものを期待するっていうのもどうかと思うよ?
7年たって成長してると見せかけて、文句あるならかかってこい!ってスタンスはあまり変わってないのも笑える。

今回は、全体的になんか堂上教官が可愛すぎた。
ってか、昔の話してるから当たり前なんだけど堂上教官祭り!

そしてデフォルメされてる事が多いから余計になんか可愛い印象が多かったのかな?
昔の話してる時も、郁が全然覚えてなかったことに対して三角座りで話してるトコとか。
「悲しかった」って言われてショック受けてるトコとか結構ツボです。

あと、本州、ヒグマはいない、せいぜいツキノワ、マウントさえとらなければ・・・って考え方がwww
郁の場合は事前に情報をもらってるとしても、もっと反射的に、クマ!?倒せ!!ってなってる感じだったけど。
隊長とか爆笑してるけど、あなたも実際にクマに襲われそうになったら戦って勝ちに行こうとする人だと思うんですけどね!
でも、もし安達とかが図書特殊部隊に配属されたとしても、もうネタバレしてるから熊殺しの異名を取れる人はこの先いないんだろうなー。

ってかいくら憧れてるからってその異名欲しいかな・・・・?

まあ、とりあえず、別冊版は糖度高めで楽しいですね。
次巻予告にストーカーってあったから、ついに柴崎と手塚の話しなんだろうけど・・・。
少女漫画でどこまで原作通りにやるのか気になるところ。

猫成分

☆☆☆☆☆

(´・ω・`)


次巻はこちら

→ どんな時でも朝から肉食べてそうなイメージがあった『図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編7巻』ネタバレと感想

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