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白猫も竜王もほぼ不在『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる1巻』ネタバレと感想

復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる1巻

Flos Comic(KADOKAWA)にて連載中の『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる』。
漫画はあきさんで、原作・クレハさんと、キャラ原案・ヤミーゴさん。
「小説家になろう」に投稿され、アリアンローズ(フロンティアワークス)より刊行されたライトノベルのコミカライズ版。

ワガママな幼馴染に振り回され続けた挙句、一緒に異世界に召喚された瑠璃。
異世界でもワガママな幼馴染が原因で一人森に放り出されてしまうが、精霊と魔法の力に導かれていく王道ファンタジー。

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

厄介な幼馴染と共に異世界に召喚された瑠璃は幼馴染のせいで一人森に捨てられてしまう。そしてチェルシーという老婆に助けられた自身が精霊に愛される体質だという事を知り、復讐のためこの世界について学ぶのだった

主な登場人物

森川 瑠璃(もりかわ るり)

  • 大学生
  • 精霊に愛される体質
  • 魔力がとても強い

篠宮 あさひ(しのみや あさひ)

  • 瑠璃が大好き
  • 周囲の人に異常なくらい溺愛される
  • 瑠璃の真似をして髪を染めている

チェルシー

  • チェルシーを助けた老婆
  • 竜族
  • 顔は怖いが優しい

コタロウ

  • 瑠璃を気に入った怪物
  • 猪に似ている
  • 律儀

リディア

  • 時の精霊
  • 勝手に瑠璃と契約した
  • すぐに瑠璃の空間の荷物を増やす

詳細あらすじ

外国人モデルの母と外交官の父。
母ゆずりのプラチナブロンドの髪に、名前の由来になった瑠璃色の瞳。
容姿端麗で人生の勝ち組として生まれたかのような森川瑠璃。

けれど瑠璃は隣の家に住む同い年の幼馴染、篠宮あさひのせいで不幸だった。

確かにあさひも可愛い容姿をしているが、周囲の人々は異常な可愛がり方をする。

あさひの事に関しては、瑠璃が正しい主張をしてもそれは通らずに理不尽な事ばかり。
どうにかあさひとは距離を取りたい瑠璃だったが、あさひは瑠璃を好いていてどこまでも追いかけてくる。
果てはあさひが瑠璃にべったり懐いているため、あさひの取り巻きからにらまれる始末。

そんな生活に嫌気がさしていたある日、瑠璃はあさひ達と共に謎の光に包まれた。

そして、気づけばそこは異世界だった。

巫女姫さまがおいでくださったと歓喜に沸く異世界の住民たちは、あさひを拝む。
そして、まんざらでもなさそうなあさひの姿を見た瑠璃は、このまま置いて帰れば自由になれると考えるのだった。

けれど帰る方法はないと、瑠璃の願いは儚く散ってしまう。

何とかこの世界の事を学ぼうと勉強する瑠璃と、相変わらず瑠璃にべったりなあさひ。

あさひを気に入った王子はその事が気に入らず、瑠璃は無実の罪をでっち上げられて森の中に捨てられてしまう。

森の中で、異世界に召喚される直前に聞いたのと同じ鈴の音を聞いた瑠璃。

鈴の鳴る方に進むと、不思議と水や食料が上手い事手に入った。
森に入って5日ほどたった頃、化け物と遭遇して必死に逃げた瑠璃は森の中の一件の家にたどり着く。

そこにはチェルシーという老婆が住んでいた。

見た目は怖いけれど、いたって普通の優しいおばあちゃんなチェルシーは、瑠璃を助けて世界の事を教えてくれる。

魔法の使い方を覚えた瑠璃は、自分の周りに沢山の精霊たちが付いており森でも色々と助けてもらったことを知る。
瑠璃の持つ魔力の波長はとても心地よく、それは精霊たちやあさひにとっても瑠璃の側は居心地がいい。
そして、あさひに対する周りの反応は「魅了」の魔法に近い事をチェルシーから聞かされた瑠璃。

