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竜王が猫好き過ぎる『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる2巻』ネタバレと感想

復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる2巻

復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる2巻 の表紙は手紙を書くルリと精霊たち。
人間だと言い出せずに猫の姿のまま竜王の城で暮らすようになったルリ。悩みながらも竜王の膝の上で自堕落な生活を送る。
タイトルに偽りなしな2巻。

前巻のお話はこちら → 『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる1巻』のネタバレと感想

以下ネタバレあり

簡単あらすじ

チェルシーの息子クラウスを訪ねたルリはそのまま城で生活する事になる。人間だと言い出せないまま竜王の膝で惰眠を貪る日々を過ごすルリ。ある日ナダーシャが戦争をしようとしてる事やその実情を知り悩むこととなる

新たな登場人物

ジェイド

  • 竜王
  • 小動物が好き
  • 異性に興味がない

クラウス

  • チェルシーの息子
  • 竜王の側近
  • 苦労性

ヨシュア

  • クラウスの息子
  • 諜報員
  • ルリが人間だと知る

詳細あらすじ

猫の姿のまま、チェルシーの息子・クラウスを訪ねたルリ。
チェルシーからの手紙を読んだクラウスは難しい顔をし、自分の屋敷ではルリの面倒は見れないという。

愛し子というのは、竜王国にとっても他国にとっても貴重な存在。
この屋敷では警備が手薄すぎると言うクラウスはルリを置いて、慌ただしく城へと行ってしまう。

実は人間である事を言いそびれたルリは、猫の姿のままクラウスの帰りを待つのだった。

一方のクラウスは城で愛し子が現れた事を報告した。
色めき立つ重鎮たちだったが、愛し子の種族が『ただの猫』だと知り困惑する。

チェルシーがこの世界の常識を教えて欲しいと伝えてきた事を報告するクラウス。
その言葉に常識を知らないのであれば都合のいいように御する事も出来ると考える者たちも出たが、そこに精霊たちが現れる。

のほほんとした外見をしながら精霊たちは警告をしに来たという。

ルリを傷つけるな
ルリの意思を無視するな
ルリを悲しませるな

それらを破ったら許さないという精霊たちはそのまま消えていってしまう。

残された竜王はクラウスに問う。
愛し子の猫は感情を制御できるのか、と。
それに対して、非常に落ち着いていて礼儀正しく精霊を諫める場面もあったと答えるクラウス。

精霊が直々に警告に来るほど精霊好みの魔力の持ち主である愛し子。
そんな愛し子が現れたのがナダーシャではなくて良かったと思う竜王だった。

屋敷に戻ったクラウスは城に来てほしいとルリにお願いをする。

役目もなく、ただ生活の場を城に移動して欲しいだけ。
行動を制限することは全くない。

それを聞いたルリは城に行く事を決めるのだった。

城へと向かう馬車の中、実は人間である事を伝えようとしたルリはクラウスのある言葉で固まってしまう。

それにしても

君が人間ではなくて
本当によかった

・・・人間というものは欲深い
次から次へと欲しがり
力づくで手に入れようとする

君ほどの力を持った愛し子が
人間だったらと思うと
本当に恐ろしいよ

その言葉を聞いたルリはもう少し猫の姿でいようと決めたのだった。

城で竜王と対面したルリは、王都に来た理由を問われる。

目的・・・ってほどのことではないんですけれど・・・
ただ私はこの世界のことを知らなくて・・・

王都を見て常識を学んで・・・
この国の人たちの暮らしも見て・・・

その上でこれから自分がどうやって生きていきたいのか
考えなさいってチェルシーさんが・・・

言葉を紡ぐルリの様子を見た竜王は、ルリが乗り気では無さそうだと指摘する。

それでも衣食住、常識を学ぶための教師の提供と城へ自由に出入りする権限を与えた。
至れり尽くせりな内容に困惑するルリに、代わりに頼みがあると竜王は言う。

万が一不快に思う事があれば、まずは自分に言って欲しい。
だから精霊が暴走しそうなら止めて欲しいと、と。

それを聞いたルリは、自分が攻撃されても相手を攻撃しないように精霊たちと約束するのだった。

そうして、竜王にも人間である事を言えないまま城での豪華な生活を送ることになったルリ。

夜、眠れずに散歩をしていると竜王と出くわす。
眠れないなら話でもしようと言う竜王。

人のよさが滲み出る竜王に、なんとかやっていけそうなかとルリは思った。

その時、ふと竜王が改まって頼み事があると言う。

やはり愛し子の重大任務があるのだろうかと身構えたルリ。
けれど、竜王の頼みは「頭を撫でてもいいか」というものだった。

今まで小動物を触った事がないという竜王。
竜族はとても強い種族のため、生存本能的に小動物たちにとって恐怖の対象となる。
そのため触ろうとすると半狂乱で逃げてしまうと言う。