魔法は自分よりも魔力が多い者には効かないため、魔力が相当強いために瑠璃には魅了が効いていなかったのだ。

その話を聞いた瑠璃は、あさひは故意に使っているとは思えないと言うのだった。

瑠璃からこれまでの経緯を聞いたチェルシーは、瑠璃を召喚した人間の国・ナダーシャの事について調べる様に孫へ手紙を出した。

チェルシーの孫が仕えるのは竜王国という大国で、治めているのは竜族。
竜族は人間と竜の二種類の姿を持つ種族。
この世界には、竜族の他にも人と獣の間のような姿をした「獣人」と呼ばれる種族がおり、それらはまとめて「亜人」と呼ばれる。
人間の中には「亜人」に差別意識を持つ者が多く、人間しかいないナダーシャは特にそうだった。

竜王ならば元の世界に帰る方法を知っているんじゃないかと望みを持つ瑠璃。

けれどチェルシーもそんな方法は無いと言う。

落ちるのは簡単だが

登るためにはその姿を捨てなければならない

こちらの世界で死なない限り、あちらの世界へ戻る事は出来ないというのだ。

戻れないのならばこれからの生活をどうしようかと悩む瑠璃。
それを考えるうち、あさひやナダーシャの王や神官達への怒りを覚える。

このまま泣き寝入りしてなるものかと考えた瑠璃は、しばらくここに置いて欲しいとチェルシーに申し出た。

それに対してチェルシーは即決で許可をする。

大きい家に私一人だったからね
賑やかになって良いじゃないか

それにこれだけ精霊に好かれてる
あんたを追い出したら
精霊の加護が逃げちまう

そうしてチェルシーの元で生活を始めた瑠璃は、生活のため(復讐のためにも)魔法を使いこなせるように練習を始める。

けれどそれは

頭に「したいこと」を思い浮かべて
それを精霊に頼む

という簡単なものだった。

思い浮かべたものが実際にその通りに発動するかは魔力の波長や量により、魔力量が少なくても、精霊と波長が合えば補える。
要は精霊に好かれる波長ならそれでいいという。

そして、いろいろな種類の沢山の精霊たちに好かれている瑠璃の魔法はやや暴走気味だった。

ある日、チェルシーは改まって瑠璃にナダーシャを恨んでいるかと尋ねる。
「復讐」とはどうしたいのか、と。
その言葉に力いっぱい返事をする瑠璃。

まず泣かせたいです!!

それから土下座させて・・・

あさひとか王とか神官とか・・・
王子と同級生と・・・
あと私に蹴り入れた兵士も!!

全員一列に並べてグーパンチ入れたいです!!

その言葉に瑠璃が無害だと分かり、脱力するチェルシー。

実は、瑠璃が森に捨てられた時期からナダーシャでは魔法が使えなくなったという。
精霊に呼びかけても全く応じなくなった。

それは、瑠璃のせいで精霊たちがボイコットをしているという事だった。

この世界では魔法が使えないのは死活問題となる。
ナダーシャは神官のような一部の者しかまともな魔法は使えないが、それでも精霊が力を貸さなくなった事で大混乱になっている。
瑠璃の復讐がナダーシャを滅ぼすほどでないなら、精霊を止めて欲しいと言われた瑠璃は精霊たちを説得する。

なかなか納得しない精霊たちだったが、

私の問題だから
私の力でぎゃふんと言わせたいわけで・・・

みんなには手を出さないでほしいっていうか・・・

いざとなったら皆にも協力してもらうから・・・

・・・と思うから・・・!!

今はまだ何もしないで ね?

その言葉でよくやく聞き入れてくれた。

そんな瑠璃の姿を見て、チェルシーは忠告をする。

今回のことでわかったように

あんたに何かあれば精霊たちは簡単に動く

今後・・・

あんたの力を利用しようとする者も現れるだろう

私は
私の知り得る限りの知識をあんたに伝えてあげるよ

だから

誰にも利用されないように
何が正しくて何が悪いか
自分で判断するんだ

そうして、チェルシーにいろいろと教わりながら生活を始めた瑠璃。

生活の中で、森で瑠璃を追いかけた怪物は襲おうとしようとしたのではなく、波長が心地よくてずっと後をつけつつ危険を守ってくれていた事を知る。
そしてある日ガマンが出来ずに姿を見せてしまったらしい。
我に返って怖がらせてしまった事を反省したその獣は、瑠璃が落としたカツラを拾って謝りに来た。
そんな獣にコタロウと名付け、チェルシーの元で一緒に暮らすことになる。