それを聞いたルリはそんな事ならお安い御用だと竜王の申し出を受け入れる。

そっと腫れものを触るようにルリを撫でる竜王。
その表情はとても幸せそうだった。

そして竜王に撫でられたルリもとても気持ちがいいと感じるのだった。

その日から、日に何度もルリの元を訪れるようになった竜王。
竜王の側はルリにとってとても気持ちが良すぎた。

その事を疑問に思うルリに、精霊たちがルリと竜王の波長がぴったしだと教える。

波長が合えば幸せで離れると寂しいのだと。

それを聞いたルリはあさひの事を思い出す。

波長が合うから付きまとい続けられた過去。
あさひはよくても自分には迷惑だった。
それならば今の自分は竜王に迷惑をかけているのではないか、と。

そう思ったルリは竜王から距離をとるようになる。
それは何日も続き、明らかに仕事に手が付かなくなる竜王。

ある日、クラウスはルリを捕まえて竜王の前に連れて行く。

突然理由もなく避けられては悲しいだろうから、理由があれば説明上げて欲しい。

クラウスにそう言われたルリは、正直に自分の気持ちを話した。
そして、それを聞いた竜王は何も問題は無いという。

私も
ルリの側は居心地がいい

しかしあまり構い過ぎては嫌われると思い・・・
がまんしてできるだけ会うのを控えていたのだ

だが
ルリも同じように思っていたなら
我慢することなどなかったな

これからは迷惑などと考えず
好きなだけ会いに来るといい

その言葉を聞いたルリは安心した。

そして竜王は、他人行儀だからこれからは「ジェイド」と呼んで欲しいと言うのだった。

そしてルリは竜王──ジェイドの膝の上で惰眠を貪り、ジェイドの婚期は確実に遅れたと噂されるようになる。

相変わらず人間だと言い出せないルリは、突如すれ違った人物からなんで猫の姿なんだと問われて動揺した。

見覚えのない人物なのに、なぜ自分が人間だと知っているのか。
とっさに反応出来ずにいるルリの代わりに精霊たちが怒り出す。

けれど、その人物──ヨシュアの話を聞いてルリは納得するのだった。

ヨシュアは竜王国の諜報員でナダーシャに行っていた。
ルリが召喚された時から知っており、ルリが追放された際に自分が動けなかった為に精霊たちにチェルシーの所に連れて行ってくれるように頼んだという。

それを聞いたルリは思う。

こんな世界に連れてこられて

私はなんて不幸なんだと
思っていたけれど

気づいてなかっただけで
いろんな人の優しさに助けられていた・・・

私は・・・

本当はとても幸運だったんだ・・・

そしてルリが猫になっている理由を聞いたヨシュア。

父であるクラウスはそういう事をいう奴ではないと言いながらも、猫の方が都合がよさそうだと考える。
クラウスの言葉には余程の何かがあっただろうし、後から人間と聞いて怒る様な連中でもないため、ルリが話したい時に話せばいいというのだった。

それからも猫の姿のままジェイドの膝の上で惰眠を貪る生活に、夜も一緒に寝る事が増えたルリ。
こんな生活ダメ過ぎるから働きたいとヨシュアに申し出る。

そして渋るヨシュアをなんとか拝み倒して街の食堂で働くことになる。

そこで、ナダーシャが戦争の準備をしている事を聞いたルリ。

戦争という言葉に怯えるルリだったが、3日ももつか?と笑いながら話す客の言葉に困惑をする。

なんでも竜族と人族では力の差がありすぎて戦う前から結果が見えているという。
強い腕力と魔力、丈夫な体と回復力を持つ竜族に人の武器はほぼ通用しない。
そのため、毎度新兵器を開発して竜王国に何度か戦争を仕掛けてきたナダーシャ。

その事実に竜王国の人達は大丈夫かとルリは安心する。
けれどもあさひの事がひっかかっていた。

金輪際関りたくないし復讐したいと思っている相手。

でも、戦争で死ぬかもしれないのを無視するのは違うと感じるルリ。

しかも今回の戦争は巫女姫が旗頭になっていると聞くが、あさひが率先してそんな事するとは思えない。
きっと、姿を見えないルリを探しに行こうとしたあさひに「ルリは竜王国に連れ去られた」と嘘を教えられた事だって考えられる。