チェルシーが市場に売りに行く果物や薬草を取りに行った瑠璃達。
精霊たちが瑠璃の為にと張り切った為、希少なものが大量に手に入ってしまう。

早く瑠璃に物の価値を教えないと大変な事になるとぼやいたチェルシーは市場に出すのは半分だけにすると決める。
そして、空中に謎の切れ目を出してその中に残ったものを放りこんでいく。

驚く瑠璃に、空間を開いたと何事も無いように言うチェルシー。

魔力があれば子供でも作れる簡単な魔法だという「空間」。

時の精霊に働きかけて別の世界と繋いでもらう為、この空間に入れたものは次巻が止まったままになる。
そのため、薬草や果物も傷まず保存できるという。

それを聞いて試しに空間を作ってみた瑠璃。
中身が気になって頭を突っ込んでみたところ、チェルシーに叱られてしまう。

けれど、精霊たちが「大丈夫だよ」「入っておいでって言っている」と言う為、チェルシーと共に瑠璃は「空間」の中に入ってみた。

壁も天井もまっしろな何もない場所。

そこに、一人の女性がいた。

いつも瑠璃の周りにいるような下位の小さな精霊ではなく、普通の女性の見た目をした精霊。

彼女は時の精霊だという。

存在さえ伝説と言われる、決して人前に姿を見せない精霊の姿に驚くチェルシー。

大きな魔力を持つ瑠璃の事を、外の精霊たちがおしゃべりしていたのを聞いて気になっていたという。

生きた人間が長くいると正気を失ったり悪影響を及ぼすと聞き、チェルシーと瑠璃は慌てて出ようとする。

ずっとこの空間の中から出れないという時の精霊。
空間の中で一人ぼっちの時の精霊が気になった瑠璃は、悪影響が出る時間を気にする。

魔力も強い瑠璃は他の人より影響を受けにくいと聞き、これから時々遊びにくるねと時の精霊と約束するのだった。

精霊を沢山連れている瑠璃は、市場で沢山の人達からいろいろなものを渡される。
タダで受け取る事に抵抗を覚える瑠璃にチェルシーは言う。

精霊が集まる土地は実りが増える
土地が安定して自然災害も減る

この土地にまたルリが来れば
精霊もついて来て土地が豊かになるんだよ

その言葉に瑠璃が連想したのは、元の世界での神様や仏様。

もしそれが実際に目に見える存在だったら、もしかしてとてつもなく大変なものに懐かれているのではないかと考えるのだった。

市場に行った後、時の精霊にお土産を渡そうと「空間」に入った瑠璃は、空っぽだったそこに物が溢れている事に驚いた。

他の人の「空間」にも自由に出入りできる彼女は、もう死んでしまって持ち主のいない「空間」から物を持って来たという。
持ち主が居なくなってしまった「空間」は中身と一緒に消してしまうため、瑠璃が使った方がいいと思って、という時の精霊。
彼女は事も無げに、瑠璃が気に入ったから契約をした。前の契約者の意向通り、前の契約者の者も移しておくと告げるのだった。

こうして時の精霊───リディアと契約した瑠璃だった。

瑠璃のように、特別精霊に好かれている者の事を「愛し子」という。

「愛し子」を怒らせると精霊が黙っておらず、過去には怒って国を滅ぼした者もいるという愛し子。
普通ならば国に保護されるほど大切な存在だった。

けれど瑠璃はこの世界の人間ではない。
そのため、この世界や精霊の事をよく理解するまでは混乱したりしないようにその事実を伏せていたチェルシー。
彼女の一存で、国にも瑠璃の事を報告をしていなかったという。

チェルシーは瑠璃の心が決まるまで待つと言ったが、瑠璃は迷っていた。

悩みながら寝てしまった瑠璃が次に目を覚ました時、その姿は猫に変わっていた。

慌てる瑠璃の元にチェルシーが訪れるが、白猫の正体が瑠璃だとは気づかない。
困り果てる瑠璃に、周りの精霊たちが腕輪のせいだと教えてくれる。

「空間」にあったリディアが前の契約者の空間から持って来たであろう腕輪。
うっかりとそれを持ってきてしまい、寝る前にはめてしまったのだ。

白猫の腕にある腕輪をチェルシーが外すと、その姿は本来の姿に戻った。

戻れないと思ったーと大騒ぎする瑠璃にチェルシーは言う。

まったく・・・

空間に入ったり
時の精霊と契約したり

さらに今度は猫になっちまうとは
ルリといると毎日飽きないねぇ

ねぇルリ
この間の話なんだがね
こういうのはどうだろう?