それならば自分のせいという事になるんじゃないかとルリは悩む。

戦争に絡んでジェイド達は忙しくなり、国境の砦にもナダーシャからの難民がすごいことになっている言う。

どうしても気になるルリはジェイドに置手紙をし、ナダーシャに向かう事にした。

森に捨てられた時は馬車に乗せられて景色どころではなかったからと、とりあえず他の街も見る事にしたルリ。
ナダーシャでは巫女姫の友達という事でいい暮らしをさせてもらっていたし、城からは立派な城下町が見えた。
だからルリは知らなかった。

ナダーシャの国がとても荒廃している事を。

呆然とするルリに1人の老婆が何か食べ物を持っていないかと声をかけた。
ルリが持っていたクッキーを渡すと、老婆はそれをお腹を空かせた子供たちに渡してしまう。

国の兵隊が男たちを皆連れてっちまってね・・・

働き手がいないのに税は重いままだ

作物を作っても片っ端から持って行っちまう
裕福なのは城の連中だけさ

酷い話だよ

この国は・・・
どうなっちまうのかねぇ

その話を聞いたルリは街の外れまで走っていく。
そして誰にも見られない場所で精霊たちに果物の木などを生やせるかとお願いする。

ルリの望みのまま生やされた、村人全員分くらいの果実を付けた木。

そんなルリに精霊たちは復讐をしたいんじゃないかと問う。

復讐はしたいよ

でもそれはこの人たちにじゃない

これを放っては行けないよ・・・

一方の竜王国では、ルリの置手紙を見たジェイドが乱心していた。

「家」「出る・・・」「チェルシー」「帰る」

それだけを記された手紙を見たジェイドはルリが家出してしまったとパニックになる。

城内のどこにもルリがいないと分かると、そのまま探しに出ていこうとするジェイドをクラウスはなんとか止める。
そして、もしかしたら里帰りをしただけかもしれないからとチェルシーに手紙を出す事を提案するのだった。

ナダーシャからチェルシーの元へ向かったルリ。

チェルシーからナダーシャが戦争をする理由を教えてもらう。

領土の拡大に神官に入る金が目的の戦争。
反対派もいたが、巫女姫の召喚によって変わってしまう。

ヨシュアの調べた結果、ナダーシャの予言書にあった巫女姫の容姿についての記述が書き加えられていた。
つまり「巫女姫」は誰でもよかった。
適当に召喚して見目のいい娘がいたからそれに決めただけ。
そして繁栄を与えると言われる巫女姫が戦争をすると言えば、世論はどうしても戦争賛成に傾いてしまう。

それを聞いたルリは、あさひの誤解を解けば戦争を回避できるかもと考えるがチェルシーはそれは無いと言う。

なんでも精霊のストライキで魔法が使えなくなったのは巫女姫を信じないせいだと言い、穏健派をすべて追放してしまったらしい。

それは自分のせいなんじゃと考えるルリだったが、追放された人達はみな竜王国が保護していると聞いてルリは安心した。

そんなルリにチェルシーは問う。

それより・・・

あさひを説得するって方法には
もう一つ問題があるよ

人づてで説得されても
信じないだろうからね

それはつまりあんたが直接城に行って
あさひと話さないといけないってことだ

どうするね?

感想

「私、普通の猫と違いますから」「確かに!!」が面白かった。
そして便利なフレーズとして活用されるとかww

そもそも喋る時点で普通の猫じゃないよねー

小動物を触りたいっていうジェイド様がすっごくカワイイ!!
初めて猫に触った時の表情とか・・・反則じゃないですかね?
そして猫じゃらしも作ってしまうとか何なんよ。

第一、猫にご執心で婚期がまた遠ざかったと心配される竜王ってなんなのwww

しっかし、今回は猫バージョンのルリが色んな表情尾してて本当に可愛かった!
ぽてんっとクラウスさんに座らされるのとかめっちゃ好き!
ルリには申し訳ないけれどもずっと猫でもいいくらいだわ。。

っていうか猫をあんな抱っこして寝れるとか真剣に羨ましい・・・
中身が人間だって分かってたらちょっと出来ないかもだけれども、あの腕輪いいな。。
もしくは喋って意思疎通できる猫とか最高すぎません?

そして後半はカッコいいジェイド様は完全にどっかに行ってしまわれた。
・・・いいや、カッコいいジェイド様は初めからどこにもいなかったかもしれない。

でも乱心しすぎて完全に美形が台無しwww

クラウスさんも大変だー。

冷静に「ルリのあの猫の手でよく字が・・・」っていうの好きだな。
よく気づかれましたね。
いや、あの手で書けるならそれはそれで可愛い絵面になって大変いいかもしれない。。

ホント白猫がかわいくて大満足な2巻でした!

猫成分

★★★★☆

ほぼずっと白猫姿で可愛かった!


次巻はこちら

→ ……coming soon……

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