ちょっと王都までね
おつかいに行ってきてほしいんだ

ちょうど息子から薬草を送ってくれと頼まれていてね
それを持って行っておくれ

そのついでにしばらく王都を見て
色々体験して来るといい

その上でどうしたいか
ルリ自身が決めたらいいさ

王都にお使いにいって、王都をしばらく見て、それでも森の生活がよければ帰ってきてもいい。
その言葉に後押しされ、とりあえず王都に行く事を決めた瑠璃。

チェルシーの息子は、竜王の側近をしているという。
けれど、王都に着いた瑠璃は、まず武器屋に寄った。

いくらその人のところにお世話になるにしても、お金は必要だと考えた瑠璃。
「空間」にあるもので売ってもいいものをリディアに聞き、槍を売る事にした。

けれど高価過ぎてここでは買い取るだけの金が無いという店主は、街で一番の商店へ向かい数年は豪遊できるほどの金額で売ってしまった。

手数料もなにも受け取らずに去っていく店主。
代わりに瑠璃は、大金を狙ったゴロツキに追われてしまう。

なるべく姿を隠させている精霊たちがヤル気満々なのを何とか静めながら瑠璃は逃げる。
そこで、リディアがピンチな時に使えばいいとくれた物を相手に投げてみた。

突如爆発して、強烈な臭いを発したそれはゴロツキ達を倒してしまう。

殺してないかと確認する瑠璃の背後で、押し殺した笑い声がする。

そこに居たのは、目以外を隠したその青年。
彼はゴロツキに追われている人物が居る事を知り助けに来たらしい。

見事なものだと瑠璃のプラチナブロンドの髪に触れる青年。

地毛を見られた事に動揺した瑠璃は男の姿の怪しさに気付き、名を聞かれたのも無視して逃げ去ってしまう。

そして、チェルシーの息子の所に行くまでは目立たないようにと腕輪をして猫の姿になるのだった。

街中で瑠璃と出会った怪しい青年は、周りから「陛下」と呼ばれる。

城に戻った彼に、下町散策に行くならついでに女性のひとりやふたり・・・と話す側近たち。
その言葉に青年が頬を染めた為に周りは色めき立つ。

一体どこの誰ですかと問いただされ、「知らん」と返す青年。

ゴロツキに追われていたところを助けようとしただけだ
名を聞いたら逃げられたから名も知らない

ただ・・・

白金色の髪が・・・
美しいと・・・

その言葉に兵を総動員して陛下の嫁(仮)を探すと側近達は大騒ぎするのだった。

感想

もっと猫がメインの話だと思ったら違った。
リアルな猫でもなかった。
・・・まあ、リアルにゃんこが復讐を誓ってもちょっとホラーになりそうで嫌なんですが。。
でも瑠璃の白猫バージョンはカワイイからもっと出てきてほしい所。

タイトルの竜王は怪しいカッコしていた「陛下」って事でいいんですよね。
これで彼が竜王じゃなかったら笑う。

そしてチェルシーさんがすっごくいい人!!!

異世界召喚ものによくある主人公チート設定だけど、どうも平和主義というか。
精霊たちも可愛すぎてチート感があるような無いような・・・。
精霊に好かれ過ぎて逆に力の制御ができてないとかどうなんだろうか・・・。
丁度いい具合で止めてあげてください。

そして、コタロウが微妙に可愛かった。
犬に付けるみたいな感じの名づけだけど、あれはイノシシ的なものでいいんだろうか???

国に保護とかの話になってきたけど、あさひの存在とか完全に忘れてない???
復讐とかはもうどうでもいいのかな?

「白猫」というのに惹かれて読み始めましたが、絵も可愛くてお話も結構さくっと読めて面白く結構好きなお話でした。
瑠璃の復讐はどうなっていくのか、兵士を総動員して探すべき相手は白猫に変わっちゃってるけどどうするのか。
先がいろいろと気になるところです。

猫成分

★☆☆☆☆

これから増えるかなー?増えてほしいなー

次巻はこちら

→ 竜王が猫好き過ぎる『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる2巻』ネタバレと感想

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